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ラファエロ カラー版 ルネサンスの天才芸術家 みんなのレビュー
- 深田 麻里亜 （著）
- 税込価格：1,100円（10pt）
- 出版社：中央公論新社
- 発売日：2020/10/21
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新書
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電子書籍
カラー図版で比較するラファエロの絵画
2024/02/19 20:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラファエロの絵画とダ・ヴィンチやミケランジェロといった同時代の絵画、古代ローマ時代の彫像がカラー図版で載っておりそれらからラファエロが受けた影響が比較できわかりやすくまとまっている
紙の本
単なる「天才」ではないラファエロ像
2021/06/27 12:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：第一楽章 - この投稿者のレビュー一覧を見る
2020年が没後500年となるラファエロの画業が、たくさんのカカラー図版とともにコンパクトにまとめられていて、入門書として良いものだと思いました。
ラファエロといえば聖母子、というイメージもあるかと思いますが、ローマで年代的にはもっとも遅く描かれた《小椅子の聖母》は明らかにフィレンツェ時代に描かれたものと異なり、ミケランジェロやダヴィンチその他の芸術を吸収しながら変化し続けたことが感じられます。
「彼は単なる儚げな夭逝の画家ではなく、若年のうちから古今の芸術を熱心に学び、ステップアップした野心家であった。宮廷の貴族たちと交流をもつ宮廷人でもあり、さらに、周囲の芸術家たちをまとめる監督者、古代ローマの芸術と都市について調査を行う考古学者でもあった。」（P.202）
孤高の巨人だったミケランジェロ、周囲の理解とサポート、運に恵まれなかったダヴィンチと比べると、単なる「天才」ではないラファエロ像が浮かんできます。
紙の本
ラファエロの短い生涯を彩る作品をじっくりと読み解いていく一冊です！
2021/03/02 11:14
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投稿者：ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、16世紀イタリア美術史を専門に研究され、『ヴィッラ・マダマのロッジャ装飾』、『システィーナ礼拝堂を読む』、『あやしいルネサンス』、『レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯』、『美術家列伝』といった興味深い著作を発表されている深田麻里亜氏の作品です。同書は、レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロと並び称されるラファエロについて書かれたもので、彼の短い生涯は、聖母子画やローマ教皇などを描いた肖像画により栄光に彩られ、後世への影響も巨大なものがあります。同書では、その彼の軌跡と、魅力に満ちた作品をじっくりと読み解いていきます。
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