「市場価値」を再度考える時に読む本
2020/09/13 22:57
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投稿者:わに♂ - この投稿者のレビュー一覧を見る
落合さんが私たち若い世代に語るように今の時代を教えてくれている。その中で落合さんなりにどう生きていくべきなのか、また、落合さんの考える「必要な力」について教えてくれている。
読んだ上で僕がまずやることは、「自分が解決したいと思う小さな問題を探す」こと。そして書かれてある「5つの問い」に答えて言語化すること。
それはSDGsのようにある社会問題からでもいい、どうせは「解決したい」という自身のモチベーションがあるから動くので、大事なのは文脈をつける(価値を言語化する)ことであり、ひいては内なるもの(モチベーション)でもあるから。
説得力のある時代の先読み
2021/12/31 11:05
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投稿者:*iroha* - この投稿者のレビュー一覧を見る
新型コロナで突如として時代の軸が大きく変わった。
今後価値観が激変してくと思われる中で、予測が示されており
どのように構えればいいのか、考え方や仕事などの行動についての道筋が立てやすくなるかもしれません。
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投稿者:いのぜい - この投稿者のレビュー一覧を見る
年齢に関係なく行動し、考え、進んでいく、これが出来れば、面白い。
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
新型コロナ終息後の働き方の変化について、わかりやすく解説されていてよかったです。どのような世界になるのか、楽しみです。
生き方というよりはビジネスマインドについて書かれた本です。
2022/02/01 20:38
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投稿者:akihiro - この投稿者のレビュー一覧を見る
内閣府が掲げる政策「Society 5.0」を意識した表題のようです。Society 5.0の方針を前提とした上で、これからの働き方について著者の意見を述べているように思います(Society 5.0自体の意義は論じていません)。
コンピュータやインターネットによって人間の生き方も変わらざるを得なくなったと述べていますが、変わらざるを得ないシステムを受け入れるのかどうかは民主的に選択する余地があるように思いました。おそらく本書では、すべての人についての生き方を示すのではなくて、ビジネスをしたいのであればどのように生きれば勝ち残れるのかについて意見を述べているのだと思います。
また、資本主義を「お金がお金を生むシステム」と金融寄りな表現をしたり、「知識資本主義」という造語を用いたりしており、言葉の定義に著者独自の解釈があるように感じられ、よくわからない箇所もありました。「消費」の定義も感覚的になされている気がしました。
結論としては、こうゆう生き方をしないと生き残れないよ、という論調に聞こえてしまい、やや疲れてしまいました(やる気がある人が読めば違う感想を持つと思います)。好きなこと、やりたいことを探すより、自分が解決したい課題を探した方が良いという意見には共感しました。ウナギトラベルの事例も面白いなと思いました。
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロナの前は、人と人が接触して経済を動かしていましたから……。この著者のかかれていることはもっともだとじっかんしました。しかしー何年か、先に……再び、以前の世界が戻れば?
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やりたい事をするために今必要なのは、問題を発見し、それを解決したいと思えるようになること。
そして落合さんの言う、5つの質問に答えられるテーマを発見する事。
何が問題なのかがあまりにも見えていないので、まずは周りを知る事から始めた方が良さそうだなぁ。
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落合さんの本は考えさせられるフレーズが多く、時代を読み解くヒントを多く得られるので、中毒になります。新書でページ数が200ページ弱と少ないので一気読みでした。
コロナの影響で、少なからず抱いていた不安を癒やしてくれました。
生活様式や仕事形態の仕組みが変化していく中で、いかに生きて行くか、いかに快適に生きて行くためにすべきこと、生き残るためにすべきことは何なのか。それについての一助として読み進められました。
時代を先読みして多くの人が動く前に、一歩先を考えて行動する「クリエイティブクラス」
その人たちが行う共通の行動様式。
それは
モチベーションが高く、一度ハマり始めたら止まらない高い集中力が生み出す専門性、分析力、論理的に物事を考え、言語化する力。
これからの時代、特に日本において、クリエイティブを作り出す人、主にGAFAMを中心としたネットワークの中で、多くの大衆が生活様式をコントロールされる傾向がさらに強まり、その中でいかに自分のしたい暮らしや価値観を守り、自己実現していくか、創造力、判断力、解決力や先見性が非常に重要となる。
時代に乗り遅れない為に、家族を守るため、今後真剣に考え無ければならない。
そのヒントをくれた一冊でした。
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天才建築家より建築好きの変態
天才ギタリストより音楽好きの変態
専門性がその人材を欲する十分な理由となる中で、変態は比較的レンジの広い専門性をもっていて、ややもすると猛烈な執念が漂い、興奮を伴う。
激変する世界の姿をリアルに感じて、常に「自分が解決すべき小さな問題」を探し、新しい事業を作り続けたい。(備忘)
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働き方のアップデートを理解するのに役立つ本だった。
脱ホワイトカラーがすすみ、クリエイティブクラスがより重要性を増していく。
クリエイティブクラスというのは、暗黙知を蓄えてきた思考力がある専門性をもつ人材だ。
今までと社会から求められているものが違う今、自分はどうやって専門性をもつ人材になっていくべきなのか。
コンピュータと人の違いは、モチベーション。
モチベーションをもちつつ、素人のように考え、玄人のように実行できる専門性がある人材になるべきだ。
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落合陽一さんが2016年に発売した書籍「これからの世界をつくる仲間たちへ」をアップデートした一冊(コロナ時代に向けての働き方等が加筆されている)。RPAや、Uber等のギグエコノミーがブームになり、ホワイトカラーのデスクワークがプログラムで自動化されつつあるAI時代に向けて、働き方や「自分で考えて行動する」という学び方を提唱する。今の時代、情報を自分で仕入れてまとめ上げ、メッセージとして伝えることができる「思考体力のある」人間が必要であり、それが出来ないと生存できない厳しい時代になりつつあると感じた。
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ITやAIの技術が進化していく中で、「これからの世界」を構築していくための考え方を提示した本。
物事を深く考えるだけでなく、自分の思考を説明できる「言語化」の能力が「これからの世界」を生きる上で必要となります。
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【人間には一体どんな価値があるのか?人間がやるべきことは何か?を問う一冊】
システムや機械には代替できない能力を持つ人材を「クリエイティブ・クラス」と呼び、そうした人材になり、思考の体力を鍛えて、考え続けよと説く。何を考え続けるかと言えば、「人間社会をどうしたいか」「何を実現したいか」といった、システムや機械にはなく、人間にはある「モチベーション」をベースにした問題である。
それを考え続けないということは、システムに使われる側に立つということを享受するも同然である。幸か不幸かは人によるだろう。
「現代の魔法使い」と呼ばれる落合陽一だが、「魔法をかけること」こそ、現代社会ではモチベーションを持って未来を想像し、信念と実装力で新たな理想を創造することと言える。
落合陽一の物事の判断基準と行動指針が図示化され、議論における立ち位置の重要性が説かれるなど、具体的な話と抽象的な話を行き来してくれるので、理解がしやすい。これからの世界をつくる上で、ヒントの泉になる本だ。
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<目次>
プロローグ 「魔法をかける人」になるか、「魔法をかけられる人」になるか
第1章 人はやがてロボットとして生きる?
第2章 いまを戦うために知るべき「時代性」
第3章 「天才」ではない、「変態」だ
エピローグ エジソンはメディアアーティストだと思う
<内容>
2016年刊の『これからの世界をつくる仲間たちへ』の増補新書版。やや言い回しが難しいところもあるが、機械の下梅になるな(例えばアマゾンの倉庫で働いたり、UberEatsをやること)、「好きなこと」ではなく、「好きすぎて”変態”と呼ばれるまでになれ」という本。
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現代社会で、必要なのは根性や気合いではなくモチベーション。
読み進めていくと、初めて聞く用語がたくさん出てくる。
そこには、脚注がついてあるが今の自分では理解するのは難しい。
読み返す度に理解が深まると思う。
ただ、現状は内容を理解するのが難しいから評価は星3つ。