電子書籍
ケビンと秀次
2022/09/02 01:18
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
かなりの優れた推理力を持つケビンと、留年生の秀次が、いつの間にか二人探偵組になって、殺人事件などにからんでいきます。軽い二人の会話は、それなりにたのしいですが、コレ、ミステリーの本格モノです
紙の本
楽しく読めました
2022/06/23 19:38
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
アメリカからの留学生ケビンと、寮で同室の秀次が難事件を解決していきますが、軽妙なやり取りが楽しく読めました。シリーズ化を期待しています。
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超おもしろいーナゾトキが楽しいミステリーでした。第2話FUJISAN!での江戸時代お金を積み立てて富士登山をする話は聞いたことがあってなるほどと思いました。なかなかおもしろいミステリーこの仲間でお話を続けて読んで見たいのでシリーズ化してほしい傑作です。まだまだ日本文化、名所たくさんあるので楽しみにしています。日本文化奇想天外ナゾトキミステリーをぜひ読んで見て下さい。
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長瀬秀次はサボりまくって留年が決定した大学生。そんな秀次の寮のルームメイトにアメリカ人がなる事に決定した。ルームメイトのケビンは大の親日家。妙な日本語で話すケビンに戸惑う秀次だったが、秀次の周りで起こる事件をケビンが見事解決していき…
秀次を中心としたメンバーが中々個性的で、中でもケビンに弱みを握られている女刑事の田中がお気に入りでした。危うく誤認逮捕する所だったのを救ってくてたのがケビンで、それ以来頭が上がらないのが可愛らしいです。
秀次と幼馴染の理沙との関係も、今はそこまで発展してませんが、是非続編希望です!
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読みやすくて面白かった!
ケビンとヒデのコンビがステキ。
「酒はしづかに飲むべかりけり」若山牧水!
なんか昔習った懐かしい短歌や俳句も出てきて嬉しかった。
これは続編があるのでは?
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日本が大好きな留学生ケビンと同じ大学寮に住む秀次が次々と起こる事件に遭遇し、風変わりな推理をしていくお話。刑事田中との掛け合いもよくわからんが面白い。前作あったんだっけ?と思えるほど、いろいろ疑問点が湧くけどわからないままの方がいいのかもしれない。なぜか頭の中ではケビンが厚切りジェイソンに思えた。
290冊目読了。
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「すべったな」
というのが第一印象
青柳碧人は昔話シリーズで、
シチュエーションを使うのが上手い印象
今回は、外人だして日本の文化絡めたら
面白いんじゃね
という安易な発想から書いたんじゃないかと
思うくらいチープでズッコケた
外人もなんかステレオタイプで酷かった
まあ、この作品を彼が魂を入れて書いたとは思えない…
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謎解き自体はなんてことないんだけどケビンマグリーガルをはじめとした登場人物たちのキャラで爽やかな読後感。外国人もジパングも本筋には関係ないけどまあそこは詮索しないでおく。
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日本が大好きで、日本へ留学にやって来た大学生のケビン。さまざまなものに興味を示す彼だが、さまざまな事件にも巻き込まれることに。そして、鮮やかな謎解きまでしてしまう。ユーモラスな読み心地の連作ミステリ。
いろいろと日本的なものが登場しますが、こういうのって案外と日本人の方が知らなかったりするものですね。ケビンの日本文化に対する愛と知識は確実に平均的な日本人以上。だけれど、謎自体はそれほど知識に固執していなくても解ける……はずなんですけどねえ。謎解きでも負けちゃいますね、確実に。
お気に入りは「KYOTO」。犯人を指し示す手掛かりには気づけたものの、指紋のトリック……それは思いつかなかった! 最初のシーンにきちんと手掛かりがあって、その違和感には気づいたのになあ。
「FUJISAN」ではトリックというより犯人の心理に驚かされました。これまた考えつかないけれど、解き明かされてみれば納得です。
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精南大学の男子寮《獅子辰寮》の代表となった長瀬秀次は、四月から二回目の三年生。成績はまずいが、寮での人望は厚い。寮で同室となるのは、アメリカ Los Angeles出身のケビン・マクリーガル。本来なら、一年生からの付き合いで気心の知れた平塚優作がルームメイトになるはずが、所属するゼミの雄島総一郎教授の一存で決まった。ギリギリの成績で教授に弱みを握られている秀次に拒否権はなかった。
桜満開の三月の終わり、大学の旧学生会館で死体が発見された。第一発見者の寮の後輩が、警察に連行され事情聴取を受けたという。後輩の無実を晴らすことはできるのか──?
「ミョーデス!」日本の文化が大好きなだけでなくすぐれた洞察力を持つケビンと、なにかと巻き込まれがちな秀次が、いつの間にか探偵コンビに!? SAKURA! FUJISAN! CHA! SUKIYAKI! KYOTO! 日本の名所名物を巡る数々の事件の謎を解く、キャッチーな本格ミステリ。『むかしむかしあるところに、死体がありました。』『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』などで大注目の作家が新たな扉を開きます。
日本人より日本を知ってるアメリカ人のケビン。もう自由すぎる。最初は酒クズかと思ったヒデもケビンと行動するにあたり、なんだかいいやつというかまともな人間になって行った気がする。自由人のケビンへのツッコミとかもあっていいコンビだったな。
2人が事件に巻き込まれるたびに出てくる田中・浦川刑事ペアもなかなかいい味出してたな。田中刑事は、あれでよく刑事やってるなっていうか、よくあるアメリカナイズされて帰ってきた痛い日本人なんだよなー
けっこう面白くてサクサク読めた。事件もドロドロの殺人事件ではなく、なんとなく田中刑事が引っ掻き回した感あるけど、ケビンのひらめきはすごいな。
2022.10.12 読了
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ミステリ小説の謎解きとともに、日本の文化や歴史を知ることができる。
第三話『CHA』の茶室を船の屋根の上に作るトリックは驚いた。
浜村渚シリーズが好きなら、楽しめるはずデス!
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読みやすいし悪くはないと思うけど、個人的には赤ずきんちゃんが面白かったからなあ的な。大学生の描かれ方がちょっと古いのではとも思ったが、今でもこーゆー暮らし方してる学生いるのかな?
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連作短編5編
留年の決まっている秀次とアメリカからの日本大好き留学生ケビン。二人の周りで起こる殺人事件に絡んでくる田中刑事。ユニークな登場人物の醸し出す雰囲気が楽しく、ケビンの冴える推理をスパイスに、サクサクっと読める。ケビンの日本の知識と少しズレた感性が魅力。
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「むかしむかしあるところに、死体が…」「赤ずきん、旅の途中で死体と…」と最近、昔話×ミステリで楽しませてくれる青柳碧人さん。今作もそのノリかと思ったがちょっと違った。
日本×ミステリ…って普通か。学生寮の秀次×留学生のケビン。そのケビンが「ミョーデス」と言えばそれが謎の始まりの合図。そしてケビンは見事に謎を解く。それを面白キャラ、刑事の田中が自分の手柄にするのだった。
改めて日本の良さに気付かされる部分もあったが、まぁ軽めの読み物の域は出ない。軽く読めるので息抜き程度にはなるかと。まぁまぁ楽しめた。
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日本大好き留学生が、とある弱味を握っている警察に協力を得ながら、周囲で起きた事件を同室の主人公の秀さんと一緒に解いていく話です。
日本に纏わることがモチーフになっています。「すき焼き」食べたいなぁ。