紙の本
微妙すぎて
2023/10/31 04:20
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る
あらすじ読んでおもしろそう、わくわくして読んだら物足りないのなんのって…
あっという驚きや主人公と一緒に推理してみるみたいな展開もなくて、ただ事実だけが並べられている感じで、刺激のない読書でした。
これ、シリーズ化を視野に入れてるのかもですが、続き出たとして読むかはとても微妙。
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ネタとプロットは悪くないと思うけど、行間の描写が圧倒的に足りなくて読みずらい上に展開が淡泊。なんか作者が表現したいことの1/3くらいしか描写できてないんじゃないかな。
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もうちょい猟奇的な話なのかと思ったけど、意外にストーリーはマイルド。さらっと読めるミステリでした。
赤ずきんや白雪姫などになぞらえた犯行予告と殺人事件。暴露系YouTuberたちを巻き込んでの事件の結末は…
舞台がおもいきり馴染みのある場所ばかりで、親近感。
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黒宮さん無双すぎて、早々に犯人分かっちゃったので盛り上がりにかけるっていうか、起承承結って感じだなーってなっちゃった。サラサラっと読めるサスペンスドラマ系
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裂かれた腹に石を詰められ、特殊詐欺グループの男が殺された。死体のそばに置かれていたのはグリム童話の一ページ。男は『赤ずきん』の狼に見立てて殺されたのだ。
その事件を皮切りに、焼けた鉄の靴を履かされて死ぬまで踊らされた『白雪姫』の母親、作中の妻たちのように吊り下げて殺された『青髭』の男など、童話の悪役を想起させる殺人が次々と起こる。戦慄のサスペンス・ミステリー!
あらすじを読む限り、凄惨な描写を覚悟していたのですが、思ったよりはそういった描写は最小限にとどまっている印象があり、比較的読みやすかったです。
刑事やYouTuberなどキャラの強い人達ばかりで、会話のやり取りも面白く、事件とのギャップがあって、軽快なミステリーだなと思いました。
ちなみに副題が刑事・黒宮薫の捜査ファイルということですが、てっきりその部下の犬走が主役だと思っていたくらい、黒宮よりも犬走が活躍していたように感じました。
最後に黒宮が推理を披露するということで、全部黒宮が主役を持ってかれた感がありました。
なぜ見立て殺人になったのか?それに至るまでの動機やトリックといったものが面白く、手が込んでいるなと思いました。
ただ、じっくりと見立て殺人事件を描いていた分、謎を解くのがあっさりと早く終わった印象がありました。
これだけ手の込んだ事件なのに、刑事の鮮やかすぎる推理には思わず「はやっ」と思ってしまいました。
そこからはトントン拍子に解決へと導いていくので、ある意味では意表をつかれました。
字数が限られていたためか、じっくりと真相に辿り着いてほしかったなと個人的には思いました。
手軽にミステリーを楽しみたい方にはお勧めですが、推理もじっくり味わいたい方にはあっさり過ぎて充分楽しめないかなと思いました。
ただ、トリックやキャラが強い登場人物は面白かったので、続編も期待したいなと思いました。
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ミステリーを初めて読みたい人にはちょうどいい長さ、内容ではないのかなぁと思いました。
ドキドキ、ワクワク感はあまりなく、淡々と進む感じでミステリー好きとしては物足りない感じ。
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グリム見立ての連続殺人事件ミステリを書きたかったんだなぁということは伝わった。
"黒宮薫の捜査ファイル"というサブタイトルが付いているが、まだシリーズ化はされていない?
これが一作目なら、もう少し人物設定、描写を丁寧に書いてもらいたかった。
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赤ずきん、白雪姫、青髭と童話のように殺されていくところは背筋がひやりとした。最後はやるせない結末。どこで間違えちゃったのかな。
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会話文が多く読みやすいライトノベルみたいな印象。
暴露系YouTuberなど最近の話題もあり、重苦しくなりすぎない。
犯人は白雪姫の時点で分かったのもあり、見立て殺人が何のために行われているのかも分かりやすかった。
登場人物は警察官がメインだけどリアリティは薄く、あまり好意的に見れなかったので残念。
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女性と男性のバディ、刑事ものミステリー。
女性と男性ものにありがちなどっちかが危機になって……みたいな展開はなかったので、良かった。
しかし、なんと言えば良いのだろうか。可もなく不可もなくと言った印象。現実に近いというのだろうか。ストーリー的に劇的に盛り上がったりするシーンが特にない。逆に言うと盛り下がるシーンもなくて、一気に読めた。
童話になぞられた殺人が4つ収録されているが、1冊で一事件タイプの小説。しかし前述したようにフラットで読めるので、重たいのや自分に合わない小説を読んだ後リセットするのにちょうどいいミステリー。このシリーズの続きがあれば読んでみようとは思う。
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名探偵女刑事と部下の男刑事のバディもの。
童話の見立て連続殺人というストーリーはわかりやすくて楽しめましたが、なんだかあっさりというか、登場人物が活かしきれていない気が。
黒宮の名探偵振りが唐突な印象です。他にも色々伏線のように後から回収されていたり繋がっていることもありましたが、本筋とあまり関係なくそこを省いてもう少し掘り下げても、、、という感じでした。
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赤ずきん、白雪姫、青髭の妻とグレーテル。残酷なグリム童話第1版をモチーフとした殺人は犯人が腹を引き裂いてでも欲しいものがあったから。時間差トリックが全てに関係していたがきっと私にもできるほどの簡単な物で、でもきっと思いつけないような物。どんでん返しはなかったけどやっぱり数日にかけて読むのはミステリー向いてないよね。黒宮刑事の過去は中々に壮絶で腫れ物扱いも納得の理由だったし彼女にフューチャーした続編を待ちたい。