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京都の中世史 6 戦国乱世の都 みんなのレビュー

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紙の本

戦国乱世は京都から見ると風景が違うのか

2022/09/20 20:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:雑多な本読み - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、「京都の中世史」第6巻で、16世紀の初めから豊臣秀吉の京都支配が始まる80年間を取り上げる。戦国時代、室町幕府そのものや主要な勢力である細川京兆家は弱体化し、京都の貴族を始め、文化人は地方へ散っていく。地方の有力層の庇護を受けて、京都の文化を広げる。一方、京都、洛中洛外では新しい町(ちょうと読む)が形成されていく。さらに豊臣・徳川のもとで巨大都市化が進む。政治・都市・文化の多面的にその様相を描き出し、戦国乱世の都の姿を描き出す。
 目次を見ると、転換期の洛中洛外―プロローグ、1 細川高国と細川澄元の対立、2 細川晴元の畿内進出、3 三好長慶の台頭、4 将軍と信長の城館、5 乱世の都とその住人たち、6 乱世のなかの朝廷・公家、7 乱世のなかの文芸、8 京都改造の時代、9 首都としての伏見、中世京都から近世京都へ―エピローグとなる。
 応仁・文明の乱で京都の姿は焼け野原と化し、都市として衰退するものの、首都であることには違いない。洛中では上京、下京のという2つの都市があり、洛外には寺社を核とした都市がある。争乱は続き、織田信長が入京して収束されていく。京都の住人は都市共同体としての町(ちょう)をつくる。本書では、差別の諸相にも触れている。織田信長亡き後、豊臣秀吉が京都の街づくりに乗り出す。現在の京都に大きな影響を残しているといってもよい。豊臣秀吉は伏見に拠点を移し、徳川家康が引き継いでいく。。日本史で中世から近世に移っていく時代を、京都を中心に照射していくと新たな見方が出てくるのではと期待する。

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