紙の本
王族に怒りを覚えた巻
2023/06/29 23:18
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投稿者:Lily - この投稿者のレビュー一覧を見る
次期領主教育を任されているボニファティウスがヴィルフリートの面倒を見切れないと言ったことは、相当良くない状況であるということがわかりました。「主人公がフェルディナンドに恋慕していて、婚約者であるヴィルフリートを蔑ろにしている」という噂があって、その噂をボニファティウスが知っているのは恐ろしいと思いました。魔力が全く含まれていない銀の布を身にまとえば、境界の結界を抜けることができるそうで、予想外の使い方だと思いました。主人公がヴィルフリートよりもフェルディナンドを心配する気持ちは、わかると思いました。フェルディナンドの結婚が延期になったことは良いのか悪いのかどっちなのだろうと思いました。主人公が領主会議で第一王子ジギスヴァルトとアドルフィーネの星結びをするをしたのですが、中央神殿の神官長イマヌエルは、対応が面倒で嫌な人物だと思いました。主人公に対して「重くなった」と言ったダームエルの発言は、とても失礼なものだと思いました。主人公が休憩に使った建物が祠だったことに驚きました。人並みに成長するように祈ったのは、主人公らしいと思いました。主人公が次期ツェント候補になったことに驚きました。ジルヴェスターが主人公をエスコートしたことが、意外でした。フェルディナンドのエスコートは、エスコートではなかったと思いました。フェルディナンドを助けるためにグルトリスハイトが手に入れて読みたいと考えるということが、やっぱり主人公だと思いました。主人公は祠に行きたかったので、私はエグランティーヌたちのおかげで行けて良かったという思いもあるのですが、主人公がエグランティーヌたちを嫌に思うくらい、エグランティーヌたちは自分たちの都合しか考えていないように思いました。王族の勉強不足のせいで、主人公が悪く言われるのは、理不尽だと思いました。主人公を「第一王子の第三夫人にする」というアナスタージウスの宣言は、主人公にとって納得できるものではないので、モヤモヤしました。主人公がエグランティーヌやアナスタージウスと話をして、エーレンフェストとアーレンスバッハの扱いが全然違うことがわかって、王族に対して激しい怒りを覚えました。フェルディナンドをディートリンデの連座にしないためには、フェルディナンドが正式にディートリンデの夫になる前に主人公がグルトリスハイトを手に入れる必要があることがわかりました。メスティオノーラの書がある場所に入る前には扉があり、入るためには王族登録が必要であるということを知りました。主人公が成人するまで待てないために、主人公をツェントの養女とするという話を第一王子が持ってきて驚きました。第一王子の提案は最悪で、エーレンフェストの状況を全く理解していないことが見えました。王族と交渉する主人公がカッコいいと思いました。主人公が中央神殿に入る場合と次期ツェント候補としての話が出た場合の条件を、事前に話し合っていたので、主人公が第一王子に自分の要望を伝えることができて良かったです。主人公が求めた条件のうち、フェルディナンドの連座回避や待遇改善などのほとんどの条件を、王族が受け入れたことがわかってホッとしました。ただ、主人公の図書室はお金がかかりすぎるので、主人公に図書室を諦めさせることになったというのは不満に思いました。アウブ・ドレスヴァンヒェルの娘アドルフィーネ視点の短編を読んで、アドルフィーネは政略結婚の婚約が嫌で、第一王子がクズで、婚約者として最低でした。オルタンシア視点のエピソードを読んで、ラオブルートとオルタンシアが普通の夫婦とは違うことを知りました。
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ジキズヴァルトの傲慢
2022/04/26 16:30
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投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙は石板集め
ファンタジー要素強めの展開から「商人ローゼマイン」の交渉
しかし、王族として育てられるとこういう人間になるのでしょうか
ジキスヴァルトがくず男すぎです。
短編で語られる内容はひどいものです
電子書籍
あの唐突な一言の
2022/03/26 21:10
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投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
背景がここでようやくわかりました。番外編で明かされたわけですが、なるほどそういうことだったのかと納得です。
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祠を回る。
それによりローゼマインがグルトリスハイトに1番近づく。
シュラートラウムの花とは?
(ラオブルートはヒルデブラントに
* 甘い匂いのする白い花でなかなか手に入らない
* 昔配属された離宮の主が好んでおり、何代にも渡って温室で育てられていた
と内心の動揺を隠す笑みを浮かべながら、説明する。)
トルークと関係があるのか?
ローゼマイン→
ツェントの養女に?
ジキスヴァルト様の第三夫人に?
次巻は8月10日発売。
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漸く読めた。王族の身勝手さと、商人としてのローゼマインの交渉力が存分発揮されていた。ただ、その裏側にローゼマインが本当に望むことが叶いそうにない中での最善の、大人の選択をせざるを得ない状況が日に日に切迫してきたようにも思う。
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限定SS『問題だらけの領主会議』フェルディナンド視点。
本編にいないフェルディナンドをここで補給です。
今後の展開で、何故ユストクス達がアーレンズバッハから貴族院の寮へ移動できたか、こんな裏設定があったのですね。
『プロローグ』ボニファティウス視点。ほとんど登場しないヴィルフリートが最近ダメダメな件をジルヴェスターへ報告。
『望まぬ結婚』アドルフィーネ視点。最低男ジギスヴァルト王子について。辛口!
『シュラートラウムの花』オルタンシア視点。本編では悲劇な結果を突然知らされるだけなので、裏側での動きが知れます。
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初読後、すぐに再読して、2周。最初は読み落として気づかなかったいろいろな記載に気づく。やはりこう、丁寧に隅々まで考えて書かれている感じがして、とても楽しい。例えば、アドルフィーネの短編で、ローゼマインに与えられる離宮の話がちらりと出てくるけど、その鍵をラオブルートに鍵を貸していた、とジギスヴァルトが言っているので、ということは、この離宮は・・・ とか。
物語はシビアでシリアスに進んでいくけれど、ローゼマインvsジギスヴァルトは、コミカルでもあり、そういうところも、読んでいて楽しい。次は8月かあ。
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やはり「商人聖女」はシリーズ中随一のカタルシス。痛快さでは、後の展開も含めてここが一番だと思っている。
そして書き下ろしのオルタンシア パートは実質ホラー。
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皆自分の都合でしか動いてないので、欲しいものがあるならば、全力で勝ち取りに行けと言うありがたいお話。ぜひ全てを勝ち取ってほしい。
今回から電子書籍で読書。良いところはメモをすることで、反芻したいところをすぐに読めること。皆がメモしているところを確認できること。みなでワイワイ楽しんでいる気分になれる。
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久々に商人顔で王族に対しても「搾り取れるだけ取る」という精神。商人顔のローゼマインが大好きです!! そして、フェルディナンドのことを心から信頼しているので、「大変結構」を貰えて嬉しそうになっているのを見てこちらも嬉しくなりました(*^^*)
それにしても、、、、マインはいつも凄いことを起こすのに、まさか王族の養女の話まで行くなんて、、!?ビックリしましたΣ( ˙꒳˙ )!?
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転生物にありがちな、主人公無双の主人公ageって言うのを踏まえて
マインは社交をやりたくないと言う主張に対して、それより大事な仕事が有るのだから当然と言う意見と、彼女の立場なら社交優先でしょう?!って言う意見が有るのを、双方の立場からちゃんと描いてるのは良いと思う。
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物語がぐっと進展したようだ。
シュラートラウムの謎も投入され、ここからフィナーレに向かってお話が加速していくのだろうか?ミッションをこなしていくさまがカラーイラストとあいまってワクワクしてくる。
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やっぱりなってしまいましたか、ツェント候補。
ジギスヴァルトとの交渉も、商人パワー炸裂していて、スカッとした。引いてる王子の顔もまた良い。
こうなってくると、今作であまり描かれなかった分ヴィルフリートがさらに心配になってくる。反抗期ど真ん中でこれから落ち着くことに期待したいけれど…。
最後の短編はアドルフィーネの話があった。王子との結婚は誉れなことかなと外面から見る限り思っていたけど、彼女としてはそんな政略結婚を是と思っておらず、王子に対してもここまで嫌っていたとは思っても見なかった(王子がここまで鬼畜だったことも)。確かに、王子2人はエグランティーヌを奪い合ってた仲で、ジギスヴァルトはアナスタージウスに負けたからアドルフィーネと結婚したという構図だろう。それならば、愛情のない政略結婚であり、彼女も不満に思うこと間違いなしだろう。この先もし、ローゼマインがジギスヴァルトの第三夫人になるとしたら、アドルフィーネの心境もまた変わってくる。良い方向にまとまれば良いが…
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下剋上最終段階王族にまで登りつめるか!?
望みがかなわないと知った時のローゼマインの感情を露わにした行動が印象に残った。あとは、貴族院に行ってるのに学校じゃないから、可愛らしい服を着ているのね。
王族になっても、エーレンフェスト里帰り自由にできるような立場は望まなくていいのか気になった。
今回のポイント
ヒルデブラントの母、ダンケルフェルガー出身。ダンケルフェルガーの人って良い人多いね。
いのりたりない、の謎とけるが、じじさまは?
シュラートラウムの花とは?中央騎士団長ラオブルートがゲオルギーネと繋がってたらやだなぁ。妻のオルタンシアにも類が及ぶってことだよね?離宮のこととか、今回はエピローグにも次への情報たっぷりでした。
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短編の視点が違うことの力
これから一緒になろうという人に
こんな思いで
見られている相手って
こんな思いをさせてしまうなんて
それを何かまずいことをしているとか
悪いことをしているとか
全く思わせないで
さも当たり前の口調で言っているのが
これが王族の当たり前なのか
周りの人が気持ちがあることすら分かってないような
かなりの対応に
想像力が足りないのか
当たり前と思いすぎているのか
なんか至らないんですね。
こんな相手が
商人と直接交渉すれば
泣くしかないんだろうな