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新海誠監督作品言の葉の庭美術画集 みんなのレビュー
- コミックス・ウェーブ・フィルム (監修)
- 税込価格:2,970円(27pt)
- 出版社:一迅社
- 発売日:2021/06/24
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アート本
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紙の本
永遠に残る風景はない。だからこそ残す。
2022/09/27 16:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みつる - この投稿者のレビュー一覧を見る
こちらの形状、表紙とは異なる本を読みましたが
ISBNが同じでしたので、おそらく内容は同じものかとおもわれます。
新海誠監督の中編映画「言の葉の庭」の美術画集です。
主に東京、新宿近辺(新宿御苑)をメインに作られています。
この映画の特徴といえば、恐ろしいくらいに多種多様な顔を見せてくれる、緑と、雨の表現です。
監督のインタビューでもありますが、
雨ひとつをとっても、天気雨なのか、土砂降りなのか、それだけで描き方が全く違っていて、それが登場人物たちの心情にとても合っていて、映画の本編も好きなのですが、この緑と雨を見るためだけに、この作品を見ても良いと思えるものです。
美術画集では、静止画を見れるので、
ここに力をいれた、や
同じ角度、位置から見た風景でも
時間や季節によって、変化のつけ方が解説されており
より、言の葉の庭という作品が好きになりました。
インタビューで監督が
"これまで見ていた風景が、こんなにも変わってしまうんだ、と。それは3月11日以降、みんなの無意識に刻み込まれたことだと思います。(中略)今、目の前にあって「キレイだな」と感じているこの風景を、自分たちの主観も交えながら絵にしておきたい。"
とおっしゃっています。
今ある風景は永遠のものではない、
だからこそ、人は絵にしたり、写真を撮ったり、何かのかたちにして残そうとするのではないか。
そんな監督の思いも読めて、また、言の葉の庭を見てみたいと思いました。
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