電子書籍
美容整形
2022/12/18 19:34
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
美しくなるため、美容整形する人に反対はしないけど、このお話の痩せること、太ること、食べることには、全然共感できなかった。湊かなえさんのイヤミスの中でもこれは、登場人物の誰にも思い入れ出来ず、違和感だけが感想です。ドーナツねぇ。
紙の本
奥深いテーマ?
2022/01/30 15:08
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
美人美容外科医(皮膚科医と本人は自称)が、女子高校生の死の真相を探り当てていく話。医師が関係者の話を順番に聞いていくスタイルなので、テーマが中々見えて来ず、どういう小説なのかわからないまま読み進めました。美人と評価されるように整形することの是非も含め、自分の持っているピースが上手くはまらないという悩みへの問題提起がテーマなのかな?
紙の本
また読みたくなる
2021/11/06 08:02
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投稿者:かのま - この投稿者のレビュー一覧を見る
湊かなえさんの小説は、人間の暗い部分や嫌な部分をこれでもかと見せつけられてしまう気がして、読むとしばらくの期間、気持ちが落ち込んでしまいます。でも、どこから希望や将来への期待が含まれているのか、しばらくするとまた読みたくなるから不思議です。この本もそんな一冊です。
紙の本
無理でした・・・
2021/09/12 17:12
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投稿者:マツモトキヨシ - この投稿者のレビュー一覧を見る
湊さんお得意の「それぞれの視点」からの展開、なんですが
今作はどこまで読んでも???の繰り返しで
苦しいばかりでした。
どこかひとつでも読者の感情を乗っけられるキャラがいてくれたら
よかったのかなと思います。
紙の本
一体何故か?
2020/12/23 21:12
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投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
少女が死んだ。
その理由は何故か。
美容整形外科医が故郷の知り合いから聞いた話が元で関係者を訪ねていく。
それぞれの主観で語られていく。
紙の本
結局謎は読む人の判断にゆだねられている
2020/09/27 06:03
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投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る
大量のドーナッツに囲まれて自殺した少女
少女の自殺の原因を美人美容外科医が関係者に聞きこんでいく。
1章は関係者の一人語りで進められていく。
最初は物語の輪郭が見えず、とまどってしまった。
結局自殺の原因は読んだ人の判断にゆだねられている。
紙の本
引き込まれなかった
2020/06/10 06:55
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投稿者:レビューさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の若い頃とリンクしなかったせいなのか何なのか、今回は全く引き込まれず残念でした。
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ちょっとくどかったのかな。。やりすぎというか。たくさん出てくる語り手のクセの強い話し方もだし、登場人物が多くて混乱もするし、結局、え?ってなる感じで消化不良なところも。。有羽のいうママが死ぬ前に残した復讐ってなんだったの?そして最後のカウンセリングは本当にあそこで最後?意図的に切ったもの?うーん
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誰も救われないイヤミス。
肥満、整形、ダイエットと
盛り上がりはないが引き込まれた。
無性にドーナツ食べたくなる。
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登場人物が多く、人物相関図を書きながら読了。
ひとりの少女の自殺をめぐり、美容整形外科医の久乃が少女の関係者らから事情聴取していく独白形式の作品。
外見に纏わる様々なエピソードがでてくる中で外見への価値観の違いが事件を引き起こす契機となっていた。
美容整形がテーマの作品で、女性ならば特に興味深いのではないだろうか。
最後の最後で結末がひっくり返るのがさすが湊さんの作品。
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2022/05/09予約 35
国立図書館 リクエスト→引っ越しのため読めずに終わる
図書館で次にまわってくる、そのタイミングで現在のところに引越だったので、読みそびれていた。
インタビューされる人の語りで、話が進む。
湊かなえのよくあるパターンかもしれない。話が見えてくるまで、イライラしてくるようになった。
主人公の医師の橘久乃(途中でサノちゃんとかで登場)が小学校の同級生である横網八重子のうわさ話を聞く。
八重子の娘が、高校二年から学校に行かなくなり、ドーナツがばらまかれた部屋で亡くなっているのが見つかったという。八重子が揚げるドーナツが大好物で、それが激太りの原因?と言われている。
その自殺原因に納得いかないところ。
一番の悪者である八重子の娘の実父のエピソードがほぼないこと。
橘久乃がカンボジアでは感銘を受け医者になろうと決意したのに美容外科医になること。
なんか腑に落ちない。
そしてお話の当たり前だが、久乃はとても美人だということ。
多分内容を忘れてしまいそうな本。
インタビューに出てくる人が、個性的すぎる人ばかりで、しかもイヤな感じ。私には読後感のあまり良くない話で、でも好きな人には刺さる本でしょう…
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多方面から見る、個人の考え方や捉え方がとても生々しく、複雑な気持ちになりました。
湊かなえ先生特有の表現だったのではないでしょうか。
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星はなし。湊かなえの新境地なのか?
単なる筆休めか?読むに耐えられない。
非常に残念。
勿体無いから読了を心がけているが、斜め読み、そして、やめた。
余りにもつまらなく響かない。
最悪の作品、無残だ。❌
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まず、八重子と有羽の区別がつきにくい、ママとお母さんに混乱する、久乃の目的がイマイチなんなのかよくわからない。
イヤミスというより訳の分からないモヤモヤ感が残った。
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ある少女の自殺。その自殺の背景とは。彼女をとりまく人たちが、一人語りをすることで徐々に浮かび上がってくる、少女の像。最後に明かされるその真相があまりにも衝撃すぎて、眠れなくなった。やっと眠れたのは朝方。外はようよう白くなりゆく。
先日の王様のブランチで、ネタバレすれっすれで紹介されていた本作品。湊さんもリモートで出演されており、この作品についての想いを語っておられました。
本中に何度も出てくる、ドーナツ。それは、真ん中が空洞になっているという珍しい形状から、比喩にも使われることが多い。ドーナツ化現象、とかね。この作品においても、ドーナツは「甘くて美味しい」以外の意味合いを持つ。王様のブランチで湊さんは「人間が誰かを見る時、その誰かの表面しか見ていない。中心の部分を見ていない。ドーナツはその象徴である」と、そうおっしゃっていた。
「流浪の月」でもそうだったのだけれど、人は、一部の情報やその人の見た目から、勝手にイメージを切り貼りして、物事の、事件の全体像を作り上げてしまう。
今回、こんな出だしから始まる。
“田舎町に住む女の子が、大量のドーナツに囲まれて自殺したらしい。モデルみたいな美少女だとか。いや、わたしは学校一のデブだったと聞いたけど―”。
作品が美容整形をテーマとしていることは帯を見ればわかる。なので読者に、「ははーん、きっと体型にコンプレックスを持った女の子が美容整形を行ったものの、完成したその見た目に納得がいかず、さらには罪悪感まで芽生えてしまって自殺を図ったのでは」と、そんなイメージを与える。いや、あくまでわたしがこの作品を手に取った瞬間の、安直なイメージであることを認める。にしても安直すぎる。
そして本作品を読み終えたタイミングで、ビリー・アイリッシュの、ボディーシェイマー(わたしは初めて知った言葉でしたが、「他人の体を中傷する人」という意味だそうです)に対する「Not My Responsibility(私の責任ではない)」というメッセージ動画のことを知った。
(https://spur.hpplus.jp/culture/celebritynews/202005/28/EhUkhhA/)
こちらの記事には、動画だけでなく日本語訳もついているので、動画だけでなく歌詞の方も、是非見ていただきたい。
この曲やメッセージが、本作品とまるっきし重なったわけでは、もちろんない。
けれど、太っているというだけで「自分で自分のことを管理できない人」というレッテルを貼られ、なぜか見下されていい対象になることがある。それによって、太っている側は口を閉ざし、見下した側だけが饒舌になり、それは傍から見れば「太っている側が何も言えないのは見下した側の言っていることを否定しないからだ」ということになり、結局は見下した側の言っていることが事実となってしまう。
そんな構造に、この曲はもの申してくれていて、作中に出てくる人に聞かせてあげることができたらな、とそんな風に思ったわけで。
ただ、普段わたしたちが無意識にしている決めつけや視野狭窄を払拭してくれる、という点では「Not My Responsiblity」も「カケラ」もおんなじだ。
本を読んでいると時折、こうした奇妙な偶然があったりして、ものすっっっごく刺激を受��る。
そしてこんな風に、誰かに話したくなる。