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とにかく泣けました。
こんな最後を迎えられたら良いなと思いました。
ドラマ化されたの見てみたいです。
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電車で読んじゃだめなやつでした。だらだら泣いてしまった。
想像だけでこんな体験をこんなにもリアルに描けてしまうものなのですか。作者さんお元気でいらっしゃいますよね。実体験ではないんですよね。
感情の起伏がリアルすぎて読んでいて心がずっとざわざわした。
最期、幸いに終わりを迎えているとは思うのだけど私にはまだ死を思うことは怖ろしくて、幸いなのかなと疑問に思いながら読み終えた。みんな幸いだと思いたいということなのかな。
数年後に読んだらまた見え方が変わりそうな良き本に出会えました。小川さんの別の本も読みたい。
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寿命が残りわずかな癌患者が人生最期の日々を過ごすホスピス。主人公は投げやりな気持ちで入所したが、旅立ちまでの間に、マドンナや調理スタッフ、ボランティアや他の入所メンバーとの交流(看取りも含む)を通して、生きることの素晴らしさを再発見し、穏やかに死を受け入れていく様子が描かれている。
病状が日に日に悪化していくなかで、夢と現実を行き来する描写が増えていく。ところが、死への恐怖感が減り、やわらかい太陽の光を浴びて輝く穏やかな瀬戸内の海を見ながら、まどろんでいるような気分になった。死は苦しいものというよりも、人が変化する1つのステージといったイメージを少し持つことができた。
登場人物(ホスピスの癌患者)の中で最も自分に近い人は「先生」だった。プライドが高く醜い側面が剝き出しになって描かれているが、最後は素晴らしい人格を取り戻していく。ホスピスのマドンナ曰く、人は最後の瞬間まで良い意味で変わることができる。最後まで諦めずに変わろうと「もがき続ける」ことに生きる尊さがあるのだ。それに気づいた時に、死への恐怖から救われるのだ。
とてもベタな感想で申し訳ないのだが、毎日朝が来ること、五感を感じて暮らせることがどれだけ幸せなのかを思い知った。
相変わらず自分は、職場で顔をしかめていてイライラしている時が多い。朝起きて会社に行きたくないことが多い。ちなみに次の週明け通勤も嫌である。この本を思い出せば、毎日朝を迎えることができることに感謝し、胸を張って通勤できそうだ。
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待望の文庫化!
読みやすくて、
さらっと短時間で読めました。
終末期医療、ホスピスという
重いテーマのお話なんですが、
周りの人達の優しさが溢れていて
そんなに重く感じることなく
時間は流れます。
ずっと涙が止まりませんでした。
タヒチ君と六花にはやられました。
ただ、雫ちゃんが亡くなってからのお話、
特に妹家族の、雫ちゃんがそこにいるような…
のお話は、??でした。
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タイトルに惹かれて購入。ホスピスのお話で暗いのかと思いきや、なんとも温かい気持ちにさせてくれるお話でした。たくさんの死を見送るけれど、でもそれはお終いではなくて始まり、というか人間全ての人が経験する素晴らしい出来事なのかな、と思わせてくれました。
本好きな人、みんなに読んでほしい一冊です。
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やさしい、本当におやつのようなお話でした。
生きるために必須ではないかもしれない、でもおやつの時間はとても穏やかで、甘くて、ゆったりした時間。
人生にはおやつの時間がなければ!
思いっきり不幸を吸い込んで、吐く息を感謝に変えれば、あなたの人生はやがて光り輝くことでしょう。
感謝するということは理屈ではなく、目に見えない繋がりを感じる事。どうやったって人は人、自然、いろいろなものと繋がっている。
腐らず感謝の気持ちを持って最後まで生きたいなぁ…
私の最後に食べたいおやつはなんだろう。
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あらすじだけ見ると、明るい気分になれるお話ではないはずなのですが、読んでいてなぜかあたたかい気持ちになれる本でした。
生きることと向き合う主人公の姿勢が、小川さんの柔らかい文章で描かれています。
死とは誰にでもいつか必ず訪れるもの。その時に、私は「この人生も悪くなかった」と思えるのかな。
そんなことを考えさせられました。
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人生の最期、病に伏せったらこのホスピスに行きたいですね。患者さんたちが一人ひとりいなくなってしまうのは悲しいですが、それまで穏やかに日々を過ごせることは安心ですね。瀬戸内の暖かい陽を浴びて美味しいおやつを食べたらどんな病気も治りそうな気がするんですが……うまくいかないものです。
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ぐいぐい引き込まれて一気に読んだ。
自分に死期がせまったら、どうなるのか。他人事ではない。考えさせられる。
こんなに、大切な人達に囲まれて見送ってもらえるかな。疑問。一食一食を味わいながら日々くらしたい。
人は変わろうとすれば、変わる事ができる。印象的な言葉
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舞台は、穏やかな瀬戸内海を望む、別名レモン島と呼ばれる島のホスピス ライオンの家。
そこには、最期の日々を共に過ごす病をかかえた人々や、雪という意味を持つ犬の「六花」、島でワインを育む青年「タヒチくん」が居る。
物語りを通して、死ぬということが、何か特別なことではなく、日常の延長であり、生きていることの続きなんだなあと感じた。
人生はままならない、ということすらも受け止めて、それでも自分が生きた意味を感じながら、死んでいけたら、幸せだろうなと思う。
色々と考えさせられる本でした。
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感想
最期にもう一度日々の輝きに目を向ける。どんなおやつを食べたいか、自分は何を好きなのか。自分なら何を選ぶだろうか。そもそも選択できるのか。
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主人公が亡くなる悲しい話なのですが、なにか暖かさが残りました。読み終わって、ワインを買って空を見上げてしまいました。
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ドラマを先に観たのですが、原作はまた違った世界が広がっていて惹き込まれてしまいました。
もし自分が主人公の立場になったらどうしたか、何が出来るか。
何度も考えてしまいます。
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雫さんの周りの人、関わる人達がただただ優しくあたたかいなあと感じました。
若くして病気になり、余生をホスピス ライオンの家で過ごす。育てのお父さんには会って欲しいなと思いながら読み進みてました。
何となく理想的な人生最期の迎え方だと思います。自分もそうでありたいと。
さて、おやつの時間にリクエストするなら 私なら何にしようか?答えはまだ出てきません。未だに作品に出てきたようなエピソードのあるおやつに出会っていないように感じます。鈍感で気づいていないだけかもしれませんが。
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とてもいいお話でした。読後感もじんわり温かい感じ。
まさに大往生ってこういうことなんだなと思いました。病気で寿命が見えている人も、考え方次第で大往生できるんだなと感じました。余命が宣告させるにせよ、寿命で死を迎えるにせよ、悔いのないように生きたいと思わせてくれる作品でした。ただ、不慮の事故などで死を迎えてしまった人にとっては、本当にやるせないなぁ…と思います。だから、私は明日何が起きてもいいように、精一杯生きたいと思います。
途中に出てくる、おやつも美味しそうです。そして、そこにある思いにも感動します。
人にも薦めたいなと、思いました。