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正直あまり興味を持てなかったな。
お金は好きだけれど、他人の財布事情はあまり好きではないからなのかもしれない。
人が投資をして失敗しようが、不動産で成功しようが、どうでもいいなと。
だったら何でこの本を手に取ったのかと言うと、タイトルにインパクトがあったから。何ならちょっと資産の増やし方についても指南されてるかもと思ったからでもある。
完全に役に立たなかった訳ではないけれど…。
奨学金返済で苦しむ女性2人への蛇川のアドバイスは良かったと思う。1人で節約するより2人で資産を増やすというやり方は面白いかも。
結局、お金に振り回されたら人生は面白くないのだと思う。
そんなに持ってなくても幸せならそれでいいし、本当に人それぞれだなぁと。
しかし節約して頑張ってもなかなか貯金が貯まらないのはよく分かる。
さっ、投資生活始めよう。笑
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今作品もお金にまつわるお話
どれもわかりやすく
そしてちょっと間違えたら
自分もそうなるのではないかと思わせ
さすがの一言です
一歩間違えたら
もう転がり落ちるように
転落していく
そういうように見えて
実は少し違えば
行動すれば変わることがあるのだということに
気付かされます
お金を増やす正解なんてないし
全てにリスクはあるけど
ただ節約してるだけじゃ
なかなか増えない
知識と行動力が必要ですよね
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お金の使い方作り方を考えさせられるとともに、お金によって生き方が大きく変わる事が嬉しいことでも怖いことでもある気がした。原田作品面白いです
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6人のお財布事情を連作で。イニシャル入りのヴィトンの財布がそれぞれの登場人物の人生に立ち会うかのように節目に節目に現れる…。6人それぞれの人生は興味深いが、明るくハッピーエンドを期待して読むと裏切られる。
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原田ひ香さんの本を読むと、「三千円の使いかた」の時もそうでしたがお金に対して真摯に向き合いたくなります。そして少し前向きになれます。登場人物のようには動けないかもしれないけど出来る事を続けたり始めていきたいと改めて思いました。それからお財布を大切にしたいと思いました。
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ルイ・ヴィトンの長財布を巡る連作短篇集。原田さんお得意のお金ネタが満載である。
第1話の主人公葉月みづほは、少ない家計費をやりくりする堅実な主婦。必死の思いで貯めたお金で、念願のハワイ旅行に出発するが……。この後、様々な事情で長財布の持ち主が変遷し、それぞれにまつわるお金の問題が披瀝される。
おもしろかったが、お金ネタ自体は知っているものばかりで、目新しさはなかった。
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節約して節約して買った憧れのヴィトンの財布。しかしそれは夫の借金発覚とともに手放すことになる。その財布は人々を渡り歩き…。お金に関する悲喜交々。お金で破滅する人、お金に関する苦い経験で人生を変えた人。ラストは希望が見える終わり方で良かった。
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3千円の使い方が好きで、今回も似たような雰囲気のものかと思い読んだら、結構ヘビーな内容でした。全体としてまとまりがあり、とても勉強になるお話でしたが、家計の参考になる系の読み物ではなかったです。
タイムリーなお金の話が書かれているので、面白かったです。
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みずほの夫が最低でイライラ~。みずほの行動力がすごい!登場人物全員が崖っぷちのような生活でどうなっちゃうの~とサクサク読めた。文夫の生い立ちが可哀想だったけど、そんな生い立ちに負けること無く生活を立て直して家族を持てたことにホッとした。
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健気な登場人物たちの一方で、「生活音痴な息子」財布が躍るのか、マネーが跳ねるのか。「コロナは人を貧しくも豊かにもした。失った人とつかんだ人の差はなんだろう。運、思い切り、そして他の人より目端が利いたこと…そんなわずかな違いで人生が変わっていく。確実に言えるのは、世界中でさらに貧富の差が広がったことだ」その通りなんだけど何だか最後までしっくりこないまま。
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改めて無知って怖いと思う。最近は金融リテラシーという言葉をよく聞く様になったが、まだまだ知らない事ばっかりだ。
みずほは、ちゃんと勉強して不動産投資という、知識を得て生活できる力もついた。さっさと雄太と別れて自立したらいいのに!圭太がかわいそうだけど。
投資に関しては、絶対はないので結局、文夫のようにコツコツ生活して基盤を整えないといけないんだろうな。
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ついに読んだー!
サイコーに面白い!
「財布は踊る」のではなく、まわりが踊っていたね。前向きな意味で。
最後の裏切り方も、気持ちがいい!
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Kindleで読んだ。
専業主婦のみづほは、夢を実現するために生活費を切り詰め、毎月2万円を貯金していた。努力が実り、夢を実現した喜びも束の間、夫に200万円以上の借金があることが発覚して…。
ポップな表紙とは裏腹に重い話が多かった。
リボ払いに奨学金の闇、株、大家業など…。
みづほが切り詰めて貯金したお金で、ハワイで憧れのヴィトンの財布を買うも、その後夫のリボ払いの借金が判明。
一度も使うことなくメルカリに出品された財布は、様々な人の手に渡っていく。
リボ払いってメリットあるの?
子供が大きくなったら絶対使うなよ!って釘さしたい…。
ラストは結構シビア。
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2022.09.19
相変わらずのテンポの良さであっという間に読み終えた。
最初の章のみづほの夫がバカすぎて、その次に出てきた文夫も野田もバカすぎてかなり辟易しながら読み進めたものの、最後はなんとなくみんな(野田以外)ハッピーエンド?に収まったのかな。
今流行りの投資法がそこかしこに散りばめられていて投資初心者が読んでも勉強になりそうな内容。
主婦雑誌(サンキュ!とかLDKとか)に連載してたのか?ってくらい30.40代の女性には刺さる内容だと思うけどなんだかモヤモヤ。
210万円の家って土地も込みで?
そのあたりが現実感がないなーと思った。エンタメ小説という感じ。
ルイ・ヴィトンのダミエの長財布が貧乏神だったのかな。なんでイニシャルなんて入れたんだろう?みづほの無知さの象徴だったのかな。
最後、みづほはあの物件買うの思いとどまってよかったと思う。
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タイトルからは想定できないくらいヘビーなお金と人生の話
でもどの話も自分とちょっとずつ共通項があって他人事としては読めない、だから余計怖いみたいな話
大学出ても正社員として就職しても決して裕福な生活は送れないし結婚したら幸せってわけでもないしかと言って誰もが主人公のようにうまいこと大家業やれるわけでもないし自己責任論が蔓延る残念な今の日本で生きていかなきゃいけないそしてこの著者の作品を読む程度にはお金の知識があるような人にはどれもこれもぞっとしない話だったのでは
じゃあどうするのって言ったらもう国もアテにならないし将来も不透明だし自分で知恵つけて行動していくしかないんだなと、絶望的な答えをくれた本でした
未来がもっと明るくなりますように!