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争いのおきにくい環境で、穏やかな優しい人間として子供を育てたら、攻撃性ゼロの穏やかな人間が育つたろう、とやってみたら、実際にはそのようなことはなく、むしろその反対の結果、つまり、ほんの少しの刺激で、攻撃的な反応を示す人間になってしまった。
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後半で混乱してきて、前のページをパラパラ読み返しました。
話の途中で「レ・ミゼラブル」が出てくるところが好きです。また映画を見ようと思いました笑
全体的にはとても面白かったのですが、主人公の「愛しの綿子ちゃん」感がなんだか好きになれず、星マイナス1。
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入り込むまでが長かったのですが、ころっとひっくり返されてからが早く次が読みたくて一気に読んでしまいました。
とりあえず黒澤さんはもっとその頭を別に使えば稼げると思う。よくこんな面倒な事を隅々まで思いつくなぁと。私は完全に兎田さんになっちゃうな。
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文庫が平積みされていたので購入。伊坂幸太郎の小説は何冊か読んでるけど、こちらも評価が高かったので楽しみにしてた。ストーリーはまあまあ納得なものの、大きな驚きはなかったかな。個人的には語り口調が気に入らなかった。スラスラ読めてよかったです。
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おもしろかった。
なんといっても、黒澤さんが出てくるし、最初から最後まで伊坂さんが詰め込まれてた。
物語は(正確には読み手の印象として)一転、二転してずっと翻弄されたけど、全然嫌な気はしなくてむしろスッキリした読後感。もう全部読んで、もっかい読み直そう!って開き直ったのもあると思うけど。
レ・ミゼラブルとかオリオン座の話が出てくるのも楽しかった。語りが、小説版レ・ミゼラブルを多分模してて、いつもと違う語り口調なのもおもしろかった。
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久しぶりの伊坂さん!
そして黒澤、久しぶり〜〜!!なんか嬉しくなる。
話もまんまと騙されてて全然気がつかなかった!という気持ちいいやつ。やっぱり物語をたたむ(と言うのか?)のが上手いな〜。面白かった!
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空き巣と強盗と人質と殺人と色々起こる
オリオン座の蘊蓄が所々出てきて面白かったな〜
さそり座が現れるとオリオン座は逃げるように消えていく
登場人物は少ないけれど、あれ?この人入れ替わった?ってなった
シーンによって目線が変わるのはよくあるけれど、ナレーションっぽい作者目線の書き方が新鮮で面白かった
渡り鳥が渡る時期が分かるには本能だ
ってのも好き
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ホワイトラビット読了。
久しぶりの伊坂作品いつものように楽しく読ませていただきました。
しかも私が伊坂さんを好きになった頃のなんだか懐かしいようなストーリーにページをめくる手が止まりませんでした。
伊坂作品ではおなじみの黒澤が大活躍で、ちょっと登場していない間に心情の変化でもあったのか少しお節介になってたりなってなかったり、そんな変化も楽しくて久しぶり読み終わりたくない作品でした。
伊坂作品には綿密なストーリーに加えて心に刺さるメッセージも散りばめられていて本当に読んでいて心地いいですね。
今回は夏之目さんと娘さんの関係性と会話の内容にとても惹きつけられて、私も娘がいるので将来そんな会話ができれば嬉しいなぁと私が伊坂作品にどハマりしていた大学生の頃には考えられなかった視点で物語に入り込むこともできました。
そんなかでも『だれが正しくてだれが悪いのかわけがわからなくなる』という文章にはこの物語が全て詰まっているし、人の人生が詰まってるなぁと感じました。
とにかくたくさんの人に読んでほしい!!!
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私が伊坂幸太郎さんの作品にハマったきっかけは、当時発売されたばかりの「重力ピエロ」ではなく
「ラッシュライフ」でした。
登場人物が複雑に絡む仕掛けも面白いのですが、何より「どんな立ち位置の人でも同等に機会と危機が訪れて回り続ける」ことに救いを感じました。
その作品に登場した空き巣である
「黒澤」が再登場する話
いつも冷静で、何事にも動じず、
ある場所から別の場所に突然現れる(様に見える)、被害者に不安を与えぬ様置き手紙(盗んだ品の明細)を残す律儀な泥棒
ややズレたようで「まぁそうだけど」と言いたくなるようなことを言う男
(さらに人間の常識から外れた言動が濃くなると、伊坂作品の「死神」である千葉に似てくるかも?二人は共演したこともあったはず)
誘拐を専門にしている犯罪グループの起こした事件に巻き込まれます。
警察、立て篭りの舞台となった家の住人、犯罪グループの担当者である兎田や
黒澤の同業者など、今回も様々な人が事件を中心に星座のように繋がり楽しませてもらいました。
黒澤が主役ってことは「こう言う事」
起こるよな〜って…まんまとやられた。
「この物語は変な話」と、
物語を進行する"語り手"がいるのは
「レ・ミゼラブル」がモチーフとなっています。
最初は「ラッシュライフよりも一つの事件を中心に繋がりが明確な人物配置なのに、こんな説明がいるのか!?」と訝しんでましたが、徐々に馴染んで来ました。
この語り手って「オリオン座の視点?」
なので
五年くらいかけて「レミゼ」を読み終わってから読むことをお勧めします!(※読めばわかります。)
久しぶりにじっくり時間を作れる日が続き、2日で読み終えてしまった。
楽しくて嬉しいやら、寂しいやら
解説は…ちょっと説明しすぎのような…
読まなくてもいいかな…
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想像通り面白かった。前半の収拾のつかなさからエンディングまでの加速度が半端ない。黒澤の登場にももちろん胸躍るし、複数のテイストをごちゃまぜにしてアレンジした絶妙な作品。伊坂幸太郎でなければこうは出来ないだろうな。伊坂作品では毎回思う。続編を読みたい。。
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伊坂幸太郎ワールドには定番の「制服」と「隣の隣」が出てくる。スラスラ読めるしウィットに富んだ会話が楽しい。夏之目へのオリオン座にちなんだ説得の仕方は強引だった。笑
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久しぶりの伊坂作品。
相変わらず、細かい伏線やラストのドンデン返しなど、伊坂ワールド満載。一気に読み通してしまった。この人の作品に登場する犯罪者(殺し屋や誘拐犯など)は、何故か憎めないキャラが多いなとつくづく思う。
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パズルをはめていく感覚で読むことができ
シンプルに読んでいて楽しかったです。
ハマってしまい、あっという間に読み終わりました。
内容もモヤモヤとした気持ちは残らず、
スッキリ読み終えた!という感覚です。
黒澤さんが私の中でツボでした♪
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最初は登場人物がころころ変わり、淡々と読んでたが、途中で、えっ?という場面があり、そこからは夢中になって読んだ。
ところどころ次の場面へうつる時の作者の書き方が独特だった。
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最初の方は登場人物も多いし、場面はコロコロ変わるしで話に深く入り込めていなかったが、段々と話が分かってくると面白くてどんどん読み進めてしまいました。場面をコロコロ変えるのにもちゃんと意味があったのには驚かされました。面白かったです。
難しい話ではないので、読みやすいと思います。