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存在と時間 7 みんなのレビュー

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みんなの評価4.5

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紙の本

終盤

2021/09/13 23:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

小説でいうと伏線回収に入った状態。

いよいよタイトルにもある時間の考え方について。

個人的に最近、言語学の話などで
日本語に未来形はない、とか英語の未来形は後付け、とか
聞いたこともあって、
過去・現在・未来という一直線ではとらえられない気しかしていなかったので、
それが補強されるような読後感。

こうだ、と決めつけるのではなく
書きながらも悩んでいる感じが、
真摯な学者像のようでいい。

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紙の本

ハイデガーのいよいよ思想の核心に迫ります!

2020/05/10 10:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、ドイツの哲学者ハイデガーの代表作です。光文社古典新訳文庫では全7巻シリーズで刊行されており、同巻はその最終巻です。同書の中で、ハイデッガーは今までの分析の結果、現存在の存在は実存論的にも存在論的にも「関心」であることが明らかになったとしますが、それは未だ平均的日常性において分析したのに過ぎないという限定があることから、「根源性」の承認を得ていないと主張します。そこで、彼はこの根源的承認を得た全体としての現存在の分析に着手していきます。彼によれば、平均的日常性における現存在は、誕生から死に至るまでの時間の中で生きるという限定があり、したがって、全き現存在の存在構造を了解するためには、平均的日常性における現存在を先持として、死、歴史、時間との存在論的連関を解明しなければならないということです。いよいよハイデガーの思想の核心に迫っていきます!

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2020/08/14 15:43

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2023/10/28 22:44

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2024/02/24 08:16

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