紙の本
人間の便利の最たるもの
2023/11/18 10:06
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投稿者:ニッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
科学技術は、戦争などを除き、基本的には人間の便利のために発達してきた。その最たるものの一つは自動車であろう。自動車ほど進化が早く興味深いものはあまりない。
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自動車産業の黎明期から、日本車の躍進、低燃費・EV・自動運転の時代における中国の台頭まで。クルマが牽引した近現代史。
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親族も属していたクルマ業界が対象で、その成り立ち・歩みとこれからを描く歴史的経緯・構想、無駄なくコンパクトに、しかし時に人物を含む特異なエピソードを交える粋な語り口に、時間も忘れて読みふけった。
点でしか知っていなかったモビリティの世界の名前と出来事が、どんどん線で結ばれていく感覚だった。
若い頃に旅行したことのあるチェコやハンガリーも時期と在り方は違えど登場し、目にしたクルマの数々を思い出すに至った。
当該業界から見た歴史ほど面白い読み物はない。
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自動車業界ってマジで買うか買われるかの戦国時代をずっとやってるんだな…。エアバッグ作った人が日本の規制で発売できなくて自殺した話切なかった。
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自動車業界の人は、特に読んでおくべき一冊。
100年に一度の大変革、その最中ともいえる自動車業界の変遷を、政治的イベントも含めてわかりやすく解説された一冊。
自動車を軸に語られているので当然だが、現代史の知識も多少は求められるつつ、その興味を引き出してくれるような文体で、自分のような素人には比較的読みやすかった。
(構造自体はやや癖を感じるが、読みにくいというほどでもない。)
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自動車100年の歴史を通して各国の盛衰と国際関係をたどる楽しい一冊。たくさんの名車とともにレースの情報も盛り込まれている。
それはいいのだが、校閲が甘いような。自分がわかる範囲内でも、マクラーレンホンダの勝利を日本勢初のタイトルとするのは意味が分からない。同じ文章内でウイリアムズの勝利を説明しているのに。これってどういうことなんだろう。
やれやれですな。
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各時代で代表的な車と背景の歴史がまとまっており理解しやすかった。
概観を俯瞰するのに最適な一冊だと思う。