紙の本
結衣に共感、拍手
2021/06/06 14:16
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投稿者:ぼんぼん - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ第2弾、気持ちよく読めました。仕事の進め方や考え方、何よりも間違えていることに対してきちんと筋を通すところ、自身の生き方に一致するもののなかなかここまでやり遂げることはできないので読み終えて爽快な気分になります。そして、最後の食事はかつ丼、これもそうだそうだと思いました。第3弾も期待です。
紙の本
お仕事小説
2023/08/06 12:30
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投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
恋愛要素ありのお仕事小説。
結衣と晃太郎がお互い相手を意識しつつ、でも素直に言えないところ、
ヤキモキしつつ、最後くっついたのでよかった。
でも私は来栖くんが結構好きなので、結衣が来栖にもうちょっと心揺れてほしかったな。
紙の本
読後感が爽やか
2021/05/22 08:53
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
パワハラ企業と仕事をすることになった主人公が、元婚約者や後輩社員に助けられながら、定時に帰り続けられるように奮闘する小説第2弾。最後の方で、元婚約者の行動にトキメキました。いろんなことが上手く行きすぎでしょ、という感じは否めませんが、これぐらい都合の良い展開の方が現実社会で生きていく元気をもらえます。
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仕事は大事。だけれども過去に残業のしすぎで体や家庭を壊した人たちをよく知っている結衣は定時で退社を大切にしている。それは管理職になっても変わらないこと。
結衣にたくさんたくさん共感できる。
頭の中でのイメージはドラマで演じていた向井理と吉高由里子で。
結衣と晃太郎のハッピーエンドが最高、嬉しい。
今後の続きが楽しみ。
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スピーディーで楽しい。
けれども、登場人物は、ルーティンに溺れず、1週間7日、頭をフル回転させて、次に何をなすべきかを考えている。体力モンスターみたい。
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差別的CMでネット炎上したスポーツウェアメーカー「フォース」。
ウェブ運用を勝ち取るコンペに参加した東山結衣だが、彼らは定時で帰ることをモットーとする結衣に怠け者の烙印を押し、「下請けだから」と時代錯誤な横暴を繰り返すパワハラ企業だった。対等に仕事しようと奔走する結衣だったが、トラブルメーカーばかりの新人教育も請け負うことになってしまい……。
ここまで絵空事ならば、かえって楽しめます。あっぱれでした。
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前作はTVドラマが始まる前に読んでいました。当然、俳優さんのキャラクターなどでイメージが変わっていることもあって、設定や流れ・エピソードも多かれ少なかれへんこうもあって全話を視聴しました。
そして、単行でなく文庫で読むので②の発売とドラマの時期は分かりませんが、ドラマ化されたエピソードはTV用でなく②だったようですね、多分。
改めて忠臣蔵も読んでみようかな?ストーリーはあらすじとして知ってはいるけど、全編を通して読んだことはないんだ。TVなり映画なりもないはず。
忠臣蔵の真説も変化してきているんだね。
『平凡な会社員の自分にできることは、ただ一つ。働きすぎずに、きちんと休んで、正気を保ち続けることだけだ。』
最近の自分の心境に似てる。目立ち過ぎず、迷惑はかけない。慌てない、焦らない、熱くならない、サボらない。
昭和の時代の常識が通用しない今。でも、ついつい口にしてしまう下ネタ。何気なく体に触れてしまうし、いわゆる体育会系の精神論。飲み会などでのしきたり。
でも、ハラスメントだらけではないだろうか。このままでは機械化というのか、クローンかとでもいうのか、個性を楽しんだりはできないんだろうな。
そういえば、ファジーなんて流行もあったよね。きっと今では考えられないんだろうな。
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管理職になった結衣。
またまたいろいろな思惑を持っている人の矢面に。「応援しています!」ではなく、一緒にできる同僚が必要なのだろうと思う。現実的には難しいのだろう。私も、職場にいる時間は長い…。
本当は違うなぁ、なんか変だなぁと思うもそれを言えない。それがたぶんいちばんの問題。間違ったこと、「常識」とちがうことを言っても、まずは聞いてくれること、聞くことができる職場でありたいと思った。
このコロナ禍で、いろいろなことが少しずつ変わり始めている。たとえば、即レス対応とか。1分1秒を惜しむことなんて、ほとんどない。どうしても必要なこと、大事なことは、いつまでにということを共有しておけばいいのだ、それだけなのだ。
人は何のために働くのか…を考え続けたいと思わさせるお話だった。
それにしても、最後は幸せ?な気持ちになります。
多様であることを大事にやっていける社会でありたい。
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「24時間戦えますか?ビジネスマン~」
というCMを子供のころ見ていたが、
今思うと、とてつもなく怖い呪いのような歌だと思う。
最近読書をする余裕がなかったなか、久しぶりに本屋で書籍を購入したなかの一冊です。
今作は『わたし、定時で帰ります。』の第二弾。
スポーツウェアメーカー「フォース」の
時代錯誤な労働体制と、
下請企業に対する扱いを含めた
パワハラ体制に立ち向かう、
(管理職になった)結衣の話です。
前作がドラマになっていたおかげで、
読書中の頭の中では、
結衣=吉高由里子、
晃太郎=向井理でした。苦笑
フォースの会社の場面は、
かなり誇張されていると思うが、
とにかく笑えない部分が多かった。
なぜなら私が働いている会社も似たようなトップダウン企業だから。
口ではきれいなことを言っていても、
学歴、性別、年齢でかなり扱いが変わることが多い。
特に小さい企業だからこそ、社長の考えひとつで大きく左右されることがある。
フォースが取り入れている裁量労働制も、
あそこまで振り切ってはいないが、
私が勤める会社も採用しており、
残業時間を無制限にするための装置のように扱われていることがある。
そしてフォースは従業員が立ち上がり、
会社に直訴しているが…
これも私は現職で社長に話したことがあるが、
「私は、このやり方でずっとやってきた。60を過ぎて今更変えられない」と言い切られたことを思い出す。
また反発した社員は次々に異動や降格となり、会社を辞めざるを得ない状況に追い込まれる姿も見てきている。
フォースも根幹から変えないと、
結局弾圧されて終わるのでは、と思う。
結衣も定時で帰る管理職として、
看板のように扱われ、
矢面に立たされることも多いなか、
チームメンバーとのやり取りを見ていて
ひやひやする場面が多かった。
私だったらどう言うかな?と考えて読むところが多かった。
社長の灰原のような人間がトップにいたら良いと思う。
自分を律するために結衣など、思い通りにいかない社員を重宝する。
時代は倍速の速さで動いているなか、
果たしてうちの会社は大丈夫なんだろうか、と
結衣たちの奮闘姿を見ながらも
自分自身の状況に重ね合わせて読んでいました。
現実は大変で辛いことや面白くないことばかりだからこそ、物語の中では、しっかり戦って、ちゃんと結末を迎えてほしい。
なので、終わり方は「おおお!そうなの!!!?」と思ったが良しとしています。笑
私も一緒に戦ってくれるパートナーがほしい。
(結局そこ。笑)
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管理職という立場で定時で帰ること
これってどの会社でも難しいことだよなと思う
日本の課題
2になって、晃太郎と結衣の関係によりキュンとする
違う性格だからこそ一緒にいようとする2人
それこそ人生より豊かになる選択だと思う
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働き方改革を推進しようと試みる政府の方に是非読んでもらいたいものだ。現場はそんなに上手くいかない。確かにフィクションであるから、綺麗な感じで終わったが、実際も同じように皆んなギリギリで働いているんだろうな。
甘露寺君良いアクセントになっていた。
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"定時で帰る"どころか…
マネジメントの悩み満載!
まさにハイパー!
管理職はこんな苦しい経験と、良くも悪くもいろんな人と関わりながら成長していくんだ!!
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お仕事小説に恋愛模様プラスちょっぴり家族問題特に横暴な父親対策。体育会系のパワハラの凄さ、それに立ち向かう結衣と晃太郎はじめ個性派のチームのメンバー。忠臣蔵をバイブルに脳内で妄想とともに作戦を練るところ、なかなか面白かったです。
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ドラマで主人公・結衣を吉高由里子が演じていたので小説を読んでも彼女を思い浮かべてしまう。ところが、そのイメージがピッタリとハマっているのだから不思議。
本作はドラマでも扱われたパワハラ企業フォースの案件を扱ったもの。ドラマでは登場しないキャラや話の展開があったりで、ドラマを観ていた人間でも十分楽しめるものだった。
特に、忠臣蔵の話を絡ませたのは秀逸。忠義を尽くし、仇討ちしようとする武士道の精神と、現代社会の働き方との対比・類似性みたいなものは面白いし、考えさせられるものだった。
さらに続編があるみたいだからそれも読みたい。
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1作目に続き、大抵の登場人物がなかなかに酷い描写で始まるが、どの人もそれになってしまうような背景を抱えているのが憎みきれないところ。
まるで仕事が出来ない新人から、会社クラッシャーと呼ばれていた新人まで、色々なキャラがいるが彼らの抱えているものを見てみると面白いものが見えてきたりする。
今回のパワハラ企業に相当する受注先の会社も1人のドンにみんながどう立ち向かうかという話に最後にはなった。それ以前もなかなかにひどい過程がありはしたのだが。
このような登場人物がいるなかで主人公の結衣と晃太朗はとても正反対でありつつもとても強い芯の持っている人達で凄いなと素直に思わせてくれる。定時で帰ることを達成しようともがくものの、マネジャー職に昇格したことで増加した業務量に圧倒され相手の企業から理不尽な目にあいつつも、自身の逆境に打ち勝つ姿に勇気づけられる。こんな会社があるのか、と目を疑いたくなるのだがあまり本筋ではないと思うので深くは考えないでおく。
色々と書いたが、一気に読めた本で、個人的にはお気に入りの1冊になると思う。