- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
6 件中 1 件~ 6 件を表示 |
この巻のストーリーを信じるならば
2023/09/03 16:45
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:宮村みやこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この巻のストーリーを信じるならば日本軍が上海をした時点で国民政府と安易な講和をしたくない空気を流した昭和天皇は大本営の参謀達にもっとやっていいんだと教唆したようなものです。これは又聞きだが確かなようだ。
昭和天皇の孤独と焦燥そして疲労(あるいは、人は過労下において正常な判断と行動ができるのか)
2023/09/03 15:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Haserumio - この投稿者のレビュー一覧を見る
船津辰一郎や多田駿の存在を知るとともに、大山勇夫(上海海軍陸戦隊)中尉事件の重要性を教えてくれた一冊であり、本作品の中でも、位置的に大切な一巻であろう。
天皇親政を目指した二・二六事件が擱座し、満州事変は起こしつつも「対支一撃論」を否定して支那事変不拡大を唱えた石原莞爾が飛ばされ、碌でもない人材ばかりが残って権力を握り暴走する軍部(梅津美治郎、牟田口廉也、東條英機など)と胆力のない政治家(近衛文麿、廣田弘毅など)に取り囲まれて疲弊する昭和天皇の姿に何を思うかということですが、一方で「支那に大打撃を加えた上で公明正大なる和平に導きたい」(165頁)というその立論においては、甘さ丸出し。このあたりの歴史の綾も、読みどころのひとつでしょう。
それにしても改めて感ずるのは、国を守るうえでの内政・経済力と外交力と軍事力のバランスの重要性ということですね。
6 件中 1 件~ 6 件を表示 |