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紙の本

路線名の由来に留まらない内容

2023/08/26 11:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:つばめ - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者は地図に造詣が深く、鉄道に関する多くの著作を執筆している。本書は日本加除出版の月刊誌『住民行政の窓』に連載の内容を取りまとめたものである。鉄道路線名の由来をその路線の形成過程などを踏まえて、著者が考察、開業当時の時刻表や地図による解説は一読の価値がある。線名の由来に留まらず、開業当時の状況に関する興味深い内容に富んでいる。その一部を紹介する。◆五能線は東能代と川部を結ぶローカル線である。沿線に五所川原、能代があり、この合成名(五能)とも考えられるが、南から北上した能代線と北から南下した五所川原線が結ばれて全通した結果、この線名から五能線と命名されたとの著者の考察は明快である。◆現在の羽越本線は余目駅の北で1回最上川を渡るが、橋梁名はなぜか「第二最上川橋梁」。羽越本線の一部、余目~酒田間はかつて酒田線という別の路線であった。この路線の起点は新庄。酒田線の時代、2回、最上川を渡っており、その歴史的背景により「第二最上川橋梁」となっている。◆坊っちゃん列車のモデルとされる松山と三津を結んでいた伊予鉄道は、明治27年当時、一日16往復運転。一方山手線のルーツにあたる赤羽~池袋~品川間は同年、1日9往復運転。◆高徳線の前身、阿波電気鉄道・国鉄阿波線の時代、吉野川に橋梁はなく、川船による連絡(鉄道連絡船)であった。本書に掲載の大正14年発行の時刻表には、中原・新町橋間モーターボートの記載。
著者の地名に対する正確さを追求する心意気が各所に感じられる一冊である。例えば、旭川(あさひかわ)駅は、明治38年に「あさひがわ」に変更、昭和36年に「あさひかわ」に再変更。
ただし、南武線の解説で、国鉄の中では数少ない黒字線であったとの記述があるが、黒字でなかった年度もあり、もう少し詳しく誤解のない解説があれば・・・。

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