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仕事は大事。だけれども過去に残業のしすぎで体や家庭を壊した人たちをよく知っている結衣は定時で退社を大切にしている。それは管理職になっても変わらないこと。
結衣にたくさんたくさん共感できる。
頭の中でのイメージはドラマで演じていた向井理と吉高由里子で。
結衣と晃太郎のハッピーエンドが最高、嬉しい。
今後の続きが楽しみ。
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スピーディーで楽しい。
けれども、登場人物は、ルーティンに溺れず、1週間7日、頭をフル回転させて、次に何をなすべきかを考えている。体力モンスターみたい。
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差別的CMでネット炎上したスポーツウェアメーカー「フォース」。
ウェブ運用を勝ち取るコンペに参加した東山結衣だが、彼らは定時で帰ることをモットーとする結衣に怠け者の烙印を押し、「下請けだから」と時代錯誤な横暴を繰り返すパワハラ企業だった。対等に仕事しようと奔走する結衣だったが、トラブルメーカーばかりの新人教育も請け負うことになってしまい……。
ここまで絵空事ならば、かえって楽しめます。あっぱれでした。
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前作はTVドラマが始まる前に読んでいました。当然、俳優さんのキャラクターなどでイメージが変わっていることもあって、設定や流れ・エピソードも多かれ少なかれへんこうもあって全話を視聴しました。
そして、単行でなく文庫で読むので②の発売とドラマの時期は分かりませんが、ドラマ化されたエピソードはTV用でなく②だったようですね、多分。
改めて忠臣蔵も読んでみようかな?ストーリーはあらすじとして知ってはいるけど、全編を通して読んだことはないんだ。TVなり映画なりもないはず。
忠臣蔵の真説も変化してきているんだね。
『平凡な会社員の自分にできることは、ただ一つ。働きすぎずに、きちんと休んで、正気を保ち続けることだけだ。』
最近の自分の心境に似てる。目立ち過ぎず、迷惑はかけない。慌てない、焦らない、熱くならない、サボらない。
昭和の時代の常識が通用しない今。でも、ついつい口にしてしまう下ネタ。何気なく体に触れてしまうし、いわゆる体育会系の精神論。飲み会などでのしきたり。
でも、ハラスメントだらけではないだろうか。このままでは機械化というのか、クローンかとでもいうのか、個性を楽しんだりはできないんだろうな。
そういえば、ファジーなんて流行もあったよね。きっと今では考えられないんだろうな。
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管理職になった結衣。
またまたいろいろな思惑を持っている人の矢面に。「応援しています!」ではなく、一緒にできる同僚が必要なのだろうと思う。現実的には難しいのだろう。私も、職場にいる時間は長い…。
本当は違うなぁ、なんか変だなぁと思うもそれを言えない。それがたぶんいちばんの問題。間違ったこと、「常識」とちがうことを言っても、まずは聞いてくれること、聞くことができる職場でありたいと思った。
このコロナ禍で、いろいろなことが少しずつ変わり始めている。たとえば、即レス対応とか。1分1秒を惜しむことなんて、ほとんどない。どうしても必要なこと、大事なことは、いつまでにということを共有しておけばいいのだ、それだけなのだ。
人は何のために働くのか…を考え続けたいと思わさせるお話だった。
それにしても、最後は幸せ?な気持ちになります。
多様であることを大事にやっていける社会でありたい。
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「24時間戦えますか?ビジネスマン~」
というCMを子供のころ見ていたが、
今思うと、とてつもなく怖い呪いのような歌だと思う。
最近読書をする余裕がなかったなか、久しぶりに本屋で書籍を購入したなかの一冊です。
今作は『わたし、定時で帰ります。』の第二弾。
スポーツウェアメーカー「フォース」の
時代錯誤な労働体制と、
下請企業に対する扱いを含めた
パワハラ体制に立ち向かう、
(管理職になった)結衣の話です。
前作がドラマになっていたおかげで、
読書中の頭の中では、
結衣=吉高由里子、
晃太郎=向井理でした。苦笑
フォースの会社の場面は、
かなり誇張されていると思うが、
とにかく笑えない部分が多かった。
なぜなら私が働いている会社も似たようなトップダウン企業だから。
口ではきれいなことを言っていても、
学歴、性別、年齢でかなり扱いが変わることが多い。
特に小さい企業だからこそ、社長の考えひとつで大きく左右されることがある。
フォースが取り入れている裁量労働制も、
あそこまで振り切ってはいないが、
私が勤める会社も採用しており、
残業時間を無制限にするための装置のように扱われていることがある。
そしてフォースは従業員が立ち上がり、
会社に直訴しているが…
これも私は現職で社長に話したことがあるが、
「私は、このやり方でずっとやってきた。60を過ぎて今更変えられない」と言い切られたことを思い出す。
また反発した社員は次々に異動や降格となり、会社を辞めざるを得ない状況に追い込まれる姿も見てきている。
フォースも根幹から変えないと、
結局弾圧されて終わるのでは、と思う。
結衣も定時で帰る管理職として、
看板のように扱われ、
矢面に立たされることも多いなか、
チームメンバーとのやり取りを見ていて
ひやひやする場面が多かった。
私だったらどう言うかな?と考えて読むところが多かった。
社長の灰原のような人間がトップにいたら良いと思う。
自分を律するために結衣など、思い通りにいかない社員を重宝する。
時代は倍速の速さで動いているなか、
果たしてうちの会社は大丈夫なんだろうか、と
結衣たちの奮闘姿を見ながらも
自分自身の状況に重ね合わせて読んでいました。
現実は大変で辛いことや面白くないことばかりだからこそ、物語の中では、しっかり戦って、ちゃんと結末を迎えてほしい。
なので、終わり方は「おおお!そうなの!!!?」と思ったが良しとしています。笑
私も一緒に戦ってくれるパートナーがほしい。
(結局そこ。笑)
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管理職という立場で定時で帰ること
これってどの会社でも難しいことだよなと思う
日本の課題
2になって、晃太郎と結衣の関係によりキュンとする
違う性格だからこそ一緒にいようとする2人
それこそ人生より豊かになる選択だと思う
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働き方改革を推進しようと試みる政府の方に是非読んでもらいたいものだ。現場はそんなに上手くいかない。確かにフィクションであるから、綺麗な感じで終わったが、実際も同じように皆んなギリギリで働いているんだろうな。
甘露寺君良いアクセントになっていた。
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"定時で帰る"どころか…
マネジメントの悩み満載!
まさにハイパー!
管理職はこんな苦しい経験と、良くも悪くもいろんな人と関わりながら成長していくんだ!!
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お仕事小説に恋愛模様プラスちょっぴり家族問題特に横暴な父親対策。体育会系のパワハラの凄さ、それに立ち向かう結衣と晃太郎はじめ個性派のチームのメンバー。忠臣蔵をバイブルに脳内で妄想とともに作戦を練るところ、なかなか面白かったです。
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ドラマで主人公・結衣を吉高由里子が演じていたので小説を読んでも彼女を思い浮かべてしまう。ところが、そのイメージがピッタリとハマっているのだから不思議。
本作はドラマでも扱われたパワハラ企業フォースの案件を扱ったもの。ドラマでは登場しないキャラや話の展開があったりで、ドラマを観ていた人間でも十分楽しめるものだった。
特に、忠臣蔵の話を絡ませたのは秀逸。忠義を尽くし、仇討ちしようとする武士道の精神と、現代社会の働き方との対比・類似性みたいなものは面白いし、考えさせられるものだった。
さらに続編があるみたいだからそれも読みたい。
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1作目に続き、大抵の登場人物がなかなかに酷い描写で始まるが、どの人もそれになってしまうような背景を抱えているのが憎みきれないところ。
まるで仕事が出来ない新人から、会社クラッシャーと呼ばれていた新人まで、色々なキャラがいるが彼らの抱えているものを見てみると面白いものが見えてきたりする。
今回のパワハラ企業に相当する受注先の会社も1人のドンにみんながどう立ち向かうかという話に最後にはなった。それ以前もなかなかにひどい過程がありはしたのだが。
このような登場人物がいるなかで主人公の結衣と晃太朗はとても正反対でありつつもとても強い芯の持っている人達で凄いなと素直に思わせてくれる。定時で帰ることを達成しようともがくものの、マネジャー職に昇格したことで増加した業務量に圧倒され相手の企業から理不尽な目にあいつつも、自身の逆境に打ち勝つ姿に勇気づけられる。こんな会社があるのか、と目を疑いたくなるのだがあまり本筋ではないと思うので深くは考えないでおく。
色々と書いたが、一気に読めた本で、個人的にはお気に入りの1冊になると思う。
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前作は読んでいなかったけど、吉高由里子ちゃんが演じた実写版の連ドラの方は観ていました。
「わた定」は、ここ最近で最も好きなオフィスドラマ。
(ちなみに漫画編集者がテーマの「重版出来!」も同じくらい面白くて好き!)
こちらは、ドラマの続編のような内容。
WEB制作会社「ネットヒーローズ」で働く主人公、結衣は、過去、長時間労働により倒れたことを機に「必ず定時で帰る」というモットーを貫く。効率よく仕事を終わらせてアフター5はプライベートを楽しむ。
そんな彼女に、次々と試練が立ちはだかる。
結衣始め、晃太郎、賤ヶ岳センパイ、来栖くん、吾妻くん、三谷さん、桜宮さんらおなじみの面々も登場し、ファンとしては懐かしい気持ちに。
ドラマと違うところは、晃太郎、来栖くんのキャラ設定がちょっと変わっていたところ。
晃太郎は体育会系の「イエスマン」で、クライアントに下手に出すぎじゃない?と感じた。
ドラマ版(向井理くん)の方は基本は飄々としていて、クライアントに対しても堂々とした姿を見せており、ドラマの方が良かったかな。
来栖くん(泉澤祐希くん)は、小説版では2年目になっていて、口は減らないけど仕事ができるイケメンという設定になっていた。
率直な感想としては、ドラマ版が面白かっただけに、ハードルが上がり過ぎてしまっていたかな。
また、私も長く会社員をしていることもあり、「こんなこと現実あるかな?」とツッコミを入れたくなってしまう、というのもある。
今回の展開の主となる、パワハラ系クライアントのスポーツメーカー「フォース」との仕事の進め方に中盤からイライラしてしまった。
競合とのコンペを勝ち取るために、晃太郎始めネットヒーローズの社員たちはフォースの態度に疑問を抱きつつも商談を進めていくんだけど、こんな自分勝手で、取引先に対して横暴でセクハラもしてくるような人だらけの会社の仕事なんて、コンペ取れて嬉しいかなぁ?
コンペ取れた後も、絶対に嫌な気分で彼らと仕事をしなければならないし。
彼らの会社を根本から変えていこうと辛抱強く付き合っていった晃太郎たちは凄いと思ったけど、正直他の仕事も沢山抱える中で、フォースに時間も精神もかけすぎでは、と思わずにはいられなかった。
まぁここは小説だから過剰に書いたのだろうけど…。
と、多少ツッコミを入れたが、こちらも「わた定」続編として、改変を少しした上で、またドラマ放送してくれたらうれしい。
待ってるファンは結構多いと思う。
結衣の仕事への考え方は私も賛成。(結衣が自分の気持ちとは裏腹に、どんどん昇格していくのは不自然に感じてしまったけど)
命を削るまで仕事に身を捧げない。仕事は効率よく、だけど誠実に取り組む。そしてプライベートを大切にする。
「働き方」を改めて考えさせられる1冊。
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今回も、結衣がカッコ良くてスカッとしました!正義感強くて、会社の仲間を守ろうとする姿が素敵過ぎる。
前回同様、歴史を絡めている所も面白かった。
個人的に甘露寺くんの話し方がツボで、自信満々なかんじ嫌いじゃない。
仲良くしたいけど、話し方が伝染しそうだなと心配になりました。
ここまで大袈裟じゃないけど、皆が抱えているような仕事や家族問題が散りばめられていました。
そして、改めて仕事って何だろうと考えさせられます。私は働いてきた中で、自分の能力や体力を痛感して、頑張り過ぎないと決めました。即戦力にはならないし、上司の期待には応えられないけど、敢えて肩の力を抜いてやることで冷静な判断が出来る気がする。
でも、結衣の働き方をみて、ひとりではなく、皆で協力しないと良い会社にはならないのだと考え直しました。
もしかしたら、今まで自分の事しか考えられていなかったかも。
信念があっても、色んな性格や働き方の人がいるから、思い通りには働けないのが現実。
一緒に働く人達のことも、よく考えなければ。
周りの人達がいるから、働けることに改めて感謝です。
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取引先の人の名前は出てくるけど、自社の人事は
「人事の女性」「人事の男性」のまま。
フロントで働く人にとってバックオフィスって
やはりそんなもんか...。