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グルメ刑事シリーズ第七作。今回は最初から刑事と明かして捜査。ちょっとの工夫で激ウマレシピ、終盤の手に汗握る展開、そして恋の始まりの予感はいつも通り。楽しめました。
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今までと打って変わって、潜入捜査の裏側を舞台にした回。コロナ禍の閉塞感を防犯カメラによる張り込みで密を避けてる。
柳刃さんのうんちくを引き出そうと火野さんがうながすのがネタになってて面白かった。
ラストの金箔とどんでん返しが歌舞伎みたいで、雰囲気合っててよかったなぁ。
サラちゃんとタロッチの今後の前途多難さがまた気になる。
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警視庁特務部捜査官の柳刃竜一と火野丈治が潜入捜査のかたわら料理の腕を奮い、悩める若者のリスタートを援けるヒューマン×グルメ小説。シリーズ7作目。
なお主人公は人生に行き詰まった若者(男性)で、物語は彼の視点で描かれる。
◇
今回の悩める若者は、乾正悟という新米刑事。交番勤務を経て念願の刑事になったものの、張り込み捜査に失敗。
それ以後、他の捜査員から冷眼を向けられた正悟は警察官としての自信を失い、気持ちは退職に傾いていた。
そこに特務部から潜入捜査 ( 張り込み含む ) の協力要請が来た。条件は経験の浅い1番若い警察官。ということで正悟に白羽の矢が立った。
戸惑いつつ柳刃たちの仲間に加わった正悟だが……。
* * * * *
今回はいつもと違ったパターンがいくつかありました。
1つめは、迷える若者に柳刃たちの身分が明かされているということ。これは設定から無理もないことです。
2つめは、捜査対象が読者にも秘せられていたこと。( 仄めかされてはいました。)
そして3つめは、柳刃についてのヴェールが少し剥がされたことです。
柳刃の小指が欠けている理由は納得いきました。しかし、柳刃が料理について語りたくて仕方ないヒトだというのは意外でした。あの常にクールで物事に恬淡としている柳刃が ?!
それだけでも読んで得した気がするのですが、それに加えて今回の料理で嬉しいメニューが出たことも満足度を高めてくれました。実はカレーうどんが大好物なので、ぜひチャレンジしてみようと思いました。
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珍しく本性を明かしての張り込み飯
難しそうな料理が多かった
久しぶりに騙された感もありおもしろかった。
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今回はドラマにありそうな話題と展開でした。あんまり料理も記憶に残らないかも。それはともかく毎回字が大きくてびっくりしてしまう。読みやすくていいのだけど、続けて別の文庫本を読むと小さくて読みにくいと思ってしまうわな。
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正悟の最初のダメっぷりが少しずつ変わっていく様と、毎回の飯テロを堪能しつつあっという間に読了しました。今回は最後の最後までハラハラする展開だったけど、やっぱり火野さんと柳刃さんのコンビは安定していて大好きです。次回も楽しみ♪
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コロナ禍に関わらず、相変わらずちょっとした手間で料理を激変させるのは参考になる、いくつかやってみよう。
とはいえ、毎度ストーリーも楽しめる。
展開はだいたい似てるので、くるぞくるぞがわかってしまうけど、それはそれで楽しい。
178冊目読了。
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俠飯7
激ウマ張り込み篇
福澤徹三
∞-———————∞
主人公の正悟は憧れの刑事にはなれたものの、張り込みに失敗し左遷に怯えていた。そんな時、応援要請員として出向いた先はヤクザの事務所?
珍しく初めからお2人が捜査官だと分かってるパターン。
柳刃さんは料理のことについて喋りたい人だった。今まで色んな人に聞かれて答えてて、優しい人なんだなぁと思ってたら、実はめっちゃ喋りたかったんだと思ったらなんだか可愛く思えた。今回は高級食材多めで、さり気なく代替品も教えてくれたりの心遣いとか、きっと本当は誰よりも優しい人。
ただ、本物ヤクザ組長さんの吟味した食事にも堂々とケチを付けたり、拘りが強すぎ。
主人公が頼りなすぎるけど、すごくイイヤツだった。正体偽ってたのが彼らだけじゃなかったり、人って信用出来ない。
カプレーゼの塩昆布あえ...切ったトマトとモッツァレラチーズをボウルに入れ塩昆布をたっぷりまぶし、オリーブオイル(又はゴマ油)をかけ、混ぜ合わせる
2023/11/23 読了(図書館)
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サラが◯◯なのは序盤でわかるし、その後の展開もまあまあわかるけれども、面白かった。柳刃が料理のことを話したがっているというのには笑ってしまった。