紙の本
おもしろかったです。
2021/12/29 21:01
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投稿者:Kanye - この投稿者のレビュー一覧を見る
グリシャムさんの法廷ものを昔よく読んだので,村上春樹さんの翻訳でグリシャムさんの本が読めると言いうことで早速購入しました。若干,入り込めない感じはありましたが,読み終わって,またグリシャムさんのほかの作品も読んでみたいなと思いました。
紙の本
楽しめる
2021/12/28 15:00
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投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る
グリシャムにとっては新境地なのかもしれないが、逆にいえば彼に先入観を持っている人にとっては新鮮に読める作品かもしれない。続編も邦訳される予定であるように、なかなか魅力的なキャラクターが躍動している。
紙の本
のんびりとした
2021/08/11 17:08
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投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジョン・グリシャムの作品だし、この題名だし、てっきりもっと緊迫感のある感じかと思っていたのですが、意外なほどのんびりとしていて、これはこれで楽しめました。
稀覯本や初版本、本についての色々なことにワクワクしましたし、紙の本の価値というものを改めて感じたりできました。
紙の本
グレート
2021/01/28 21:02
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投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る
海外の作品はあまり読まないのですが、ジョン・グリシャムの作品は読んだことがある気がします。それに訳したのがあの村上春樹さんということで、思わず読んでみました。ミステリーなので、そんなに苦労せずに読むことができました。
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若き作家と、フロリダで魅力的な書店を営むオーナーと、フランスでアンティーク家具を買い付ける彼のゴージャスなパートナー、そんな魅力的な人たちのおかげで、血なまぐさいのは苦手な私もミステリーを楽しむことができた。
なんといっても、サリンジャーの貴重なサイン入りの初版本や、フィッツジェラルドの生原稿を目の当たり?にできちゃうわけなので、正直ワクワクしてしまった☺️
本当はグリシャムのミステリーよりも、マーサーの書くものの方が確実に私の好みだと思うんだけど…
マーサーと亡くなってしまった祖母の関係をイメージする事にもずいぶんたすけられたかな。ナチュラリストで素敵なテッサの影響を受け、彼女が読書家になったというシチュエーションが私を助けてくれた。
なんといっても、マーサーがサスペンス、スリラーも、スパイものも、ホラーもロマンスも、西部小説も政治陰謀ものにも興味がないって言ってるシーンが大好きだったんだもの。
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グリシャム、村上春樹そしてフィッツジェラルドとくれば、もう読むしかないのよ。さすがに一気に読んじゃうくらいに面白いです。ラストはあっさりうまくいきすぎ感あります。もうふたひねりぐらい欲しかった。
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やっと終わった。 ちょっと中だるみで読むのに中断が続いたが、終盤は結構ハイテンポで進んだ。スタンフォード大学の図書館から盗まれたフィッツジェラルドの直筆原稿をどう取り戻すかだが、保険会社が雇ったマーサを使って調査が進む。
最終的に見つかり、FBIが乗り込むが見つからない。 最後は取り戻すことになったが、展開は最後の50ページでその前は前書き。 話としては盛り上がりに欠ける。
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グリシャムは『依頼人』以来くらい久々。ギャツビーのタイトルで村上春樹訳なのが気になって読んだ。誰の話なのかジャンルは何なのかが掴みにくく、読むのに時間がかかった。もっとハラハラ感があると思った…。
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あっという間に読み終わる。
本屋さんで表紙のオレンジとブルーが気になって手にとり、帰宅して『依頼人』のジョン・グリシャム、訳が村上春樹だと知る!
肝心な内容は、本好きの人なら誰しもニンマリしそうな場面がいくつも出てくるので、本が好きな人や本に関わる仕事の人は読むと楽しめるかも。
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グリシャムは映画化された作品を観てその原作を何冊か読んだが、それらとはちょっとテイストの異なる作品だった。まず法廷ものではない(弁護士は脇役でしかない)こと、そして犯罪を扱っているが血なまぐさいものではないこと。主人公は若き女性作家と40代の書店経営者で、アメリカにおける稀覯本の世界が描かれている。表紙を見ると、グリシャムよりも訳者である村上春樹のほうが目立っていて(笑)、「なんだかな〜」と思うが、内容は掛け値なしにおもしろい。ぼくの中では、本年度ベスト10入りは確実だ。
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トム・クルーズ主演の「ザ・ファーム 法律事務所」、ジュリア・ロバーツ、デンゼル・ワシントン主演の「ペリカン文書」など、自らの弁護士経験を生かした法廷小説の名作が多いジョン・グリシャム。そのジョン・グリシャムが描く、弁護士の出てこない新作ミステリー。
大学の地下金庫で厳重に管理されていた「F・スコット・フィッツジェラルドの長編小説」の生原稿が盗まれた。時価約25億円とも言われる価値ある原稿。現場に残されていたわずかな血痕をもとに強盗団に迫っていくFBA。しかし、実行犯2名を素早く逮捕するも、黙秘にあって、共犯者や生原稿にたどりつくことはできない。一方莫大な保険金の支払いも迫られる保険会社の依頼を受け、事件に関係していると思われる独立系書店経営者に迫っていくスランプ中の新進女性作家。フィッツジェラルドの原作「グレート・ギャツビー」等の生原稿の行方を追いつつ、書店経営や稀覯本取引の世界を描く。
翻訳はあの村上春樹。ポーランドを旅していた時、街の書店で本書に出会ったという。村上春樹のあとがきを読むと、あなたも、この本に手を出してしまうはず。
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「最強の文芸ミステリー」と帯にはあるが、文芸・ミステリー、どっちつかずの一作。
そもそもグリシャムの法廷以外のミステリってどうなんだろうと思いながらも村上春樹氏のあとがきにひかれて読んでみたが、中途半端な一作。
書店や稀覯本売買の世界は面白いし、作家たちの社会を掘り下げてあるところは興味深いが、文芸というレベルでは全くないし、ミステリとしてみたら焼き直した「華麗なる賭け」みたいで緊迫感も謎もなく単調で凡庸。
村上氏が絶賛するほどキャラに魅力も感じられず、グリシャムのブランド名が無かったら読むことも無かっただろう。
この動的なストーリーを予想させるようなタイトル自体が詐欺っぽい。原題は「カミーノ・アイランド」で、その地での生活に再び戻れたヒロインのノスタルジックな想いと、古くからある書店を中心とした作家コミュニティを表しているのだから。
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いざ読みおわってみると、あまり村上春樹っぽい訳ではなかったかな?グリシャムを訳すとこうなるのでしょうか。
冒頭、ドラマティックな収奪劇が繰り広げられたかと思えば、あっさり収束。これからどんな展開が待っているかと思えば全く無関係の女流作家が登場して、、、という展開。
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タイトルと翻訳者に惹かれて、書店平積みから思わず購入。導入は面白く、グイグイ引っ張ってくれるような期待を抱いたが、私にとっては少し難しかったのか、置いてきぼりをくらってしまった。
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作中にさりげなくアメリカ文学が紹介されているのが嬉しい。村上春樹さんの訳というのはそんなに
特徴がわからない。(作風的に村上色ではないのかも)比較してはいけないのだろうけども『ビブリア古書堂の事件手帖』のような文芸ミステリーを思わせた。というもののさすがに作者のコンゲーム的な仕掛けに圧巻だった。原題からはフィッツジェラルドの関係性がわからない。