運命の番？ならばその赤い糸とやら切り捨てて差し上げましょう ２ みんなのレビュー

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

番であるユミルを失ったカルヴァンがエレミヤを番だと思い込んだりもしたが当然のように破滅。
物語はエルヘイム帝国へと舞台を移す。前巻で登場した謎の男ことの皇帝ノワールも愚かな国内の貴族や義母義妹に手を焼いていて、ここでもエレミヤの苦労は続く。
エレミヤの姉のテレイシア女王の思惑や、エルヘイム帝国へちょっかいを出してきた天族の国神聖国の問題、何よりもノワールに惹かれつつあるエレミヤの恋が気になる。
完結してないのに前作から間が空いているが果たして次巻は出るのだろうか。

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投稿者：S910　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

前巻で愚王の番ユミルを追い落としたエレミヤ。
ユミルを失ったカルヴァンが発狂しないための代償行為としてエレミヤを番だと思い込むが、そんな国王に見切りをつけた宰相を引き込み、計画通りに国を落とす。
その後エレミヤを見初めた帝国の皇帝の婚約者として赴き、帝国で無能な貴族を切り崩しながら地盤固めをしつつ、姉女王の密命の遂行に頭を悩ませる。

うーん、正直カルヴァンへのざまぁまでの第一章まとめて一巻にしといてほしかったかなぁ。
バランス的にも。
TOブックスかなり厚い本も出してるんだからさぁ。

作者が愚か者がざまぁされる展開が好きなのはわかるんだけど、相手も悪いとはいえエレミヤもかなり喧嘩腰だし直球で相手を貶めにいくし、どっちもどっちだよね。
皇帝ノワールの愛が通じる日はくるのか？

皇妹リーゼロッテがバカすぎるだけじゃなくて、都合のいいことしか聞かないし都合の悪いことは忘れて思い込みを真実にしたがるの、よく今までノワールに排除されてなかったなって感じがしますね。
リーゼロッテが強烈すぎて先帝の皇妃アウロの悪女ぶりが目立たないまま終わった。
聖女とやらがノワールの番だと言い張る展開きてもおかしくないな。

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投稿者：ぽち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

作者様のあとがきに「カルヴァンとユミルの末路はいかがだったでしょうか？」とありました。
私の感想としましては「想像以上にエグかった。ユミルはともかくカルヴァンは番が居なくなって狂ったもしくは死んだ。くらいで良かった」です。
前巻で「番様」の悪事など、意表をつかれたお話に引き込まれ続編も購入しましたが、「痛烈なざまぁ」はあまり好みではなかったし、私はやっぱり「番というのにロマンを求める人」なんだなと今回改めて実感しました。カルヴァンがユミルが居なくなった後エレミアにすり寄ってきたのが本当に気持ち悪かったです...
「番＝呪い」も理解できなくはないけど...多分続編が出ても買わないな~

陰謀と策略が渦巻く中、エレミヤがノワールと幸せになれたら良いとは思いますので、そこは祈っときます。
★3にしましたが...★2.5　好みの問題ですね。