紙の本
☆鮮血の迷宮☆
2024/05/04 10:19
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投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
突然現れたナルの師匠を名乗る女性、森まどか。彼女が持ってきた依頼は、長野県の山中にある広大な屋敷の調査だった。
現場に向かったナル達一行。だが、調査隊は彼らだけではなかった。日本中から名だたる霊能者や心霊研究家も集められていたのだ。
本題は、この屋敷で起こった2件の失踪事件について、霊の可能性もあることから除霊をお願いしたいというもの。
舞台は、長年放置されていた館。それも、増改築を繰り返した結果、迷宮のような構造を持つに至った巨大洋館だ。
尋常でないのはそれだけではない。館の内部や外部の構造を調べるうちに、麻衣達は、建物のあちこちに不審な空洞があることに気づいた。
そして、事件は起こった。
館にいる人間が、姿を消し始めたのだ。
血腥い雰囲気が漂う中、徐々に明かされていく《血塗られた館》の過去。
館の元所有者《美山家》とはどういう一族だったのか? 「浦戸」とは何者なのか? 館の増改築は何のために行われたのか?
《吸血伝説》や《流血の伯爵夫人》が見え隠れする血腥い事件に、ナル達が挑む!
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投稿者:ねこにゃんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
どんどん真実に近づいていくにつれて、怖さも増していきました。謎に包まれていたリンさんのこともちょっと分かったり、麻衣の能力も開花してきたり、話が進んできましたね。
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測量して終わった感じ。
いや、面白いんだよ。霊が人も殺めてるし、ホラーとしてはいいんだけど。お屋敷が複雑すぎてピンと来ない。前作が最高に面白かっただけに残念。
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家系のホラー大好物なので、奇妙なお屋敷と聞くだけでめちゃくちゃ期待して読みました!
増改築のための増改築を繰り返した家…すごく気味が悪くてよかった。
元ネタとなるお屋敷のことは知らなかったので、調べてみようとおもった!
ゴーストハントのお話の流れとしては、まいちゃんの能力がどんどん開花していて目覚ましい成長をとげているので、今後どうなるのか期待と不安がありつつも、あと2冊で終わってしまうので、内容よりも読み終えることへの恐怖がすごいです。
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この巻は、リライト前の方がおどろおどろしくて怖かったようには思う。初めて読んだということもあるかもしれないが、リライト版は怖さが緩和された印象があることは間違いない。
長丁場の調査ということもあり、また、まどかさんの登場もあり、ナルやリンさんなど、メンバーたちのバックグラウンド(のカケラ)が徐々に明らかになりつつある、シリーズとしても大事な一冊。実はこの巻まで明らかになっていなかった麻衣についてもメンバーに明かされ、メンバーの能力も更に判明してきて、チームとしてよ距離が縮まり、最終巻に向けてスパートがかかってきた。
個人的には安原さんの再登場は何より嬉しかった。
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ゴーストハント5作目。
コミカライズで言うところの「血塗られた迷宮」編。
森まどか嬢、登場。
まどか嬢にやりくるめられるナルに( ̄ー ̄)ニヤリ。
ちゃんと紹介するために大橋さんがフルネーム聞いてくれたおかげでリンさんの本名判明。
G★J大橋さん!(笑)
コミカライズだとフツーにフルネーム披露してて、それに対して特になんとも思ってなかったのだけど、大橋さんに聞かれて…だったのね。
まぁよく考えれば、人数多いし、自己紹介するにしても名字だけで終わるよね。
ところで、SPR以外に集められた人達の人数がなんか増えた…!
三魂会…?澄明教会…厚木さん…?アレ…?
って、思ったら、旧版では元々この通りらしい。
コミックス版は、尺の関係で人事異動してたのね(笑)
にしても、詳細すぎて想像できちゃう館とか、次々に消える人とか、浦戸とか!!毎度のことながら描写怖い!!
コミカライズもアニメも怖かったけど、文字だけでこんなに怖いとかなんなの…!!
綾子のあと追ってる途中、危うく麻衣が消えちゃったかもなニアミスんとこ、コミカライズにはなかったからドッキドキしたじゃろがい!(いや、消えないのは知ってたけれども!!)
次巻は、満を持して!!の綾子回なので楽しみ。
【以下、私の妄想と暴走】
熱く語るぼーさんの話を耳にしながらカメラ設置してるナルは何か思ったんだろうか…
いや、ふーん、ぼーさんがね…ぐらいにしか思わないんだろうけれども(笑)
にしても、ぼーさん&ジョンも信頼してるだろうけど、リンさんが一番だよねぇ?
一番信頼をしているであろうリンさんを麻衣の護衛につけるんですね?
雇い主なので従業員を守る義務がある…んでしょうけれど、同じ一般人でも多少の退魔法が出来る麻衣と肝は据わってるけど退魔法できない安原氏だったら、安原氏のが重要じゃないんですかね…?だって臨時の代理ですよ?(・∀・)ニヤニヤ (※脳内で妄想が大暴走中)
嫉妬な真砂子はやはり可愛いかった。
「仲が良くて喧嘩なんかするもんかい」って言ってるけれど、「喧嘩するほど仲がいい」と言いますよ?麻衣さん。
最初は「谷山さん」って呼んでたのが「麻衣」呼びになったのは「ナル」呼びに対して報復でしょうが、犬猫扱いではなく「〇ー〇」扱いですよね?きっと。
特別馬鹿に…はしてる…かもしれないけど、あくまで馬鹿=〇ー〇扱いですよね?きっと。
ちなみに、相手に対する不満を明示→気持ちスッキリ&相手に本音が伝わる→喧嘩の後に2人で反省・相手の言い分をある程度受け入れ=「お互いの思いがずれたときに調整できている」のはさらに関係を一歩進めることができる良い事では?
ナルも麻衣も、今までも喧嘩&ごめんなさいしながらきたので、結構仲は良いと思うんですよ、はい。恋愛うんぬんはおいておいて。
意識的にその半分でも出来れば猫よりは役に立つんだがっつーのも、幽体離脱できるようになる=〇ー〇みたい=最高のパートナー(まぁ、仕事としてだろうけど)に近づくって事ですよね?
なんか、そういう簡単な恋愛感情じゃなくて、もっとこうなんていうか、かけがえのない存在って方が(・∀・)ニヤニヤするじゃない!?←
そもそも、ナルにそういう期待はしてないので、このままで良し。
何もしなくても勝手に脳内暴走させるので問題なし←
(つか、そんな感情があったらそんなのナルじゃないYO!)
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いつものメンバーズで今回は人がいなくなる巨大屋敷に挑む。計器を使ってんの科学的な調査で始まり、徐々に科学では説明のつかない異常なことが起き始める。少しずつ、異常なことがジワジワ浸食していく恐怖感、謎が解けると解けたことで発生する恐怖感。恐怖が連鎖していくのが上手いと思う。
個人的には、心霊現象初心者の麻衣がもやは玄人になってしまって読者と同じ目線ではなくなってしまって残念。天涯孤独な学生なのに、お金のためと言えば学校休めるはないと思う。特殊な状況でも学生してたらまず学業優先だろ、この設定は麻衣は死んだことを自覚してない死者な可能性を考えてしまう。
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待ちに待った最新?刊!どんどん怖くなっていくシリーズと聞いてたけど、自分的にはそれほどだったのは西洋的なド派手さがあったからだろうなあ 怖さがやってくるのが遅めだった印象。あと構造が難しすぎて脳内で想像するには気力が足りない! 除霊もいつもの苦難なく、という 相変わらずのキャラクターの良さに次巻が楽しみ
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2021.3.28
ゴーストハント大好きで、
小学生の頃からアニメと漫画
何度も読んできたけど
一番怖くて一番好きな話がコレ!
もともと少女向けなのでコミカルな描写が
たくさんあるんだけど、
そういうのなかったら怖くて読めない(笑)
3ヶ月待ったお楽しみが終わってしまった…
6巻はいつ出るの〜〜
待ち遠しい〜(;_;)
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((((;゚Д゚)))))))
恐ろしいほどスプラッターな最後に驚愕
バタリアン思い出しましたわ…
ほんとこれまで物理的要素はほぼ無かったのに
急にあんなの出されちゃ…
今思えばアメリカンホラー
シャイニングでドクタースリープですよ!!
って事で、最高です♪
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相変わらずのおもしろさでした。
これは西洋ホラーが好きな人にはたまらないお話だと思う。
意味不明に増改築されるお屋敷(ウィンチェスター・ハウスがモデル)やヴラド侯爵やエリザベート・バートリ夫人のオマージュがちらばっていて元ネタがわかる人ならばニヤニヤしながら読み進められる。
でも元ネタがわかったとしても話としては決してつまらなくならないのが小野不由美先生。
主人公の麻衣やその周囲の人間関係の成長も描かれていてとても楽しめました。
次巻が早く読みたい……
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麻衣の夢のシーンがめちゃくちゃ怖かった……。
リンさんの本名発覚でびっくり。まぁまだ本当に本名か分からないところがミステリアス。
それにしても小野さんはイヤな大人を書くのが上手いなぁ。主人公たちが若いから一層大人が汚く見えるのかしら。
巻末に屋敷の見取り図があったら面白かったかなぁと思う。
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有名な霊能者や心霊研究者と共に調査に当たる麻衣たち。それぞれの得意技で心霊現象を解決できるのか??
複雑怪奇な館で渋谷サイキックリサーチの実力のほどが試される。
今回も結構怖かった。除霊するにはこれしかない、というのも更に恐いものでした。
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今回は地味。作中冒頭で、かなり大きくて派手な仕事になる、と言っているが、ちょっと地味。ほとんど屋敷の計測をして終わる感じ(笑)
シリーズ後半だが、やっとリンさんのことがちょっとわかってよかった。
麻衣ちゃんは高校生なのに、やたら泊まり込みの多いバイトができる謎もわかった。
ナルがやや空気。
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作品自体が恐ろしくすばらしいのは書くまでもなく、巻末のミステリ評論家千街さんによる解説がすごくよかった。オマージュと思われる源流の存在、同系統の作品、アンサー作品?などを多数紹介してくれていて、読みたい本リストが伸びた。とてもありがたい解説の理想形。