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権力階層から転落した者や市井で暮らす者からの視点で描かれる飯嶋和一さんの歴史。ひとかどの人物であるが、ちょっと変わり者だったり、二つの派閥の間で中間管理職的に四苦八苦する。
本作も馬飼いから武士、商人、通訳と立場を変えながら日本、台湾、フィリピン、朝鮮を股にかけ活躍する主人公。しかも実在の人物となれば面白いこと間違いない。
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小説とは分かっているけれども、詳細に描写された内容に歴史書であるように錯覚してしまう。
会話文は少なく、説明が多いため読むのにすごく時間がかかった。
武将たちの歴史物は読んできたが、町民商人の視点で見るお話は戦の無益さや理不尽さが克明にあらわれているなぁ。
下巻ではどうなるのか…
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この本は凄い。かなり長編なので、途中で何度か、別の小説を読みたい誘惑にかられたけど、結局最後まで読んでしまった。