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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
レーベルの転換に合わせてかたまたまか、
少し作品がシンプルに。
内容は安定感があるけれど、
やっぱりもうこのシリーズである必要性を感じない。
珍しい病状にそれらしい背景を与えて出来上がり。
それが簡単とは当然思わないけれど、
シリーズとしてなにかゴールがあるようには全く思えない。
鷹央先生ももうこれ以上の内面での変化は望めないし。
もう診断部のメンバーは病院での仕事すらしていないし。
紙の本
まずまず面白かった
2023/12/03 08:59
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
全身の血液を抜かれた遺体が発見され、目撃者によれば吸血鬼のような外貌の犯人らしき人物が傍にいたとか…。鷹央ちゃんがいつものメンバーで謎解きをしていく安定のストーリー。本当にそういう病気でそんな外貌になるのかとか、よく他に目撃者もなく死体を捨てられたなとか、多少疑問は生じましたが、技能実習生の社会問題も絡めてあり、まずまず面白かったです。
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複雑〜〜〜
久遠の檻の巻から事件が二重になってるからわかりにくすぎる
前回からタカタカペアのネタが洗練されつつあるのでより面白さが増えていた反面事件の内容が重い上に複雑になってるから微妙なところ
新潮nextから実業之日本文庫になったんだ
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近々ベトナム旅行に行く予定の身としてはとてもタイムリーで考えさせられる内容だった。技能実習生たちのあまりにも酷い扱いに怒りがわいた。鷹央と小鳥遊と鴻ノ池の3人の掛け合いが、この救いのない事件の内容を明るく楽しく読ませてくれる。
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東京湾の沿岸で見つかった遺体の血液が、ほぼ抜かれていた。首筋に二つの傷跡があり、さながら「吸血鬼」が血を吸ったかの様で…
今回は本当にやるせない気持ちでした。
その罪が暴かれた時、それを知ったらどう思うかとかまで考えてなかったんでしょうね。何とも切ないラストでした。
技能修習生のあり方も色々思う所がありました。
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見つかった死体には血液が残っていなかった。
吸血鬼の仕業と思われる事件に鷹央は飛びつくのだが……。
海外研修生の悲惨な日常などなど、今回は重たいテーマでしたね。
でも、法は切に守ってほしい読者でした。
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やっぱり最高!!
今回は一冊丸ごと吸血鬼のナゾ。
社会問題も絡めながらのプチ長編。
犯人誰やねん!と悶々としながら楽しめる一冊。
新刊で買って汚さないように気をつけてたにも
かかわらず、途中コーヒー垂れたショックはデカかった。
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登場人物が少ないので犯人の目星は早い段階でついた。犯人はわかっても動機は医者じゃないとわからないところは流石。シリーズが長期化してややマンネリしてきてる感は否めない。
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プロローグ/吸血鬼連続殺人事件/水晶の吸血鬼/
血に溶けた罪/エピローグ
この病院のトリオはずーっとこうなんだねぇ。事件が解決するなら良いかもしれないが……
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連続殺人の犯人は吸血鬼?
その謎に食い付き真相を…暴く!のか?
鷹央ちゃんの成長を感じられる場面にホロリ。小鳥先生は、相変わらず女子二人に振り回されてましたね。
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このシリーズを読む度に思うけど、後半1割からの濃密度が物凄く高い。
出てくる登場人物全てが重要人物で、全てが繋がる瞬間が気持ちよすぎた。
医者と警察の事件に対する味方の相違点みたいなのもおもしろかった。医師としての今回の事件への解決の仕方に天久先生が悩んでいたところが印象的。
もうこのシリーズは毎回絶対面白いから新刊出る度にワクワクする!!
完全版、結局全巻買ってる自分が目に浮かびます
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破天荒かつ博覧強記の天才女医・天久鷹央と、彼女と同じ統括診断部で働く内科医見習い・小鳥遊優が不可解な事件に挑む、大人気メディカル・ミステリー。
2023年より実業之日本社文庫から刊行された完全版を読み、強烈なキャラクターと医療現場を中心としたトリックに魅入られ、すっかりファンになってしまったため本書を購入。
三つの場所で相次いで見つかった遺体。被害者はいずれも首すじに二つの傷跡があり、ほぼすべての血液が抜き取られているという。まるで「吸血鬼」が起こしたかのような連続殺人を、鷹央らはどう解決していくのか。ずっとハラハラすること間違いなし。
幾重にも張り巡らされたトリックとホワイダニット。医療現場を知り尽くした知念氏だからこそ描ける、非常にリアリティのあるシーンの数々に舌を巻くばかり…。
相変わらず読みやすい文体で、シリーズものながら本書から読み始めても問題ない点もグッド。総じて満足のいく読書体験だった。
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レーベルを新潮NEXから実業之日本社文庫に移しての天久鷹央の事件カルテシリーズ第1作目。
※ちなみに短編は推理カルテシリーズ。
東久留米市の公園、荒川の河川敷、東京湾の沿岸で続々と遺体が見つかる。どの遺体の首筋にも残っていたのは2本の傷。それはまるで、吸血鬼が残したかのようなものだった……。
診断医・天久鷹央とその部下小鳥遊優(物語の語り手)、研修医の鴻ノ池舞の掛け合いを楽しみながら、気がつけばあっという間に読み終えてしまった。
ミステリーとして楽しめるのはもちろん、外国人技能実習生の問題にも切り込んだ社会派の一面も。
そして、鷹央が犯人に対して一切の同情を寄せずに突き放したシーンは、読んでいて思わず身震いを覚えるほど。読み終えて余韻にたっぷり浸れる作者の表現力が相変わらずすごい。
さて、今回の出版社移籍に伴い、新潮NEXで出したものを焼き直した完全版と新作合わせて7ヶ月連続16冊刊行を実施するとのこと。
過去に出たものと比べながら読むのも面白そう。
全部買います笑
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あんまりすっきり解決ではなかったですが、面白かったです。
シリーズ全部読んでいますが、鷹央が成長している気がする。
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『天久鷹央の事件カルテ』シリーズの最新作.やはりこれはメチャクチャに面白い.成功の要因の一つは著者の分身とも言えるワトソン役の人柄と,かれの心理状態をちょっとしたジョークとともに記述する語り口だろう.医学知識がある人が読めば,一般人以上に楽しめること間違いなし.