紙の本
しっかりまとまって大団円。
2021/10/02 16:26
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投稿者:クリッパー - この投稿者のレビュー一覧を見る
1巻からずっとハイテンションで最終巻まで駆け抜けました。
全体的に藤田ワールド炸裂と言った感じでした。
面白かったです。
設定がしっかりしていて、なおかつハイテンションな漫画なので、一気に読もうとすると疲れちゃうかも。
タコハと泥努の芸術を通して見ているもの(芸術論は勿論、なんとなく人生とか命のあり方とか)のぶつけ合いや侵略者の執念など、最終巻も見どころたくさんでした。
紙の本
ラストまで練られた作品。
2021/08/30 21:03
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投稿者:雨宮司 - この投稿者のレビュー一覧を見る
双亡亭を舞台に激しい戦いを描いてきた本作も、この巻で終結。藤田先生、お疲れ様でした。ネタバレになるから詳細は書けないけれど、悪役にも必ず事情を用意して描いていくのが藤田ワールドの真骨頂。この作品も伊達ではなかった。ラストは必見。ここまで描いていただければ、ファンとしては本望です。
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難しいテーマでしたねえ。
芸術とは何か?なんて、永遠のテーマだけど、なんか突き刺さるものがありましたねえ
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ここまで読んでてホント良かった…!!
「んふふふ、オレは楽しいぜ。」
この巻の感想としては、「とにかくカッコいい」。
絵も戦いも、生き様も。何もかもが「カッコいいなぁ」って思わせます。
世界を救うために。大切な人を守るために。
命を懸けて強大な敵に立ち向かう。
それだけじゃなくて。
一人の人として。絵描きの矜持だけを頼りに一対一の戦いに臨む凧葉のカッコよさは今までになく、それでいて誰もが持っているかもしれないもののように思えます。
凧葉が泥努を圧倒すれば世界は救われる。でもそれは結果でしかなくて。
凧葉が戦うのは、限界を超えて「絵」と魂をぶつけ合うのは、偏に絵を、絵を描く事が素晴らしいと思っているから、それを泥努に分かってほしいと願う、ただそれだけのためなのでしょう。
だからこそ泥努を励ましもするし(世界がかかっているともいえるのに!)、彼の絵を正しく評価もする。ただ分かり合うために。
…凧葉を奮起させる泥努も熱い。…そもそも泥努自身は偏屈を極めているものの、素は正々堂々、道理の通らない事は好まない性なのでしょう。
「絵を描く」という行為がこんなにも熱く、カッコよく、そして鮮烈に思えたのは初めての事です。
渦を巻いて描きあがっていく絵がホントに凄い…。
「良い…………勝負だった。」の一言には、私も大きく頷いたものです。
結果として。
「どうしてこうなったのか」と涙を流す凧葉こそが、全てを解決したのだな、と。
そこから解き解れていく物語がどこか爽やかさを感じさせてなりません。
異星人との結末も含め、本当にいい物語でした。
藤田先生、スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。是非また新しい物語にてお会いできることを。
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最後の一滴が涙となって消えていくシーンが印象的でした。
主人公のモデルを知って(気付いて)から一時期ちょっと穿った読み方になったりもしましたが、最後はそれを吹き飛ばしてくれました。
今作は死んでほしくなかったキャラが生存してくれたので良かった(?)です。
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SFホラー?
面白かった。
この方の作品はいつからからか絵が怖くて異常な感じになって苦手と思っていたが、ホラーと言われればありかも。
主役はいつもやさしい。
でいどさん面倒くさい人だった。
結局みんな憎めないという感じ。
ラストが良かった。