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フツーの校長、市長に直訴! ガッツせんべいの人権教育論 みんなのレビュー
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紙の本
『フツーの校長、市長に直訴 ガッツせんべいの人権教育論』
2022/05/30 19:21
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
2021年4月、松井一郎大阪市長が小学校に導入したコロナ対策に「提言書」というかたちで異議を申し立てた小学校長による“人権教育論”
1、2時間目は家庭学習、3時間目に登校して4時間目は授業、給食後に下校して午後はまた2時間の家庭学習──現場の状況とかけ離れた対策の無謀さ、無意味さと、思いあまって提言書を出すに至った経緯を淡々とつづる
センセーショナルに書きたてることなく、落ち着いた筆致で事実と思いを語る文章に、かえって市長と市教委の理不尽さが浮きぼりになる
「提言書」にかかわる部分を1、2章とすると(章番号なし)、本書の真骨頂は3章、4章にある
「ぼくが歩んできた道 教員生活を振り返って」
「今、改めて『教育とは何か』を問う」
1961年、枚方に生まれた著者が教員を志した理由、教壇に立ってからの奮闘と葛藤、人権教育担当として現場を離れた経験、管理職試験を受け校長として学校運営に携わった喜びと苦労、そして定年退職……
・なぞなぞ「パラダイス」ってなに?
・くまのプーさんは「何もしていない」をしている
・理想は、世界一平凡な学校
平和憲法をたいせつにし、常に批判的(クリティカル)に物事を見て、なによりも子どもを第一に考える立場から語られる教育論は、閉塞した学校に力を与えてくれる
教職をめざす学生、日々の授業に悩む若い先生、板挟みになって苦しんでいる管理職、教育政策・教育行政に危機感をもつ人──多くの人に読んでほしい、読後、付箋だらけになる教育書、2022年4月刊
《やっぱり教師はいい仕事だ、文部官僚よりずっといい》──前川喜平
「かまいたち」の濱家を5、6年生で担任したというエピソードも
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