電子書籍
お手本のような良本だった。
2024/02/24 00:25
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投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
魔王を倒した勇者は、王都に帰るまでに魔人に殺されたという。
勇者の功績を編纂するために勇者の仲間達を訊ねていくうちに違和感と疑問が浮かび上がる。
勇者はなぜ死んだか。誰が勇者を殺したか。ファンタジーミステリー。
とはいえ、中盤ですぐに謎は解かれるのだけど、表題である『誰が勇者を殺したか』が中盤以降に何度も意味を持ってくるのが上手い。
それに、名前のあるキャラ達の人物造形もとても良かった。
全キャラ好きな作品なんてそうない。
面白さがとてもわかりやすくて、意図がまっすぐで、読みやすい。
お手本のような良本だった。
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
暖かい結末にほっとした。
エピローグのお菓子屋さんの話は良いな。
あの人もスイーツで暖かい心を取り戻したなら読者としても救われる。
電子書籍
電子特典で....
2023/11/27 14:19
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投稿者:きいたろう - この投稿者のレビュー一覧を見る
聖女マリアの試練のおかわり。
がんばれ、"勇者アレス"。
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さらっと読み終わり。ライトノベルのいいところだと思うが、重たくない。そのためどれくらいの期間記憶に残るかは怪しい。60
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最近は異世界転生ものを読むことが多くて食傷気味だったけど、久しぶりに王道ファンタジーな世界の作品を読めて満足♪それも魔王を倒した後っていうね、タイトルから物語のラストまでワクワクしながら読めて面白かった。
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本屋のいつもは見ない棚に陳列されているのをたまたま発見して、タイトルと表紙とあらすじに惹かれて購入。スニーカー文庫を買うのは多分初めて。
内容はタイトルどおりで、魔王を倒した後に帰らぬ人となってしまった勇者を殺したのが誰なのか、勇者と結婚するはずだった王女が勇者の仲間たちに聞いて回って謎を解き明かすお話です。
私にしては珍しく一気読みしてしまうくらい、ものすごく面白かったです。こういうの大好き!!
もっとファンタジーミステリというジャンルが増えてくれますように。
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①どんな本ですか?
勇者が魔王を倒して、その後魔物に勇者が殺されてしまった世界お話。
勇者は本当は誰に殺されたのか?を追う中で、様々な真実が浮かび上がってくる。
②なぜその本を選んだのですか?
勇者という言葉に惹かれたから。また、ミステリー要素もあるのかなと感じたため。
③心に響いた箇所はありますか?
皆が想像する勇者はかっこ良く、強く、そして紳士的である。そのような勇者ではなく、弱くても、泥臭く卑怯ででも、でも魔王を倒すという強い覚悟が本当の勇者なんだと思った。
④本について何を感じましたか?
結局のところミステリー要素もあったけど、冒険談に近いかなと感じた。それぞれのキャラクターもあり、一つ一つ本当の意味で諦めない我慢強さが必要なんだと感じた。
⑤最後に一言お願いします
勇者の役割は辛いんだなと思います。
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Amazonで星5のミステリーを見たのは初めてだったので読んでみたが、ライトノベルは星5が多いことに後になって気づいた。
FF7だった。
立場は逆だが名前も似てる。ザックとザックス。
ヴィンスのような人間は実際に存在していて、人類を今まで永らえさせたのは、そういうごく少数の無名の人達だと本気で信じている私。
少年漫画系の感動もの。ミステリ部分はおまけ。
林真理子の後にこれを読むと文体の落差が凄い(笑)
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お菓子屋さんのエピローグは微笑ましく読めたけど、みんな魅力的なキャラクターだったから勇者パーティの面々とアレクシアでの会話やエピソードがもう少し読みたかったなぁ。
ライトノベルに分類されるのかな?
ライトノベルの定義をよく分かっていないけど、現代に通じるようなフレーズも所々あってそうだよなぁ…と頷きながら読んだ。
中でも印象に残ったのが以下のフレーズ。
「わたしたちはみんな弱くて卑怯者だ。自分たちは何もしないのに、勝手に期待して、勝手に失望して、勝手なことを言う」
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一瞬で読んでしまった。
ミステリー要素は少しだけれども、物語としてしっかりしていて、全体的に優しさに満ちた小説でした。
誰にでも進めてしまいそう。
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YouTubeで勧められていたのを見て購入。
構成で魅せる物語で、断章ごとに視点人物が変わる構成は、必然なのだろうけど、そのせいか、心まで持って行かれるといった感じはしなかった。
挑戦は見事だし、完成度も高い。
本屋大賞を狙ってほしい。
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魔王を倒した勇者がその帰路で殺されたのは何故か、
というのを調べていくファンタジー系ミステリー
・・・と思っていたらいい意味で裏切られました。
一緒に魔王と戦った仲間たちの語りから回想が始まり、
勇者の本当の姿が描かれていきます。
そして、少しずつその真相に近づいていくのだけれど、
実はちょっと違っていて、
最後はほっこりした気持ちで読み終えられます。
それ、伏線だったの?って思うようなことが優しく回収されていて、
ちょっとクスッとなってしまいました。
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優しい物語。
いろんな人の視点で書かれていますが、くどさは無くて寧ろ読みやすかったです。
ライトノベルですが、意外と誰でも薦められる作品かと!ずっと読みたかったので、読めてよかった!
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本屋大賞願ってます!
正直、本当に正直なことを言うと、
『うーん…ラノベねぇ…ラノベかぁ…』という
今思えば本当に酷い気持ちを持っておりました…。
すみませんでした。
さて、本書のタイトルから、この小説は
【勇者を殺したのは一体誰か】というのが
ポイントかと思い、読み進めていきました。
実際、それがわかる瞬間にはゾワっとしましたし
よく練られた小説だとも思いました。
ただ、種明かしは割と早い段階でされましたので、
この本の本質はこれじゃないのかな…と何を伝えたいのだろうと考えて読むようになりました。
ミステリー小説が謎の解明だけで終わらないところに新しさを感じました。
(伝えたいことは、後書きで深く納得しました)
ただ、ミステリー的な面白さだけではないところ、
とてもとても勇気づけられる本であるところが
素敵だなぁと思いました。
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電子書籍で読ませてもらいました。
最近読書欲が湧かずに停滞していましたが、ラノベに手を伸ばし読んでみた所予想より面白く、スラスラと読めました。特に最後の方はどうなるのか気になって一気に読みました。そう来たかと思わせつつ、最後はうまくまとまり、ハッピーエンドに終わったと私は思えたので良かったです