ユリイカ 詩と批評 第５３巻第１４号１２月臨時増刊号 総特集＊タロットの世界 みんなのレビュー

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投稿者：L療法　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

伊藤氏の文章は細かなことを連ねて今一つ頭に入ってこなかったが、これは基本的なことを知らない私が悪い。

もうすこし、象徴についての話や、図像学的な検討を読みたいところですが、起源と伝説が乖離し、実のところ正統などは存在しないシステムであるようなものとの確認が取れたのは面白かった。
この考え自体絵札に物語や意味を感じてしまう、タロット的なものになるのでしょうが。

タロットは基本的にトリガーである。
私たちは問いを設定するか、問いを見出さなければならない。
タロットは問いかけであって、（それ故に応答であって）正解ではない。