紙の本
もう、めちゃめちゃ面白い!
2021/02/03 22:47
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本好きならきっと訪れたことのあるブックオフ。
新刊書店とは違い欲しい本が必ず買えるとは限らないが、110円均一の棚などは魅力的。でも、お店や入荷時期によって値段がバラバラで、安く買うにはそれなりのコツがいる。
そんなブックオフのユーザーあるある事例などを、8名の著者がリアルに描き出す。
挿入されている漫画も笑える。
電車内で読む時はマスクがマスト。笑ってもマスクで隠せます。
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今年、田舎から首都圏へ。
コロナの影響で遠出はできない。
でも暇だ。
何しよう。を支えてくれたのは、本。
本を安く買えるブックオフに何回お世話になったか。
いい気持ちにさせてくれる本です。ありがとう。
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新刊書店にて13年ほど書店員をしていました。
その間、ほとんどブックオフには行ったことがなく、当時は敵視していた部分もあったかと。
ブックオフに通い出したのは、書店員を辞めてから。
新刊書店とブックオフは完全に別物でしたね。もっと早く気付くべきでした。
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ブックオフへの愛を読むための本。
小学生の夏休み、プールに行く前と行った後に一回ずつ通っていたあの店を思い出す。
「読みたい本をみつけるのではなく、じつは、見つけた本を読んでいるにすぎない」
「私はよく見かける。たかが百円の本を買うのに何時間も迷った挙句、やっぱり買わないおとなを。子どもでなくなった今でも、子どものころの金銭感覚を維持している」
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大きな声では言えないし、なぜだか恥ずかしいけれどブックオフが好き。
以前会社の上司が「昔の本があるところ、一度は人の耳目を集めた本があるところが好き」と言っていた。彼の場合、たぶんそれだけじゃなくて少しでも安い本がほしかったのだろうけれど(言いがかり)。
ブックオフ好きなのに、恥ずかしいのはなぜだろう? そう思うのに、この本に登場して語っている人は、そんな気配はみじんもない。いさぎよい。かっこいい。
ブックオフに「道」があるとしたら、私はまだ5級。
効率のいい巡り方も、目利きもできない。
ブックオフ好きな人たちが、ブックオフ愛を存分に語っている本。
永遠にその席には座れない。だけどちょっとのぞきたい。
そんな欲望を満たす本。
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今日も行ったけど、この本を読んだらまた行きたくなってしまった
欲しかったものが良い状態で売られているとテンション上がってしまいますね_φ(・_・
2020/12/24 ★4.8
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ブックオフ好きたちが書いたブックオフ好きのためのエッセイ&インタビュー本。
ライターの武田砂鉄さん、サラリーマン漫画家の大石トロンボさん、ホホホ座座長の山下賢二さん、BOOKS青いカバ店主の小国貴司さん、せどらーのZさん、ドジブックスの佐藤晋さん、下北沢・古書ビビビ店主馬場幸治さん、この本を出版した夏葉社の代表島田潤一郎さん、この本のブックデザインを担当した横須賀拓さんが執筆陣に名を連ねる。
皆思い思いにブックオフとの蜜月を語っている。
2020年で一号店が開店して30年を迎えたブックオフ。
ブックオフが青春の一部だった私としても頷くことだらけだった。
大人になると、ブックオフの本業界での立ち位置とか少し分かってきて、無邪気に多い!安い!と喜んでいられなくなっているけれど、相変わらず店に行くとワクワクムラムラする。
要するにとても興奮するのだ。
ついつい猟犬の目になっているのではなかろうか。
…そういえば私が行くと人の波が割れて行く気が…。
この本読んだら財布もってブックオフに走りたくなります。
あと、島田さんの文章、好きです。
装丁もユニーク!
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本のプロフェッショナル達がブックオフについて面白おかしく、そして真剣に語り尽くす一冊
『わかる!わかる!』と思わずほくそ笑んでしまう面白さがある
ブックオフに行きたくなってきた(笑)
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2021年3月
この本、手に取らずにはいられなかった。一際目立つ、カバーデザイン。表の表紙はタイトルがわかりにくいし裏表紙は値札が貼ってある…ように見える。めちゃくちゃ面白い。
書き手たちのブックオフへの愛もそれぞれ違って面白い。
「あとがきにかえて」ではこの本のデザインを担当した横須賀さんもまたブックオフに通いブックオフで大きくなった人だったとわかる。個人的にいいオチだなぁ。
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いろいろな人がそれぞれのブックオフ論を語っている本。
何よりも、この本がブックオフの100円棚に並んでたら面白いなと思ってしまった。
自分もブックオフのカオスが好きなので、まさか本にまでなっているとは思わず、嬉しい遭遇。
中身もそれなりに面白い。自分と同じように同じ店に何度も通ったり、「あ」から全部なめるように見ていく人など。確かにこれはブックオフ学だ。
最近はあまりないが、たしかにブックオフは価値のある本も安く売っている、というのはある。
しかし、せどりの章が地味に長い。ああいう輩の考え方を知るのは面白いが、読んでるとムカついてくるので短めにしてほしかった。
一番良かったのは装丁かもしれない。裏表紙が最高。
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ブックオフが古書業界に与えた影響は想像以上か。本読みにとって、あるある話が満載の楽しい1冊。
強引な均一セールなど、古書の世界で異例の強引な戦略により成功してきたブックオフ。あるある話が多く登場し楽しめる作品。
値段が高くしばらく泳がせてみたり、シリーズ本の1巻だけ買って次を買いに行くと無くなってたりなど。
本を買う基本は、「手に取った瞬間が唯一の買い時」であるように思う。後で欲しくなっても手遅れなのは誰もが経験するところだろう。
今は少ないらしいが、ブックオフで買った実は希少本を転売(瀬取り)する「せどらー」についての記載も楽しい。確かにごくごく稀にもの凄い希少本が思わぬ値段で手に入ることがあるのはブックオフならではの魅力。
個人的には、ブックオフに行くようになって、かえって他の古書店に行く回数が増えたし新刊本も買うようになったように思う。
ブックオフの魅力を余すことなく伝える楽しい一冊です。
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ブックオフには、何となく書店への後ろめたさがあり、ブックオフでよく本を買います!と言いにくかった。
でもこんなに、ブックオフを愛してやまない人たちがいると分かると心強い。
途中に入っている漫画も、あるあるが多くて楽しかったし、一時期ウルトラセールの時に現れていた、せどらー側の話も聞けて面白かった。
これからも、ブックオフに堂々と行こう!
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ブックオフが血の中を駆け巡っている人達、脳内にブックオフが地層を作ってる人達が作った本。「せどり」という言葉は何処かで聞いた事があったが、これを読んで思い出すと共に、何かしら自分のアウェイ感を感を感じながらブックオフを利用していた原因の一部が分かったかも知れない…
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小学生のころ、毎週末は家族で軽ワゴン乗り国道沿いのブックオフや古本市場を4件ほどハシゴしていたのを思い出した みな潜在的にせどらーの素質はあるのだ
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当たり前に存在するけど、これまで誰にも論じられてこなかった、日本全国の本のある場所・ブックオフ。ブックオフとは私たちにとってなんなのか。その魅力とは、を、いくつかの思い出と共に語るおもしろい一冊です。