サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

天の蚕が夢をつむぐ 大島紬ものがたり みんなのレビュー

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー3件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本

0から自分でつくるということ

2023/06/27 19:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:amisha - この投稿者のレビュー一覧を見る

大島紬の凄さは、それとなく知っていたが、ここまで深い歴史と、受け継がれてきた技術に裏打ちされたものとは思わなかった。その超絶技巧ゆえに、分業化が進んだと思うのだが、著者はゼロから製品となって送り出すまでを、自分自身で体験する。さらに飼育が難しい天蚕を使った新しいプロジェクトを立ち上げ、最後までやり遂げている。気の遠くなるような地道な研鑽の連続。読んでいても息が詰まりそうになったが、非常に感動した。
いつかそんな着物に袖が通せるようになりたい。夢のまた夢である。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

伝統と革新の中にいる「糸を吐く虫」

2022/10/17 11:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

観察やちょっとした実験など、虫たちとの触れ合いを楽しく描いてくれている著者。本書は虫への関心から伝統工芸の話が広がる。昆虫の観察などのこれまでの著書的な話を期待して読むと少し違うと思われるかもしれないが、個性豊かな職人の生き方は大人が読んでも興味深かった。

糸になる繭を作る虫といえばまずカイコなのだが、カイコにもいろいろな品種がある。カイコ以外にも野生種のクワコやヤママユも繭を作る。それらの虫をどうやって飼い、布にまでするのか。餌の植物の育て方の工夫から始まり、壮大な「イチから作る」お話になっていた。

奄美独自の絹織りものを作る話なのであるが、「ここだけ」を作るためや知るための「普通の絹」「織りものの行程」の話もしっかり書かれている。糸の取り出し方、染め方もこんなに種類があるのか、と教えられた。

奄美の「伝統」をイチから作る。新しい材料や方法を取り入れるのだから「革新」も必要だ。伝統と革新をムシが人をつないで動かしていくお話だった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2022/11/11 09:23

投稿元:ブクログ

レビューを見る

3 件中 1 件~ 3 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。