紙の本
爽やかな短編集
2022/07/02 09:31
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
研修医になった主人公が、あちこちの科を回りつつ患者さんの抱えている闇や悩みに気付き、解きほぐしていく内容。優秀で好感度も高い主人公で、どこの科に行っても重宝されていて、最終的にトラブルも解決するだろうという感じで進んでいくので安心して読めました。続編があっても良さそう。題名は似ていますが、『十字架のカルテ』は続編ではありませんでした。
紙の本
あっさり
2021/11/08 23:46
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
研修医である主人公が、精神科や循環器科などの診療科で巡り合う様々な患者達のミステリーを解明していく連作短編集。文章も読みやすく、あっさり終わった感じです。
電子書籍
読了がコロナ禍最中に
2023/08/11 22:50
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
だから、余計、ドクターに引き寄せられましたね。コロナ禍最中のお医者さん、たいへんそうだし。まぁ、今後、次のコロナの流行の波が来ないこと、祈りながら。
紙の本
祈りのカルテ
2021/04/25 15:52
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投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
睡眠薬を大量に飲む理由、手術を拒否する理由など、病気や怪我に関する患者の隠し事や嘘を、研修医が見抜いていく。
研修医がベテラン医師を差し置いて、解明してしまうというのは、どうなんだろう? この主人公が持っている、深い洞察力ってことなんだろうが。
短編集だからか、一話一話があっさりしていた。
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医療系の本は初めてだったので理解できるか心配だったが、とてもわかりやすく読みやすかった。
短編で、それぞれの話に出てくる患者と、主人公の研修医のお話。どれもどきっとさせる場面があるが、もやもやが残ることなくあたたかい気持ちにさせてくれる。人に勧めたい本。
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5つのオムニバス形式のお話。
研修医諏訪野が研修先の5つの科でミステリーを謎解く。どれも最後ホロリとする内容です。とても読み易いのであっという間に読めました。
エピローグでやはりその科を選択したのねと思いました。
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『螺旋の手術室』に登場する諏訪野の研修医時代の物語
担当患者たちの秘密や嘘を見抜く観察眼するどい
みんな誰かを貶めようとして嘘をついてるわけではない、それを理解して対応してくれるところに人柄の良さがあらわれている
冴木親子(お父さんがお元気なの…)や同級生の沢井も出てきたり(彼の物語も読んでみたい)
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彼女が瞳を閉じる理由/悪性の境界線/冷めない傷痕/
シンデレラの吐息/胸に嘘を秘めて/エピローグ
研修で様々な科を回っている新米医師の諏訪野君。新米だから気にかかるのか彼だから気になるのか、さてさてお手並み拝見です。
読み終わって、ずっと応援したくなりました。初心を忘れずにね。
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様々な診療科を転々とする研修医は、1つの病院を舞台とした連作短編の主人公としては最適なのかもしれません。各話ごとに違う診療科で、患者たちの隠された謎、想いといったほうがいいかもしれませんが、それを主人公が解きほぐしていく。そんなお話です。
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研修医の諏訪野先生が様々な患者と関わっていく物語です。患者たちが起こす表面的に見れば奇怪な行動。しかし、そこには深い意味がありました。
ほとんど本を読まないわたしですが、とても読みやすく面白い本でした!
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一人の研修医が,5つの科での研修中の物語がオムニバスで語られ,最終的な専門研修先を選ぶ.取り立てて起伏がある訳でも裏がある訳でもなく,頭を使わず読めるというのは良い点なのかも知れない.
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読みやすかったです。今回はショートストーリーでまとめてあったので余計に読みやすかったのかな?
主人公が精神科、外科、皮膚科、小児科、循環器内科と様々な診療科でのちょっとした事件(トラブル?)にあう。
作者さんが現役の医師なので、皮膚科とか精神科とか、変わった診療科の話は面白かった。
他の話と今後クロスオーバーすることがあれば面白そうだな。期待してます。
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さすが、医療関係者。良かった、なんでこんなに人の事、わかるんだろう。まぁ、こんな医師がいたらいいです!
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医療系の小説が好きです。この作品は研修医が関わる患者さんと一緒に成長する短編集。医療って、実はどんな科も「心の問題」だったりします。それを煩くない程度に題材にしていて、読みやすい1冊でした。
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長距離移動のお供として購読。期待通りサスサク気張らず楽しく読めました。諏訪野先生の研修課程にならって話が進んでいくのも面白かった。諏訪野先生の人生の続きも読んでみたい、そして今回出てきた指導医の先生たちにも再登場して欲しい、読後にまずそう思いました。