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紙の本
特集・円谷英二のトリック撮影。
2021/11/21 08:36
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投稿者:おじゃもんくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
特撮映画の円谷英二についての、インタビューや寄稿を中心にまとめた一冊。
幅広い方々の、今思う円谷英二の声をまとめている。
特集トップの、中野昭慶監督のインタビュー記事が良い。
「驚き」を創造する円谷英二の感覚と技法。
助監督時代に、ナマで円谷英二の下で働いていたお話は貴重ですね。
プロ意識が高く、特殊技術ではなくて「トリック」の撮影。
映画時代から、円谷プロによるテレビ進出。
「妖星ゴラス」から、「ウルトラQ」「ウルトラマン」までのお話し。
子供向け作品の子供視線と、大人向け作品の大人視線と。
等々・・・・。
第三者から見た、円谷英二の生き方が良かったですね。
その他、現在活躍中の方々の寄稿色々。
映画監督や特撮監督や脚本の方々。
特撮研究家から、比較文学や近代文学の視点から。
戦前戦中研究の方から、博物館学・近代美術史の方から。
東映プロデューサーから、ポピュラーカルチャー研究の方・沖縄文学の方から。
円谷特撮の遺伝子を継ぐ方も、ほとんど接点のない方も。
ほんまに多方面からの切り口、面白かったですね。
特集の最後には、円谷英二主要作品解題があり。
作品の総説と各作品の解題があり。
楽しめる一冊でした。
特撮盛んなころ当時の本と、見比べて楽しみたいと思います。
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