紙の本
ゆるゆると進んでいる話
2022/09/23 06:48
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投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ2
オリジナルシリーズ未読
司野と暮らすようになった正路は予備校にまで通っている。
読者に少しずつ開示される(正路にも)司野の過去
そして正路の心持ちも。
「存在を消す」ということについての司野の言い分が微笑ましい
正路が司野によって少しずつ前向きな感じになっているのが
さらに微笑ましい
司野の含蓄のある言葉や
女子高生に付喪神の品を売ってしまうところとか
司野の妖魔らしいところもちらちら見せられたりと
ゆるゆると話は進んでいきます
気になっていた轢き逃げ事件については少し甘い気もしますが、
正路の性格や司野の誓約等々を考えるとこれくらいなのかなぁと。
辰冬が亡くなったときの様(それを見ていた司野の心持ち)と
司野が押し入れの中で龍笛を吹いているのが今巻のツボです。
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陰陽師の下僕だった妖魔を主とすることになってしまった正路。妖魔の司野との不思議な同居に、??と思いつついろんな事態にドキドキしてしまう。
由美子さんって好きだなぁ
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以前の妖僕と少しづつ違っているので、AZノベルズのもの読んでみたくなってきた・・・がどこにしまったやら(笑)。
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「適切な出会い、不適切な出会い」
噂になった店に。
酷い対応に慣れているのだろうが、本当に迷惑だと思われてると気付かないものなのか。
「天に昇る音」
聞こえた旋律は。
当時は嫌なことだと思っていても、年月が経つと想い出の一つになるのかもしれないな。
「心のほころび」
再びやって来た。
始めから礼儀正しく接していれば、機嫌を損ねることもなく普通に話せたのではないか。
「絡まる糸」
終われ逃げ出し。
相応の覚悟を決めて追っていただろうが、実際に命の危機になると恐怖が凄いだろうな。
「意趣返し」
何一つ反省せず。
自分達の罪が暴かれない事を嬉々として、神様に護られているなんて勘違いし過ぎだろ。
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ライターの女性編。
やっぱりノベルズ版からかなり詳しい内容になってる。エピソードも色々あってなるほど。
あと、忘暁堂の以前の店主は既に亡くなってるのかな?ちょっとよく分からない。
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少しずつ司野のこと知る。
その喜びが、主人公の喜びであり読者の喜びにつながる、っていう作品
2023.8.26
137
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(2)店の商品には付喪神が宿っており、相性のいい客には
幸運をもたらすという。
そこに厄介な客が飛び込んできて・・・?
なんとなく関係的な方向性が透けて見えて萎えました。
BL描写入れる必要あったのかなぁ??(-。-;)
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店の取材をしたい、という記者が現れた。
根付で彼氏ができた! という女子高生の噂は
すごいものがあるな、と(笑)
そしてやってくる厄介な人。
どうなるのか、と思っていたら、徐々に徐々に…で
最終、驚きの繋がり(?)が。
いや、まさか双方が解決するとは…でした。
虎穴に、とは言いますが、完全に怪しいので
最悪の事を考えて支度して…でないと
その穴は入ってはいけないかと。
というのもありますが、全てが全て
きれいに使われてました。
あれもこれも、小話ではなかったのがすごい…!