電子書籍
中山作品としては……
2023/11/26 19:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
中山七里作品としてはちょっと変わったスパイスありのお話でした。ラストはまぁ良し、として……。教誨師の高輪顕真が拘置所で死刑囚関根要一と再会。関根は昔、雪山で遭難時、命懸けで救ってくれたこと有り。
無実の罪で絞首台か、とドキドキ。
投稿元:
レビューを見る
教誨師が死刑囚の友を救うために半ば強引に刑事を巻き込み事件を調査していく過程は面白かったが、途中出てくる経文は大事な部分と思いながらも、少し難しく感じ斜め読みした。もう一度読む時はちゃんと読もうと思う。
投稿元:
レビューを見る
帯がついていなくて、タイトルで選んだので、あらすじの方に「急転直下の大どんでん返しに驚愕必至。究極のタイムリミット・サスペンス」と書いてあって、しまった!!(-_-;)と思った。購入後に気がつく…。
こういうふうに書かれているものを避けているので…。
書いていない方が楽しめたかも。
まだ、どんでん返し来てないけど…?驚愕必至って…?で読み終わった感じ。
教誨師と警察官が協力して事件を洗い直すというのは斬新で面白かった。
富山警部補の話が出たときに、(関根とのやりとり、彼女の事故死の理由、雅司の仕事と疑わしいこと)で犯人では?と疑う。
なかなか思うように前に進まなくて顕真の心の揺れ、葛藤、冷静な文屋刑事のやりとりがあったのに
本当の犯人が見つかるのが都合がよすぎるような展開。
p76-6
p173-7
p198-2
投稿元:
レビューを見る
すみません、ちょっとネタバレ。
死刑を受け入れた男は学生時代の山岳部の
命の恩人だった。
そこから始まる大どんでん返し。
死刑囚に改心する様に教え諭す人を
教誨師と言う。
今回の主人公はこの教誨師。
教誨師と大学の友人で命の恩人が死刑囚として刑務所で出会うと言う巡り合わせ。
彼は何かを隠している。
学生時代の元友人との駆け引き、
人間模様が描かれる。
私としてはいつものどんでん返しと言うよりは、死刑執行からの逆転へ向けてのストーリーなので、トリックや真犯人と言う点での大どんでん返しに比べて
些か物足りなかった。
しかしながら、いつもながら
どんどん読ませられてしまう
ストーリー展開は流石ですね。
一旦、中山七里さんを読んだ後は
違う作家を読むことにしてます。
そうでないと、
延々中山七里作品を
読んでしまうからです(笑)
投稿元:
レビューを見る
護られなかった者たちへがとても良い印象で同著者の作品はどれも自分の中でハードルが高くなってしまう。
主人公が僧侶と教誨師というあまり触れたことのない世界で読みながら仏教の世界とはとか、こういう導きですというものを知れたのは新鮮だった。
とはいえ、あくまで設定上の役割の為に僧侶、教誨師というものが深堀りされるわけではなく、根本は友情的なものにミステリーが加わったものだと感じた。
自分と自分の大切な友人と主人公を重ねた時に自分でもそうなるなとか、そう感じてしまうなと思うことが多々あったし、そう思える友人を持っているのは幸せなことだなと改めて感じた。
ただ、最後は自分が願った展開にならないかも!と思ってやきもきしていたが、意外な落ちでうまくストーリーを纏めてあって読後も気持ち良く振り返る事ができました。
投稿元:
レビューを見る
面白かったなぁー
教誨師という人がいることを初めて知った。
死刑が執行される直前の死刑囚の変わりよう(本の序盤で描かれる)はなかなかリアルで酷いものだった。執行のやり方もなんか昔テレビで見た気がする。
起承転結に忠実な構成でとても読みやすかった。
大どんでん返しっていうほど大袈裟じゃないと思ったけど、、、
お坊さん行動力ありすぎ笑
投稿元:
レビューを見る
教誨師の祈り/囚人の祈り/救われた者の祈り/
隠れた者の祈り/裁かれる者の祈り/エピローグ
顕真さんが拘置所で出会ったのはかつての友人。死刑判決受けた友人の犯罪と信じられない顕真さんは教誨師という立場を超えて動き始める。多くの人を巻き込んで行きついた所は……
ラストが決まっていくのにバタバタ感を抱く。若干とってつけたような気がする。
投稿元:
レビューを見る
面白かった〜
最期の章はまるでアクション映画さながら…
生死を彷徨う一挙手一投足は、読み応え抜群でした
投稿元:
レビューを見る
震えました。様々な感情になり没頭していたし、私も祈っていました。七里さんらしいどんでん返しにまた、私の心臓は高鳴り寝不足です。
投稿元:
レビューを見る
ラストに近づくにつれ、読むスピード上がりました(笑)
このまま死刑になってしまうのか…とドキドキしながら読みました。
おもしろかったです。
投稿元:
レビューを見る
ストーリーのテンポが良く読みやすい。
中弛みもなくスッと読めてしまう作品。
登場人物の過去や、揺れる内面がストーリーによく絡められていて、少しずつヒントのように与えられていくので読んでいて飽きなかった。
物語に希望を感じられるところも良かったと思う。
どんでん返しも態とらしくなく良かった。
投稿元:
レビューを見る
Amazonの紹介より
何故、お前が死刑囚に――。教誨師の高輪顕真が拘置所で出会った男、関根要一。それはかつて、雪山で遭難した彼を命懸けで救ってくれた友だった。本当に彼が殺人を犯したのか。若い男女二人を無残に刺殺したのか……。調べれば調べるほど浮かび上がる、不可解な謎。無実の罪で絞首台に向かう友が、護りたいものとは――。無情にも迫る死刑執行の刻、果たして教誨師の執念は友の魂を救えるのか。人気沸騰中の“どんでん返しの帝王"による、予測不能・急転直下のタイムリミット・サスペンス‼
執行されるのか?それとも新たな真犯人が現れるのか?
最後の最後まで、ハラハラドキドキの展開でした。
ちなみに教誨師とは、囚人や死刑囚に対して、過ちを悔い改め、特性を養うための道を説く者だそうです。
主に僧侶が多いということで、なぜ主人公がお坊さんになっったのか?そういった部分も描かれていますが、まぁ波乱の人生だなと思いました。
そんな彼が、刑務所で死刑囚の友人と会い、無実を信じながら、奔走していきます。主人公の行動は強引でしたけれども、友人を助けたい思いが強く伝わりました。
大学時代の同じ登山サークルで培った友情を超えた友情。「走れメロス」を見ているかのようでした。
最後の最後まで、友人を信じて、僧侶らしからぬ強引な行動が読み応えがある一方で、そこまでやる⁉︎といったツッコミもしてしまいました。
そんなこんなで行き着いた先の驚きの結果に一瞬時が止まったくらい衝撃でした。
ラスト10ページくらいで真相が語られるので、今までのがあった分、あっさり感はありましたが、すごいどんでん返しを味わいました。
また新たな中山さんのどんでん返し劇場が読めて良かったです。
投稿元:
レビューを見る
大どんでん返しって言いたいためだけの真犯人にがっかり。
教誨師という未知の職業について知れたのはよかったけど、全体的に登場人物に魅力がなく、例えるなら、小説の書き方講座で大どんでん返しっていうテンプレートに沿って書いた見本、のように感じた作品でした。
投稿元:
レビューを見る
ほとんど一気読み。
罪とは、償いとは、そして祈りとは。自分に正直に生きるって難しい。それでも友人を冤罪からから救うため行動を起こす。でも最後、主人公は破門されることも教誨師の任を解かれることもなかった。逃げることは許されない。「常に精進しなさい。あなたが自身を罰するのは、それからで結構」門主の言葉が突き刺さる。
投稿元:
レビューを見る
冒頭は、難しそうな内容かな…と感じながら
読んでいましたが、
半分くらいからどんどん引き込まれ
一気読みでした!
ともかく、冤罪が証明されてよかった!
たくさんの人の、真実への執念や優しさが
身に染みました。