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長年会わなかった親子の話。
息子が去ることを知ってから、ずーっとうるうるしてしまった。
親子の絆なんてって基本思ってるけど、案外こんな感じなのかも。
いいお話でした。
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とても読んでいて楽しいハートフルストーリーでした!
作家で引きこもりがちなお父さんが、25年間離れて暮らしていた息子智との出会いがきっかけで変わっていく姿が面白かったです。
お父さんが近所の人々や社会のことが本当に全くわかっていない場面では思わず笑ってしまいました。
智くんのツッコミも最高です。
思わずからあげクンが食べたくなりました!
瀬尾まいこさんの作品は他作品も含め、料理や食べ物の描き方がお腹を刺激します(*^^*)
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ほとんど人と接することなく生活し、小説を書いてきた俺のもとに一度も会ったことのない息子がたずねてきて、1か月一緒に暮らすことになる。
これまで関わろうとしてこなかった町内の人やコンビニの店長らと息子を通じてふれあうことで変わっていく。
何故息子がたずねてきてくれたのか、息子がいなくなったあとに28年ぶりに実家に帰ってみて、初めて知った息子とその母の行動は想定外だった。
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本来であれば重い話になりかねない設定の中で、こんなにもハートフルに、心温まるお話になっていることがすごいなぁと思いました。
智のキャラクターが本当に可愛くて、主人公の素直さにも心が熱くなりました。2人のやりとりが面白く、テンポよく、少しずつ打ち解けていく過程を読んでいくのが楽しかったです。
美月も本当にいいお母さん。みんなが優しくて、みんながあたたかくて。フィクションより現実の方が優しくてあったかいって、ほんとにそうだなって。ラストの親子3人の場面がジーンときました。
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ほとんど人と関わらない、ほぼ引きこもりの小説家の元に、生まれてから一度も会ったことのない息子が突然訪ねてきて…という話。
ずかずかと入り込んでくる息子に苛立った。
勝手に少しの間この家に住むと宣言し、勝手に自治会に入会し、生活ペースを乱す。
社交的で、愛想も要領も良い息子、智。
対して、閉塞的で極端に世間知らずな父、加賀野。
そもそも妊娠が発覚した時、養育費だけ送れ、それ以外は何もするなと加賀野を強硬に拒絶したのは母ではないか。
それなのに、加賀野に黙って智を連れて実家の両親に会いに行っていて(固く口止めすらしていた)、4人で親睦を深めていたとか、引く。
智は「子どもの写真見たら、飛んで会いに来るのが普通だよ」とか言ってるけど、美月が加賀野を初めに拒絶したことはどうなの?
まさか美月、それは話してないのか?
最後までイライラモヤモヤさせられた。
どこがほっこりなのか、全く理解出来なかった。
社交的な人の感覚を押し付けられたような気分。
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心の声を何度も代弁する息子に、これ、おっさんの妄想では、、?と思ってた。けどおっさん自身が「小説だったら別人格で、、」と言っていて、やっぱり息子は本物だった。(安心した)
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人との関わり…。面倒なことも多いけれど、これがあるからこそ人としての喜び・希望・価値などを見出し、前向きな気持ちになるんだなぁ、と思わせてくれる温かな物語だった。
五十歳、一人暮らしの小説家男のもとへ、一度も会ったことのない二十五歳の息子が現れて…。互いに「おっさん」「君」と呼び、息子の明るさ・社交性に戸惑いながら、五十男が次第に変容していく様子が楽しい。
最後には、両親、妻、息子のこれまでが明らかになり…。実際にはあり得ないよと思うものの、人の繋がりの温かさと明日への希望を与えてくれる、よい物語だった。
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不器用な主人公が変わっていく様子が可愛らしかった。また、智の過去を知らなくてもいいと思えたことが素敵だった。実は世間は優しさに溢れていることが気づけてよかった。
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いい人しか出てこない、
ほっこりするお話。
現実には、ほぼあり得ない
ファンタジーかも知れませんが、
十分に楽しめました。
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瀬尾さんらしい暖かな作品。
「子どもが産まれて自由が消え去って、仕事とか趣味とか今まで手にしていたものはほとんどなくなった。でも、子どもといることでしか味わえない、心の底からにじみ出るようないとおしさって、何にも代えられないんだよね」
子どもを持つことの素晴らしさがギュッと詰まったセリフが好き。
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ひとりでも楽しい時間は無限に過ごせるけど、
やっぱりひとと過ごす時間は特別。人と関わることでしか気づけないこと、抱ける感情ってたくさんある。
人との関わりって温かいなあっ思える本でした。
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久しぶりの瀬尾さん!
今作も、ぐいぐいストーリーに引きこまれる。
人が変わっていく姿を追いかけたくなる。
後半にかけてお話がどんどん展開していって、主人公の世界がひらけていく感じがとてもおもしろかった。
仕事の小説のストーリーも、好きな食べ物も、地域とのつながりも、行動範囲もどんどん広がる。
人は何歳になっても変われるというか、べつに若いうちにがんばって広がろうとしなくてもいいのか、おじさんやおばさんになってから人生が動き出すのもアリなのか、と希望がもてた。
“「バトン」と対になる”っていうキャッチコピーもいいね。
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サクっと
読見終わった
瀬尾さんの本に登場する
家族のカタチは
実際にはありえなそう
なんだけど
あったらいいな
と思える所がいい
息子の
言葉遣いだけが
25歳で
元の職種を考えたら
気になったけど
照れ隠しからくる
「おっさん」
だったのかな
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瀬尾まいこさんは、大好きな作家ですが、この話は出来過ぎでは。なんか、誰にも共感できないし、行動や言動、思ってることもはてな?ちょっと、わたしには理解できなかった
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少々というか大分世間ズレした主人公と、25年全く会っていなかった息子とのテンポの良い会話。少しずつ深まる絆と優しい人たちとの繋がりが心を温かくしてくれます。
特に好きな文章は
笑っている人がそばにいると、どんな献立であっても食事は格段に楽しくなる。
でした