無駄美人顔<アマゾネス>冴子、国境を越えます。
2023/01/03 13:49
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
管轄内で連続するウイグル人の失踪と殺害、見え隠れする中国公安。犯人を追って国境を越えます。大丈夫か?高頭班長。
中国政府によるウイグル弾圧が真ん中にあるけど、大丈夫か?当局に消されないか?先生・・・ってハラハラしました(笑)
解決はかなり強引で、ちょっと笑っちゃった。でもスッキリですよ。
なかなかきつい第二弾
2022/11/27 18:52
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投稿者:ぽんぽん岩 - この投稿者のレビュー一覧を見る
千葉県警高頭冴子の第二弾
留学生の不可解な失踪が続くなか殺人事件が発生そして保護を求める女性が県警を訪れる、共通点は出身地。捜査をする高頭の越境捜査は国外しかも対中国公安部、なのに行くのは部下の郡山と二人!越境してからは読み進めるのも辛かったし終わりがちょっと・・・小学生の頃の(家に着くまでが遠足です)を思い出しながら読了。
高頭冴子シリーズ第二弾
2022/10/20 23:10
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
《県警のアマゾネス》こと高頭冴子シリーズ。高頭さんのキャラクターは他の作家の作品でも結構登場する感じです。さらに本作は読後感が悪い。
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千葉県警のアマゾネスの異名を持つ高頭冴子は留学生の不審な失踪が相次いでいると言う噂を耳にする。そんな時、中国国籍でウイグル自治区出身の留学生・カーリの死体を発見された。それに恐怖を感じたカーリの同僚・レイハンが高頭に保護を求めてきたが、カーリ殺害の容疑者と共に連れ去られてしまう。部下の郡山と共に中国へと渡ったが…
ナチスの様な収容所が現在まで存在する事にゾッとしました。人間の尊厳を失う扱いに目を背けたくなり、特に女性にとっては精神崩壊おこしてしまうレベルでした。
暴行を受けた高頭は勿論、レイハンの描写も辛い。レイハンを救う為とは言え、高頭の真の強さには脱帽でしたが、辛すぎました。
この先、レイハンが立ち直ってくれる事を願います。
あまりにラストまでキツすぎて、読了感はあまり気分の良いとは言い難いです…
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千葉県警の高頭冴子シリーズ第二弾!
……マジか。怖すぎなんですけど(^_^;)
エンタメだけど、エンタメじゃない。
読んでる最中、こんなの書いちゃって大丈夫なのかな?ってくらい怖気がしたけど、目を逸らすんじゃなくて、もっと知らなくちゃいけない世界があるなって思った。
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今までに読んだ中山七里さんの作品の中で一番好きだった「逃亡刑事」の続編がやっと出版された。しかし、「逃亡刑事」とは明らかに違うところがある。テンポが良いのは変わらないが、書かれている内容があまりにも残酷でおぞましく恐ろしかった。特に中盤以降高頭警部が囚われてからは、数頁読んでは手が止まり、時間を空けてから再び読むを繰り返し、中々頁を捲る手が進まなかった。数々の非人道的行為に、人間はここまで他に対して残酷になれるのかと驚愕した。これから読む方は、(特に女性は)ある程度覚悟をしてから読んでください。終盤に高頭警部が奪還されるシーンは、ちょっと拍子抜けする位呆気なく終わってしまったのが少し残念で、もう少し紆余曲折があっても良かったかなと思う。高頭警部や郡山さんの今後の活躍に期待しています。続編を強く希望します。
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女性の作者は女性の登場人物に容赦ない。
主人公の刑事が受ける拷問は男が考える限界を軽く超えている。(読まないとこれはわかりません)
さてこの小説はウィグル問題を題材にしていて、それを日本人に知らしめるためとしては成功していると思う。自分も正直ここまでとは知らなかった。
一方で中国側を完全なる悪として表現されている。致し方ないとは思うけど。
星が伸びなかったのはシナリオは比較的シンプルだったこと。ただ社会問題を題材にしているのであまりシナリオを捻りすぎると本来の目的が達成されないかもしれないのでこの程度の良いのかもしれない。
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中国共産党による新疆ウイグル自治区の民族浄化という、ナチスのユダヤ民族浄化に勝るとも劣らない非人道行為をエンタメ小説に昇華させる手法は、平和ボケの日本人の目を覚まし啓蒙させるのに打って付けであり、中山氏の功績は非常に高く、価値のあるもの。中国公安の目の光る収容所からの脱出劇も鮮やかで、どんでん返しの中山作品健在を示した。勿論荒唐無稽感あるのは理解しつつもそこはエンタメ小説として切り分け可能な範囲で、扱ったテーマには拍手を送りたい。
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千葉県警の高頭冴子シリーズ第二弾。
前半の中国に対する怖さはステレオタイプではあるがありそうですね。
自分も中国に行かなくなって久しいですが、香港騒乱以降は魅力を感じないし、確かに怖いです。
で、後半の中国出張捜査からは完全なエンタメで主人公たちが目的を果たして脱出するのもお約束ですね。
テンポが良くって一気に読んでしまいました。
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外国人が殺された。
誰が、なぜ。
国の中で迫害を受けている民族であり、国をあげての犯罪なのか。
フィクションとはいえ、こんなおぞましいことが実際にあるのかと考えてしまいます。
世の中には知らないことが多すぎだし、知らなければいけないことが本当に多いです。
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千葉県警の高頭冴子が、ウイグル人留学生殺しの犯人を追って中国に向かう話。
中国のウイグル自治区に向かってからの公安のやり口がエグすぎる。エグすぎ描写が引くほどエグすぎる。戦争の捕虜か何かの話なのかとなんか何の話読んでるんだっけとなる。エグくても書かれてるのは参考文献による現実なんだろうなと思うとよりしんどい。こんなことが起きて良いはずかない。絶望的すぎる後半で読んでてしんどいが、高頭刑事のギリギリの気力をどう立て直していくかのほうに集中して読んで、さすがに好転しないと話おわらないよね?と思って希望を持って読んで、最後なんとか耐えた。
最後の数ページは同志少女敵を打てを読んでる時と同じ体感をした。
千葉県警のアマゾネスこと高頭冴子刑事のシリーズはその前にもでてるらしいので、そちも読みたい。(ここまでエグくないことを祈る)
あとはトヨタの車すごいよね。
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かなり読み進めにくい内容、本当にきつくて拷問シーンは読み飛ばし。18禁くらいの勢いでした。でも、本当なんだろうなぁ、と思うと自分の平穏さ(うわべだけかもしれないけれど)に罪悪感さえ感じてしまう。嫌な読後でした。
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“県警のアマゾネス”高頭冴子は、留学生の不審な失踪が相次いでいるという噂を耳にする。数日後、新疆ウイグル自治区出身の留学生の死体が発見された。冴子は中国公安部が絡んでいることを摑むが…。『文蔵』連載を加筆修正。
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プーチンチンも臭菌屁萎もロケットマンも体制を維持するためだったら人民を弾圧・殺戮するのを何とも思わないという共通点がある。拷問の描写はまだまだナチスの領域には達していないものの、久々の中山ワールド面目躍如といったところだろうか。ただ、中国、中国関係者からの批判を恐れてか、最後に参考文献を載せたことには根底に流れる諸問題から逃げている感がある。ちょっと潔くない。自信を持ってウィグル民族虐殺問題に向き合って欲しかった。個人的には、その心意気が無ければ軽々にウィグルを題材として取り上げて欲しくはなかった。
あれ?どんでんがえしがなかったな。まさか、あれがどんでんがえしのつもりなのか?それだったら小さすぎる。この小説は本当に中山作品か?単なる臭菌屁萎批判が目的なら、書かない方が身のためだ。忠告しておく。
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「県警のアマゾネス」、高頭冴子再び。留学生の謎の失踪が相次ぎ、そして殺人事件も発生。しかしその裏に中国公安部の暗躍があると見られ、捜査は思うように進まない。やがて保護を求めてきたウィグル人女性が拉致され、彼女を救出するために中国へと乗り込む冴子。スリリングで、しかし悪寒を覚えるような凄惨なサスペンスです。
とにかく強くてカッコいい冴子なのですが。これはもう絶体絶命というほかない……! 中国公安部恐ろしすぎます。もうつらくてつらくてたまらないシーンばかり。もちろん彼女はなかなか折れやしないのですが。もういっそ折れてしまってもいいよ、と言いたくなってしまいます。あまりにひどすぎ。
しかし冴子も凄いけど、郡山も凄すぎるでしょ。まあ死ぬはずはないだろうと思っていましたが。まさかここまでとは。頼もしい限りです。