アルテ １８ （ゼノンコミックス） みんなのレビュー

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投稿者：氷狼　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

フィレンツェは完全包囲され、兵糧攻めの憂き目に。
食料は配給制となり、配給されるのはカビの生えた丸パンとデーツ＝なつめやし少々。
それを盗む子供も出て...
それを見てレオが思い出すのは、自らの過去。
そして、始まるレオの過去編。

と言うことで、アルテの出番はそれだけか。
再会したダーチャたちとの最後とも取れる別れ。
レオに会うためフィレンツェに決死の覚悟で...

ようやく再会するかと思ったら、そっちへ行くのか。
どれだけ語られるのか分からない、レオの過去編。
母親は倫理観がしっかりした人物だったのか。
しかし、立派な心を持つ人間には行き難いこの世界は。
やっとスタートラインに立てたのか、まだ立てていないのかな状態のレオ。
若かりし頃のルザンナも登場。
ダーチャに似ている部分が。
師匠、わりと...いやいや、そんな人物だったのか。

２人の再会は待ち遠しいが、これはこれで知っておきたい部分。

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投稿者：Koukun　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

アルテの師匠レオの回想シーンが中心の巻である。いつの時代どこの国で同じような事情であるとは思うが、たとえずば抜けた才能を持っていても貧民からのし上がってゆくためには、忍耐と努力と何よりも幸運を必要としたことがよく分かる。絵柄は相変わらずしっかりしている。フィレンツェのサボナローナの話を「注」ではなく本編に容易に持ち込むことができた気がして残念である。

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投稿者：pope　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり。
フィレンツェが陥落。アルテたちも向かうことに。
でが18巻は内容的にはほぼレオの過去編。
持たざる者の覚悟を利用と言ったらひどいけど、でも実際それで生き延びてこれたわけだしなぁ。