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紙の本
本格的内容
2020/05/30 09:25
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さくら - この投稿者のレビュー一覧を見る
短鎖脂肪酸は腸にいいというのは万人に当てはまらないなど、
これまでのたくさんの腸内細菌の常識のウソが解説されていてびっくり。
今までばくぜんと信じていたことが間違いだったことがわかって目からウロコでした。
腸内細菌の全貌は、まだ研究ができるようになって間もないので、まだわかっていないことが多かったのはやむを得ないでしょう。
ただ細菌しか研究してない細菌学者が腸内細菌のことを説明するのではなくて、患者さんを診ている医師ならではの温かな著者の目線からの説明が役立ちます。
普段からお腹の不調に悩んでいる人や、すごく勉強している勉強家の人に役立つと思います。
電子書籍
小腸にスポットライト
2022/11/10 10:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:fuku - この投稿者のレビュー一覧を見る
巷でいう、発酵食品や食物繊維をたくさんとって腸活!というのが、いかに短絡的であるかがよくわかる本。
個人的には頭に入りにくい部分もあったが、今まで小腸についてほぼ意識してこなかったので、とても勉強になった。
腸健康法は人それぞれだけど、和食の重要性は、どの本を読んでも共通しているので、意識的に和食を増やしたい。
紙の本
正しい医学知識を学べました
2020/06/17 20:12
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
よくテレビや週刊誌で取り上げられている腸内細菌に関する医学知識や食事療法が、全くでたらめであることを、消化器科の権威の著者が的確に指摘した画期的な1冊です。医学の常識は時を経て変遷することを思い知らされる内容です。
今、問題となっている消化器の病気の食事療法が巻末に細かに記されています。「良い食品、悪い食品」を数多く(本当に数多く)羅列しており、その量に仰天されると思いますが、面倒に思わず参考にしてください。
電子書籍
疫学的な書き方がされていない
2021/08/01 11:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
食物繊維がいい ヨーグルトがいい 乳酸菌がいい などの情報が世の中にあふれているが、過敏性大腸炎 SIBOの人にとっては良くない ということは新しい発見であった。その他様々な知見が記されているが、いずれも トピックス的な書き方で 何人の患者のうち改善されたのが何人 というような統計的 疫学的な書き方がされていない。客観的信頼性を得ようとすると 数字を書くべきだと思う。
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