- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
ユア・フォルマ 3 電索官エチカと群衆の見た夢 みんなのレビュー
- 菊石 まれほ (著), 野崎つばた (イラスト)
- 税込価格:748円(6pt)
- 出版社:KADOKAWA
- 発売日:2021/11/10
- 発送可能日:購入できません
文庫
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
5 件中 1 件~ 5 件を表示 |
紙の本
今回はエチカよりもハロルドの変化に注目
2022/01/09 02:09
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前巻でハロルド達RFモデルの秘密を知り抱えてしまうことになったエチカ。
自分が秘密を知ってしまったことをハロルドに気付かれてはならないというストレスを制御できず、電索能力が低下して電索官から異動になり、ハロルドとパートナーを解消することになる。
望まず離れることになってしまった二人が、それでも意外と問題なくやっていけることに気付き、だからこそ互いを強く意識して思い出してしまい、特別な存在だと認め合う話。
今回の事件は比較的手口と犯人がわかりやすいが、二人の葛藤と心の成長を描くには非常に効果的だった。
この作品が毎回描いてくる人とアミクスの違いと互いに理解し受け入れることができるのかっていうSF問題、いつも考えさせられて面白い。
かつてアミクスとして人を傷つけることができなかったから目の前で父と慕った人が嬲り殺されるのを見ているしかできなかったハロルドが、エチカが死にかけているのを目の当たりにして、システムと騙しプログラムを改竄してアミクスとして逸脱した行動をとったあのシーンは胸熱だった。
1巻目であんなにイライラしたのはなんだったのかって思うくらい、ハロルドくんの成長が著しくて読んでて楽しい。
紙の本
股にかけて
2021/12/14 01:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界観が根底から揺らぐような、
2巻からこっちに振ってくれてよかったよ、という展開。
ただそこからにじみ出る、内輪感。
黒幕になりそうな人物は展開上ひとりしか挙がらないし、
そもそもの原因になったところも同じく。
国際警察の捜査官という主人公で、
事件の方からやってくる環境。
舞台もヨーロッパを股にかける感じで大きい。
それなのにやけに小さい人物相関図が、
どうにも居心地が悪い感じを提供してくるイメージ。
5 件中 1 件~ 5 件を表示 |