紙の本
久しぶりに伊坂幸太郎さんの作品を読みました
2022/07/16 16:13
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投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
レビューを読んでみて 良さそうと思ったので、久しぶりに伊坂幸太郎さんを読もうと思いました。ファンの方の称賛が多かったので、理不尽なクレーマーやハッキリしない態度の主人公、そしてバカな上司に多少の苛立ちを感じながらも読み進めました。
残念ながら結果的に、「自分には合わない」と思いました。突拍子が無く、ついて行けませんでした。申し訳ないです。ただ、熱烈なファンの方には、たまらない作品なのでしょう。という事は想像できます。
コロナの騒動を予言しているかのような感想が多かったですが、サーズやマーズ、その昔はインフルエンザもあったので、そこは過去から学んでいるのでは?と思います。そしていつの世も、マスコミは嫌なものですね。
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夢を共有している三人の男性。
一人は菓子メーカーの社員、一人は議員、もう一人は芸能人。
夢の中で戦うことで現実の苦難を乗り越えていくのだが……。
面白かった♪ 奇抜な発想はぴか一ですね。
やはり伊坂さんが好きだ!
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面白かったー!
コロナ前に書かれたとは思えない!
間に挟まれる文字のない挿絵の漫画はそーゆーことかと。
突拍子もない話だけど、展開が良く一気読みだった
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さすが伊坂幸太郎,完璧な面白さ.RPG風の異世界との橋渡しが上手いし,現実世界(?)の話も伊坂先生らしいちょっとあり得なそうな話を説得力を持ってぐいぐい引っ張ってくれてハラハラドキドキ.さらにコミックパートがまたいい.
文句なしの星5つです.
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伊坂幸太郎作品やっぱりおもしろい。
新型コロナを経て出来た作品かとおもいきや新型コロナ前にできていた作品だと、読み終えてから知って驚きました。小説の架空の出来事の様な現実が起こってしまったんだなぁと改めてコロナで世界が大きく変わった事に、リアルにこの時代に生きてる事に意味を考えさせられる作品でした。
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お菓子メーカーの広報部で働く岸。異物混入事件を皮切りに、思いもよらぬ出来事に巻き込まれていく。
伊坂幸太郎の繋がる物語の魅力が堪能できる。
とにかくあれもこれも繋がっていきカタルシスがすごい。
いつも新たな試みを小説でおこなう伊坂作品。今回はアクションシーンを取り入れるためコミックパートが挟まれている。あとがきにあるように、物語として変化球を投げたいわけではなく、物語を一番表現できる方法がこのコミックパートありきの体裁だったというわけだ。
常に新しい試みを取り入れる姿勢に本当に頭が下がる。
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序盤は面白くてスイスイ読めたけど、夢の話出てきてからはあまりのめり込めず。
これ最後どうやって終わらせるんだろ…?って
ところばかりが気になってしまい、最後までぼんやりしたまま読み終えてしまった。
伊坂作品は最後にバチッ!っと全ての伏線が回収されるあの爽快感、急いでページをめくりたくなるあの感じが好きなので、今回はちょっと好みではなかったかな。
ただこれをコロナ前に書いていたというのには驚き。
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コロナが流行る前にはこの小説は完成していたのを後で知った。
書かれている世の中が、現実のものと変わらないことに驚く。
伊坂さんにしては読みやすい小説でした(いい意味で!)
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めっっっちゃくちゃ面白かった!
会社員である主人公の話の合間にある、なぜだかRPGのような装備を身につけた人物が描かれているコミックパート。そしてそのコミックパートと小説の内容がどんどん繋がっていって読者のどきどきを煽り、最後まで一気読み間違いなし。
コロナ禍という、私たちの世界のままならない現状も含めてひとつの作品のように感じた。
エンターテイメント小説を追求しすぎて、ついに未来予知までできるようになった伊坂さんに脱帽。序盤で思わず単行本発売日を確認して、震えた。単行本が出てすぐこの作品を読んでいたら、驚きと、本と現実がリンクしていく恐怖で立っていられなかったかも(笑)
もしかして、伊坂さんも夢で……?
なんてね。
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中高生の夏休みの読書にぜひ。ロープレ要素で謎あり戦いありで楽しみつつ、巧みに絡ませられた情報社会に生きる大衆行動と心理描写が真に迫る。『人間を動かすのは、理屈や論理よりも、感情だ。』の一文が物語を深く貫いていると感じた。
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元々RPGのゲームが好きなこともあり、伊坂さんの小説もですが、川口さんのコミックパートの部分も面白かったです。
読み終えた後は、困難に立ち向かう勇気を与えてもらえたように感じました。
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今回もやられた。すごい設定。引き込まれた。
タイトルの意味もわかってスッキリ!
楽しい読書時間過ごせました!
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主人公の岸くんにとても好感が持てました。ふつーのサラリーマン、不条理なことをあきらめつつ、でも我慢できないことは心の中でやめとけと思いながらも言っちゃう、みたいな。
そんな岸くんと、議員さん、アイドルが何故か夢の中でつながり、現実にも繋がってきて...という不思議な話。
インフルエンザの話はコロナの前に書かれたのに予言していたかのような描写でびっくり。
いずれにせよ、最後は勇気の持てるラストで、今までとは同じようでちょっと違う伊坂幸太郎ワールドを堪能できました。今までのインパクトある回収劇を望む人には物足りないかな....?(私はこんなのも好きでした)
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伊坂さんらしさもあり、読みやすい長編。
主人公は会社の広報部でクレーム担当をしていた岸。そこに都議会議員の池野内とダンスグループの小沢ヒジリとか絡んできて...
夢での動物?たちとの戦いが現実世界に影響を与えているのではないか? みんなの夢がリンクしていてそこでの出来事が現実とリンクしているのでは?という話。
四章のマイクロチップと鳥では3章までから16年?ほど経っていて(3章までは妊娠中だったが、お腹の中にいた娘が高校生になっている)、これまでの伏線を回収しながきれいにまとめるという伊坂さんらしい作品。 今作も多少ハラハラするが、ハラハラしすぎず、不思議な雰囲気もちょうどいい塩梅でよかった。
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先見の明があるというかなんというか!
新型コロナを予言しているような。
主人公たちがいないのが現実。
三省堂で購入