紙の本
SCUのファンになってしまいました
2024/03/19 21:15
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投稿者:再び本の虜に - この投稿者のレビュー一覧を見る
SCUの個性的な面々に魅せられてしまいシリーズ2を読みました。期待に違わずとても面白かったです。今回は最上さんが主人公でしたが勿論他のメンバーも登場。堂場瞬一氏の作品の魅力は物語の筋運びがしっかりしているところ。それに加えて心理描写や生活感というか現実的な側面もバッチリあり、再現しながら読み進めることが出来ます。タイトルの夢の終章に相応しくラストの喫茶店の場面で結城キャップと最上さんとの会話が本当に意外で、こんなことあるの?って最上さんと同じ感想をもってワクワク、ドキドキしながら読みました。
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夢の終幕 ボーダーズ 2
2023/05/13 08:51
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投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
第2作目ですが才能と個性豊かな刑事チームの全貌がまだわかりません。主人公が毎回変わり2人目です。若手の最上のバックグラウンドは興味あるものでした。チーフを含め後の3人はまだまだ謎です。面白い展開ですね。気になります。
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本作はSCU最上が主人公で、最上目線で描かれている
人気バンドグループが誘拐され、同行していたマネージャーが遺体で発見される
犯人は過去にバンドに所属していたメンバーの1人とされ事件解決へ向かう
新たに議員秘書の元に届いた脅迫文の対処をする中で
解決かと思われていた誘拐されたバンドグループとの繋がりが出てくる
真相はバンドグループの主要メンバー2名の恨みを晴らす為企てられたものだった
誰が被害者なのか、加害者なのか分からなくなる事件だった
人気バンドグループのマネージャーという立場で金の横領、メンバーの彼女に手を出すという
バンドグループのおかげで美味しい思いをして、悪事を働いた
議員秘書は過去の過ちを隠し恨まれ続けた
被害者たちは当然の報いを受けたように思えるが、
最低なのはファンとかつての仲間を利用した主犯2人だ
自分たちを被害者にした計画は完璧だったことが、すごいがむかついた
『夢』という言葉が多く出てきて
夢を叶える、途絶える、諦めると
『夢』に対する立ち位置の違う人間たちが面白かった
結城さん次はなんですか!!!
次作が楽しみ
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新シリーズもの第二弾。
扱いづらい案件というかどこにどういう風に説明すれば良いのか分からない任務をこなすプロ軍団というのはおもしろい。
それぞれの特性で解決していくプロセスが楽しい。
夢の終幕のタイトル通り終わり方で叶ったとしても続けることの方が難しく過去は隠せないし消せない。
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ミュージシャンの失踪から事件は立ち上がる。
マネージャーの殺人事件に至るが、原因がかくせいじたいの強姦。
キャラクターとストーリーの噛み合いが弱く感じる。ら
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173やっぱりモヤモヤ感残る作品です。最近の作風か、途中経過がずっと中途半端で、最後の数ページで種明かしみたいなもんやからね。爽快感が無さすぎる。
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物語の冒頭で発生する“事件”が如何いう具合に進展するのか?紐解き始めると「続きはまた…」と、頁を繰る手を停めるタイミングを逸してしまうというような感で夢中になった。
休業日が続く最中であることを善として、時間を問わずに際限なく「力尽きる迄…」という勢いでドンドンと頁を繰り続け、一気呵成に読了に至ってしまった。逆に言えば「こう来るか?であれば?」というように、読んでいて止められなくなってしまうのである。少し前に始まったシリーズで、本作は2作目となっている。
本作は「明確に担当部署を決め悪い事案の捜査等を主任務とする」という架空の部署に所属する面々を主役とした、警察モノの物語である。「SCU」は「Special Case Unit」で、「特殊事件対策班」と号している。
「特殊事件対策班」は警視総監に直属の“遊軍”的な部署で、キャップの結城警視以下、綿谷、朝比奈、八神、最上という様々な部署の出身である捜査員達が配置されている。総員5名の小さな所帯である。
冒頭…「特殊事件対策班」に配備されているバイクの慣らし運転ということをしている最上が登場する。車輛の扱いや、コンピュータの利用に長けているという30歳の刑事だ。最上は居合わせた八王子周辺で連絡を受けて、現地の警察署に急行した。奇妙な事件が発生したのだ。本作は、この最上が主要視点人物となって展開する。
<FOT>という人気バンドが在る。前夜、長野県の松本でライヴを催し、終了後にバスで引揚げている。バスにはバンドのメンバー4人、事務所のマネージャーと運転手の計6人が乗っている。そのバスが行方不明で、6人の所在が不明だというのである。所属事務所が近所の警察署に相談し、密かに捜索が始められることとなった。如何いう訳か、バスが八王子で高速道路から下りたらしいということで、八王子で捜索が行われることになり、最上は駆け付けるのだった。
6人とバンドの機材等を載せたバスは、特殊な外見ということでもない普通のモノではあるのだが、やや大きな車輛であって、忽然と姿を消すというのも奇妙なことである。山の側に入り込んで事故を起こしてしまっているのか、そうでもなければ何者かに危害を加えられた、または誘拐というような可能性も排除し悪い。交通事故なのか、誘拐のような事件なのか、事情が判り悪い中で、担当部署を決め悪い事案の捜査等を主任務とする「特殊事件対策班」として事案を扱うと結城警視は決めたのである。
近隣警察署の要員から機動隊員まで、人数を投入して必死に山道でバスを探すが、なかなか発見出来ない。バンドのメンバーが出先や道中でラーメン店を訪ねることを好むという話しで、立寄る可能性を排除出来ない店に訊ねたが手掛かりも無い。そうして手詰まりになってしまいそうな中、事態が動く。
というようなことで展開する物語で、夢中になってしまったのだ。「時間無制限一本勝負」というように、夜に読んでいた本をずうっと読み続けてしまい、早朝迄に読了してしまった。
様々な事が少しずつ明らかになり、関係が薄い別件に視えた事に裏が在り、秘められた事情が少しずつ明らかになる。他方、懸命に駆け回る最上の個人の物語も在る。工業高校に学んでいた頃、ギター��夢中で、指の怪我の関係で演奏を続けることを諦めてしまったというような過去が在った。“音楽”で夢を見たことも在る者として、事案に入り込んで行く訳でもある。
このシリーズは、少し不思議な感じのキャップの下、各々に個性的な4人の捜査員が持ち味を活かして活躍するという感で、凄く面白い。前作では、八神が主要視点人物であったが、本作では最上より少し年長の捜査員として彼を支援し、誰もが見落としてしまうようなことに気付く独特な観察眼で事態の究明を援けるという活躍を見せた。次回作や、それ以降の登場にも期待出来そうだ。
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チームメンバーのキャラが立っていて読みやすい。しかし、中盤からのストーリーが長く感じられる。後半、キャップのキャラがユニークで笑える。
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ボーダーズの続編
今回の主人公はチームの最年少刑事の最上
人気バンドの4人のメンバーがライブ後に消息が分からなくなる事件が発生し、それを追うことに
バンド経験のある最上は、大型二輪などの免許を持つが、バンドのプロデビューには免許がないから、なり方が分からないという。正解がない世界ほど、真面目な人間には辛いものだなと思います
夢を叶えたものと、途中で諦めないといけないもの
どちらの生き方も正解だと思うし、何事にも無駄なことはないと思う
何事にも円満な人間関係は存在しないけど、成功すれば、それを利用したり妬んだりするものが現れる
ほどほどの成功が幸せだと思う私は小心者でしょうか
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特殊事件対策班の物語ボーダーズの続編。今回は人気バンドメンバーが消息を絶つというところから始まる。特殊班らしいメンバーの個性的な能力を生かしながらの展開は、前作同様スピーディで人間味もあふれていて面白い。前作同様、最後のキャップのオチもイカしている。
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シリーズ2作目
前回のは八神さん目線で今回のは最上さん目線で書かれていてとても面白かったです。
次は誰目線の物語になるのか楽しみです。
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二つの事件がどこかで絡んでることは予想できたが、同時期に起きる必然性が無く、無駄に推理されられた感じ。キャップの意図も解明されず消化不良気味。
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SCUシリーズの2作目。1作目は様子見で、それなりに面白かったんだが、これはなんか頭に入り難くて、何度も寝落ちしてしまった。最上君が結構めんどくさい。あ、事件も・・・
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1年3ヶ月前に読んだ本、前回は八神が主人公だったけど、今回は違って若手の最上刑事だった、
人気バンドのマネージャーが殺害され、事件が始まる最上の活躍は楽しみである次の主人公はまた変わるのかなぁ。