紙の本
新たな妖怪達
2023/07/16 11:09
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投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み終えると微笑みが全身に広がるような温かくて素敵で少し読みふけってしまう本作品でした。短編集なのですが、過去の登場妖怪に絡めて新しい妖怪達の人生が綴られる刊です。決して言葉を発せない言霊姫は、誰とも交わらず孤独に生きる。その中で巡り合った弥助が一人で話し掛けてくる風景は懐かしい夏休みを思い出すようなお話。石蔵一家の息子三人は仲の悪さが特徴で、常に喧嘩ばかり。親も音を上げるほど。千吉が弥助の代理で預かり、一人の子が誘拐される。誘拐事件で父親、弥助、久蔵が活躍するお話。 どれもこれも、凄く読みやすい、以前の話の記憶も辿る素敵な仕上がりです
紙の本
一編が短くて読みやすい
2024/04/20 12:57
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投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
「妖怪の子、育てます」の短編集。
ほのぼのとした結末のものがほとんどで、また一話が短くて読みやすいです。
個人的には「冬の訪れ」と「迷子のへちま」が好きでした。
千吉が苦手なので彼以外が主人公の方が読みやすいのかしれません。
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今回は短編集ということで、長編とは違う楽しさでした。
一番好きなのは『迷子のへちま』です。優しさが満ち溢れてます。最後は切ないですが、いい話ですね。
千吉が意外なところで優しさを見せる『冬の訪れ』いい話でしたね。
ですが、次は長編をお待ちしています♪
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新しい妖さんたちが色々登場して楽しい。
あとがきによると、読者の方々の投稿によるオリジナル妖さんんたちなのだとか。こういうの、楽しい。
短めのお話が多いのも読みやすくてよかった。
ずっしり長編もいいけど、短編もいろんな趣のお話が楽しめて好き。
仲の悪い3兄弟のあの悪党、弥助や久蔵の迫力には、さぞ恐ろしい思いをしたに違いないw。
あれに懲りて悪さをやめるといいけどねー。
弥助たちの餅つきのお話も楽しいし、ぽんちゃんのお話もいい。
読み終わってすぐに次が読みたくてたまらない。
千吉がいつ、どんなふうに自分の出自を知るのかが気になって気になって。
このシリーズと出会えて感謝。
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育てますの3巻です。今回はちょっと趣向がこれまでと違って、主人公たち以外のフォーカスを当てた外伝集みたくなっています。弥助たちが登場する話もあれば、まったく出ない話もある。メインのストーリーでは光が当たらない面が見えているようで、これはこれで世界観がより重厚になる感じです。
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プロローグ/軒先にたたずむもの/仲の悪い三兄弟/
迷子のへちま/蛍狩り/秘密の茶飲み仲間/
蛙たちの家探し/冬の訪れ/年末の餅つき/鼓丸の毛
気ままな日常が描かれた短編集
さっくり軽やかな時間が流れる ほっとする時間
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シリーズ新刊。
双子ちゃんが現実的に自分たちの嫁入り先を見つけてしまった…
お父さんじゃないけど、女の子は成長が早い。ちょっとショック(笑)
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今回は短編集みたいな感じ
新しい妖怪や、お馴染みのメンバーが騒ぎを起こしたりと面白いし、心和みます
前回一般の読者から妖怪を募集した中、今回の登場があった様です
採用された方達は嬉しいでしょうね
羨ましいw
今回に限らず、愛は盲目がテーマかも・・
弥助と千吉はいつも通り、夫婦の愛、恋人の愛
親子の愛 深いわぁ・・
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面白かった!九つの話が収められた短編集。掌編みたいなのもあり、さくさく読める。最初の「軒先にたたずむもの」は、弥助の千弥に対する想いと千吉に対する想いが描かれていて、胸を打つ一編。それにしても弥助、成長したよね。「年末の餅つき」はおなじみのキャラがたくさん出てきて楽しい。久蔵と宗鉄先生の親馬鹿ぶりも相変わらず。暑い夏におすすめは「秘密の茶飲み仲間」。玉雪と月夜公が茶室で向かい合っているシーンを読むだけで、体感温度が三度下がった。
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【収録作品】軒先にたたずむもの/仲の悪い三兄弟/迷子のへちま/蛍狩り/秘密の茶飲み仲間/蛙達の家探し/冬の訪れ/年末の餅つき/鼓丸の毛
外伝のような軽いショートストーリーで、気楽に読める。
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すごくかわいかったー。どの話もすごく好きっ。
みんなかわいいなぁ。玉雪さんと月夜公の茶飲み仲間すごくかわいい。
本当にどの話もとてもあたたかくて(たまに切なさもあるけどそこもふくめて)とてもすき。
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言霊姫が優しい。
一箇所に留まらない理由も、そんな格好をしている理由も優しい。
千吉は相変わらずだなあと思う。
ふとした拍子に千弥を思い出して悲しい。