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紙の本
建武の新政、南北朝はよくわからないままできた
2022/09/20 09:53
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投稿者:雑多な本読み - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、「京都の中世史」第4巻で、14世紀の京都を中心に描く。鎌倉幕府が滅亡し、建武政権に変わるが長続きせず、南北朝に分かれ、観応の擾乱と京都の深刻な状況は続く。地方から京都に武士が集まり、京都での政治に数多くの影響を与え、同時に地方にも影響を及ぼす。金閣寺で有名な足利義満の権力を確立する。
目次を見ると、プロローグ、1 鎌倉幕府、滅亡、2 建武政権、3 足利尊氏の反乱、4 初期室町幕府の時代、5 観応の擾乱、6 内乱収拾の糸口、7 足利義満、内乱を終えてーエピローグとなる。
鎌倉幕府が滅亡し、武者の時代と思えば、後醍醐天皇の建武政権となる。鎌倉幕府というから東国政権というイメージがあるが、京都とのつながりも深い。建武政権は短命に終わり、室町幕府は京都に置かれるが、南北朝が起こり、内乱となり、幕府の内訌で観応の擾乱となる。目まぐるしく変わるので追っていくだけ大変だが、政権構造や京都(中央)と地方との関係を追っていく。ダイナミックな時代との見方が出てくるのではと期待する。
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