紙の本
ホッとできる本
2021/11/28 05:31
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投稿者:Pana - この投稿者のレビュー一覧を見る
元銀杏BOYZギタリストの中村さんがバンドを辞め、周防大島に移住して地域の人と交わりながら生活する中での発見や喜び、疑問などが綴られる。
マルシェや落語会など、魅力的な取り組みもされており、一度行ってみたいなと思った。
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島と中山間部での暮らしという違いはあるけれど、中村さんの考えていることはとても身近に感じられた。
やりたいことはよく分からないけれど、やりたくないことだけはなんとなく分かる、とか。お金の考え方とか、行政のやり方とか。
そして、やっぱりヤギは飼うよねー。いいな。
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著者本人は「巻き込まれ系」と自嘲気味にまえがきに書いているけれど、すごい行動力だと思う。
なりゆきとはいえ、過疎地域で地域の人たちとまっとうなコミュニケーションをとり(私なら朝のあいさつだけで煮詰まると思う)畑を耕し(三日坊主確信)さらに僧侶としてのお勤め(そんな芸はない)まで果たしてしまうなんて凄すぎる。
森田真生さんが帯に『武器を捨てたのは「生きる」ため。無防備な身体に、降り注ぐ生命!』と書いておられる。
たぶん「武器」というのは社会的ステイタス、つまり安定した職業と預貯金、「無防備」というのは無職無資産ということなのだろう。確かに私には「無防備」になる勇気は全然といっていいほど無い。
「一緒に楽しんでもらえたら」とまえがきにあるけれど、羨望と(自分への)失望しか感じられなかった。僻み?
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周防大島へ移住した著者。周防大島での日常生活を描く。住職兼百姓、アーティスト、イベンター、ラジオのパーサナリティ、アルバイト、本業を尋ねられても「?」な毎日。ただ「やれることを、一つとかぎらずにただや」りながら、都市と田舎、老と若、人間と自然に思索が及ぶ。こんな移住ができればいいな・・・と、具体的なヒントも満載。
かつての日本一の高齢化の島。藻谷「里山資本主義」でも取り上げられた先進の島でもある。
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バンド活動を長年やってきた著者が瀬戸内の周防大島に移住。
現在は農家を営みながら僧侶として暮らしているそうだが、普通に考えるとなぜ音楽をやっていた人が農家?僧侶?となりますよね。
でもどこで暮らしても誰と暮らしても、そして何をやってもこの著者にとってはそれぞれがどこかで「つながっている」のだと思います。
ライフスタイルに迷っている人が読むと力の抜けた語り口にホッとできると思います。
面白かったです。
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血縁あって帰るのでもそれなりに大変なんだな。新規就農とか、とめちゃう方向の声掛けが多いというのは、確かにそうかも。
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都会からの田舎暮らし、都会の人は憧れるかもしれないが、そこに住んでいる人はそれが自然、当たり前、
海が見えるところに住む、山が見えるところに住む、それも当たり前
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よく知らない人ですが、東京のバンドマンが、山口県の離島に住み始めて、実に素朴に「生きる」こと、「暮らす」ことを報告していらっしゃるのがとても心地よい本でした。
ブログでも感想書きました。覗いてみてください。
https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202205080000/