電子書籍
古代氏族の辞典
2024/01/26 22:44
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投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
100個もの古代氏族が紹介されており読み応えがある。どうしても物部氏や蘇我氏、中臣氏などの有力な豪族に目が行きがちだが本書を読むとこんなにも多種多様な氏族が古代では活躍していたのかと実感できる。
紙の本
壮観です。
2023/06/20 20:50
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投稿者:じゅんべぇ - この投稿者のレビュー一覧を見る
壮観です。が、全て読むのは至難の業だし、それを目的に係れているわけでもないと思います。気になるところを読み、読んだら別の豪族が出てきたりするので、それを読んで・・・としているうちになんとなく全体がわかります。
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投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
古代の様々な氏族が載っている事典ともいえる。しかし系図や地図が多少載っているものの文章による説明が多く頭に入りにくいかもしれない。
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蘇我氏や藤原氏など有名な豪族だけでなく100もの豪族を1500年前の家系図から解き起こした力作だけど、途中で力尽きた。文字の偉大さ痛感。優れた文明も文字が無ければ後世に伝わらない。それにしても権力者の振る舞いは大昔から何も変わらない。人間って面白い。史実を明らかにする歴史学者の醍醐味か…。それともミステリー作家の創作意欲掻き立てる宝庫か。
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まずは「概説 -古代豪族とは何か」で全体像をおさえられるので、続く各氏を個別に取り上げた部分についても入っていきやすい。
考古学の成果も重要な点は最低限紹介しているので、文献史学の世界だけで通用する論理にとらわれることなく理解しやすい。
それぞれの集団に祖先伝承があり、盛衰があり、政争への関与があり…とドラマチックな面も見れるので、単に勉強になりますってだけでなく、新書として、読み物としてのたのしさも感じられると思う。
本文中で「誰それの説」と名前をあげているところは巻末の参考文献リストで具体的な論文名がわかるようになってるのかと思ったら、漏れてるものも結構あるのは惜しい。
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日本古代の豪族100についての事典。記紀を中心とした起源伝承、主に奈良時代頃までの史書に登場する一族とその事跡、基盤とした土地や職掌といった事項が列挙されている。知らない氏族も結構あったので勉強になった。
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古代豪族、氏族、氏姓などの変遷に絡めて概説し、古代豪族について中央、地方、渡来系などに分けて網羅的に個別に記載されています。
辞典的な感じのする本です。
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古代日本の分散した権力の一端を垣間見ることができた気がする。本書では記紀を中心の出典としつつ、豊富な情報量で各地の豪族の記述を書き上げている。そのため、
古代日本に興味のある方や飛鳥・奈良時代にかけての豪族模様を流れで理解したい方におすすめである。
特に多くの地方豪族が大和朝廷に対し、幾度も戦いを挑んでいることに驚いた。記述に残っている話は天皇支配体制確率後に編纂されていることもあり反乱とされているものが多い。しかし実際には反乱ではなく、より対等な立場同士での権力闘争であったということが示唆されている。
現代に伝わる書物が少ない分、古代史はロマンがあると個人的に思う。古墳時代に興味を持つとともに今後の研究に期待が高まった。