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紙の本
17世紀から18世紀に活躍したスゥフトによる召使の奉公上の処世訓を描いた書です!
2021/04/04 14:23
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、17世紀から18世紀のイングランド系アイルランド人で、諷刺作家、随筆家、政治パンフレット作者、詩人、および司祭でもあったジョナサン・スゥフト氏の古典です。同氏には、『ガリヴァー旅行記』、『穏健なる提案』、『ステラへの消息』、『ドレイピア書簡』、『書物合戦』、『桶物語』などの名著があります。同書では、「過ちを叱られた時は、部屋の出がけや階段の途中で、聞こえよがしにぶつぶつ言うこと、冤罪と思わせる効果がある」と述べられ、召使の奉公上の処世訓が皮肉たっぷりに説かれています。そのほか、当時のアイルランドの貧困処理について述べた激烈な一文が付されてもいます。なかなか味わい深い一冊です!
紙の本
風刺と皮肉が詰まっている
2021/04/02 12:02
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投稿者:gonta - この投稿者のレビュー一覧を見る
ガリバー旅行記でおなじみのスウィフトによる召使たちの「正しい働き方」を綴った文章。
ユーモアと皮肉が詰まっていて真面目くさった文章なのにとにかく面白い。
有名な「アイルランドの貧家の子女がその両親並びに祖国にとっての重荷となることを防止し、かつ社会に対して有用ならしめんとする方法についての私案」も収録されており、読み応えがある。
紙の本
大真面目な文体で風刺する。心に迫る。
2024/01/16 10:27
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投稿者:ブラウン - この投稿者のレビュー一覧を見る
お邸勤めの人々の労働態度がどういうものだったのか興味を持って手に取った。各職務に宛てた訓戒は悪習だったり汚職、背信めいたものが多く、しかしきっちり自分の利益や主人の面目を立てる論理を組んでいるあたり、皮肉とはいえ当時の人々のしたたかさに感心を覚えた。真面目な文章がたたって、露悪に過ぎる内容が笑えないトーンで語られるのには少々鼻を摘まんだが、当時の執事やメイドたちの働きぶりや、アイルランドの窮状を憂いたスウィフト自身の一端に触れられるのは貴重な経験だと思う。
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