紙の本
わたしたちには馴染みの薄い食用サボテン
2022/11/04 13:53
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
サボテンは国旗にも描かれているくらいメキシコでは完全に生活に密着している。食用サボテンの生産量、消費量は世界一、サボテンの研究も世界をリードしている、サボテン入りのトルティーヤ、スナック菓子、「貧しい者の食べる野菜」から「健康にいい野菜」へとイメージが変わってきているらしい
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図書館の新着コーナーで手に取った。
サボテンのことが概観できてしかも解説がわかりやすい。
サボテンのCAM型光合成(Crassulacean Acid Metabolism:ベンケイソウ酸代謝)といって、夜に気孔が開いて二酸化炭素を取り込みリンゴ酸として蓄積し、昼間は気孔が閉じてリンゴ酸を二酸化炭素に戻して光合成に利用するとのこと。だから夜採ったサボテンと昼に採ったサボテンでは酸っぱさが違うとのこと。
もっともっと知見を集めて、また本を出していただきたい。著者のような若い研究者に頑張ってほしい。
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なぜ水もない砂漠で生きていられるの? なぜ敵も多くないのにトゲがあるの? 葉がないのに光合成はできてるの? などサボテンへの疑問はいっぱい。疑問解消のために読みたい
#サボテンはすごい
#堀部貴紀
22/8/27出版
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
#読みたい本
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表示のサボテンが雄大で素晴らしいです。
サボテンが食物として用いられているの全く知りませんでした。食物繊維がとても多く健康に良さそうで食べてみたいです。
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サボテンというと、簡単なイメージしか思い浮かばないが、多種多様で世界に広く分布していることを知ることができた。昨今では乾燥に強く、手間暇かからないことから観賞用としてギムノカリキウム属など小さなものが家庭でも楽しめるのであるが、サボテンの本場メキシコなどでは食用もあるとのことで興味深い。
それにしても著者はよくよくサボテンを研究していることが分かるとともに、自身が腹痛をしながらも、現地の方々が薦められた食べ物を食べており、海外での旅をする上でも参考になることが記載されているため、説得力がある一冊ではある。