紙の本
書評のデジタル化
2021/07/02 21:16
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本で指摘しているとおり、残念ながら本が消費財となってしまっていると思います。古本もちょっと汚れたものは廃棄されてしまう。
そのようななか書評の重要性をうったえる一冊。
実際こちらで紹介されている本を読んでみたくなりました。
インターネットも含め情報の洪水のなか、適切な「助言」が大切になっていると思います。
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読書無限地獄。
鹿島さんの「いま吉本隆明の共同幻想論を読み返してるんだけど」にしびれる。
同じ本でもその時の知識と境遇で見え方が変わる。読書百遍。
ただでさえ良書が多いのにしっかり読むには回数も必要なのか。うかうか死ねないな。
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書評というより、本の背景について深く解説をしてくれる面白い対談集。
Netflixや、孔子、ナポレオン3世、コロナ、憲法が身近に感じる。
おすすめの本を早速読みたくなった。
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『ALL REVIEWS』という書評サイトの有料会員向けの企画にて、主催者の鹿島茂とゲストによる対談書評が基になった本。
掲載されているゲストは、楠木建、成毛眞、出口治明、内田樹、磯田道史、高橋源一郎と、本屋でも著書は平積みされるような著名人ばかり。
書評に取り上げられる書籍は、ビジネス書、歴史書、古典等の所謂ノンフィクション系。
ホストである鹿島茂の専門はフランス文学者というと肩書だそうだが、多彩なゲストと毎回繰り広げられる対談内容は、知識、分析、見解がとにかく幅広いジャンルでいて濃密。凄い人だ。正にタイトルに偽りなし。
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内田樹氏と鹿島茂氏が語り合っている場面で、内田氏がしゃべってるところだと思って読みながら、ふと話者の名前をみたら鹿島氏だったり。あ、そうかこの人も仏文か、とそれぞれの知識を踏まえた語り合いが楽しかった。
本について語り合うこともまた、読書の愉しみだ。出口治明氏とか、内田樹氏に惹かれて手に取ったのだけど、まったく関心のなかった本の紹介も楽しくて、あ、これ自分で読んでみようと思った。ネットフリックスの本とかね。最後に紹介されていた加藤典洋著『9条入門』も、長く積読になってるので、そろそろ読まないとなぁ。
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たまたま図書館でみつけた、楠木さん、成毛さん、出口さん、内田先生など、大変興味ある人が出ているので興味がでて借りてみた。
対談のまとめということもあり、それぞれの対談によって生まれているものが違った印象があった。
特に楠木さんのNetflixの話は最高で、すぐにこの本を借りたし、成毛さんの絶滅の人類学もめちゃめちゃ面白かった。
あと、磯田さんのスペイン風邪の話も興味深かった。
100年前のスペイン風邪で日本人の1%がなくなっていたなんて、そして、想像以上に長引くこと(第二波、第三波がくること)、強毒化して襲ってくる傾向があることという結果が興味深い。まさにコロナのことを言ってる気さえする。
歴史から学ぶことは多い。
大好きな内田先生の対談のときに内田先生の話をあまり引き出せていなかったのが残念な気がした。(作者本人の得意分野であるからの性か)
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Netflix、ナポレオン3世の本は面白そうなので読むことにしました。
・フランス60進法の解釈→遊牧民
・オペラ座は第二帝政様式→なるほど
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1.自分の読書方法と何が違うのか、何処まで思考の差があるのか、着眼点として、どのような部分があるのかを知りたくて読みました。
2.きっかけを作った鹿島氏と6人の方と対談し、自身のおすすめの本を紹介しながら「現実世界でどう活かせるのか」について述べている本です。
鹿島氏と対談している著者たちは自身で何冊も本を書きながら、現実でも第一線で活躍されている方たちです。そのような方たちが対談形式で話すことで、本とは違った形で考えを述べております。おすすめの本ということで、自分の過去を振り返りながら述べているため、著書とは違う面白さが出てきます。
3.著者達の読書法、深掘り法を想定していたので、全く違う内容が書かれていたことに驚きました。ただ、読んでいて気づいたのですが、読書方法を紹介している本はごまんとあります。そのうえで、本書で6人から読書法をかいつまんで説明されても、ありきたりな内容にしかならないと思いました。本書では、おすすめの本をテーマにし、著者達が自由に話し合っていることで、言葉にできる凄さを感じました。私にとっては、各々が紹介している本のジャンルが苦手で、本の内容はほとんど頭に入っておりませんが、現実で活かすためにどこを見るべきポイントにしているのか、どういう考えをしているのかを学べたことがとても勉強になりました。
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元々は磯田先生の本を読みたいから、こちらを手に取ったのですが…。
ここで紹介されていた本、どれも面白そうなものばかり!読みたい本が一気に増えて、嬉しい悲鳴をあげています。
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やはり導き手がいると、読書はどんどん面白くなりますね。特にその導き手が、しっかりとした専門分野の知識を持って、相手に分かりやすく伝えられる能力を持っていると、1人で“独書”している何倍ものインプットがありますね〜。
早速入会しましたが、何も案内とかの説明メールが送られてこないのでちょっと心配……
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博学強記。バックグラウンドの知識があると読書が面白くなる。この本を読んでから、原著にあたった方が良い。
「ルイ・ボナパルトのブリュメールの18日」は深い。ナポレオン3世とマルクスとリンカーンと渋沢栄一。
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知識・見識が読書を通じて縦の時間軸、横の世界観に広がっている方々の対談を読んでいるとこちらまで楽しくなった。
読む、そして考える事の大事さ、楽しさが知れる本です。
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対談者に人を得て、過激に語ってくれている。この人は、こんな事を考えているんだ。という発見は、楽しい。
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ここまで読むかというよりは、こういう読み方もあるんだなということに気付かされるというか。もちろん、それぞれの本を読むのに前提となる知識だったり経験だったり、何より興味が持てないとこういう読み方はできないだろうな。
中では磯田さんとの会話が一番面白かったかなと。あと9条入門の高橋さんとの会話も面白かった。
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p33 マネーカルチャー 間違った友人を作るよりも正しい敵を作るほうが有用だ
p53 成功はゴミ箱の中に