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新潟日報で連載されていたのを読んでいました。
QPちゃん、どうしちゃったの??
「反抗期」分かっているけど、あまりの変わり様にちょっとショックでした。
ポッポちゃん、よく耐えた!!
一緒に大島旅行できて良かったね!!
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文庫になってから買おうか迷っていました。でも、有隣堂さんで限定カバーかけてくれるということで買おうと決意。しかし、限定カバーが終わってしまっていてかけてもらえず…悔しい思いをしながら帰路につきました。展示してるカバーでいいのでかけてもらえばよかった…とクヨクヨ。そんな苦いをして1ヶ月ほどたち、冬休みになったので読み始めました。
やっぱり、ツバキ文具店シリーズ大好きです。前作から6年経っているお話てす。私は1年前くらいにツバキ文具店を読み始めたので、QPちゃんもう中学生なの!?とびっくり。読み始めると、安定の小川糸さんワールドで、グイグイ引き込まれました。
特に、「トキグスリ」は今の私にささりました。時間が解決してくれることも、多いんだと、凄く励まされました。
伊豆大島にも行ってみたいなと、行きたいところが増えました。鎌倉もちゃんと行って、聖地巡礼しないとだなと思ってます。
最近、学ぶための読書が多かったのですが、久々に趣味として楽しむ読書ができました。
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母としてのポッポちゃんが大変そうで
シリーズの空気感が変わってしまったと
嘆いたのも束の間......
胸いっぱいで読了しました
はぁ......
襲うとか、激しいとか
もっと言えば、勃つなんてワードも出つつ
面食らいはしましたけども
素敵な物語でした
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基本図書館派の私がここ数年で唯一買った本といえばこのシリーズツバキ文具店とキラキラ共和国。
大好きな小川糸さんの最新作がポッポちゃんなんて、読まない訳ないじゃない!
皆さんのレビューでなんとなーく内容知っていたけど、勿体ないからゆっくり読もうと思っていたのに、2日で読んじゃった。
バーバラ夫人が引っ越してたのは本当驚いた。
でもやっぱり最後にポッポちゃんを導いてくれる安心のバーバラ夫人。
QPちゃんの反抗期も可愛かったなぁ。
うちの娘も絶賛反抗期だから可愛くないんだけどね?
ちゃんと家族になったんだなぁっていうところがね。
反抗期ってさ、絶対的な信頼関係がないとできないじゃない。
私は反抗期なかったの。できなかったの。家庭環境が許さなかったの。
だから娘の反抗期も腹が立つしムカつくけど、ちゃんと反抗期ができて良かったなとも思うの。
ポッポちゃんとQPちゃんはましてや血の繋がりのない親子だからね。
それだけQPちゃんがポッポちゃんに信頼を寄せてそれだけの関係を築いてきたんだなって思うと胸熱で。
最後ポッポちゃんが泣いちゃって、ミツローさんも泣いちゃって、あらあら(^^)って思って本閉じたら私まで泣いちゃって。
今回もとても良い本でした。
余談だけど、これ読んで大島に行ってみたくなった!
どうやったら行けるか調べてみよう。
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私にとって大切な、小川糸さんの作品。
ツバキ文具店
キラキラ共和国
シリーズ前作から6年が経ち、『椿ノ恋文』を手にする。
「読み終わってしまうのがもったいない!!」
そんな思いといっしょにページをめくる。
ーー
これは、親子の話、迎える死、女性の立ち位置(母、妻、自分)という大きなテーマに包まれている。
そしてタイトル「椿ノ恋文」にあるようにラブレターが主軸になっている。
まず驚くのが、時間の流れ。
前作ではQPちゃんが小学校に入学する頃だった。
それが、高校受験!?
中3になってる〜
さらに、下の子が産まれてた!
小梅ちゃん、そして、蓮太朗くん。
なんとなんと、年子の小梅ちゃんと蓮太朗くんは、そろって小学校入学!?
これを冒頭1ページ目のポッポちゃんの手紙で知ることになる、、
ちょっと待って、頭が追いつかないわ……
と思いながらも読み進めると、
QPちゃんの反抗期!?
ポッポちゃんに口を聞かない、無視する、あきらかな反抗期…
あれ?思ってたんとチガウゥーーと叫びたくなるくらい、別世界に放り込まれる。
ポッポちゃんと呼ばれていた鳩子も母になり、しかも子どもが3人となれば、目の回る忙しさだ。ミツローさんの包容力に穏やかな気持ちになっていたのは遥か昔、子育ての参加方法に文句の一つや二つや…出るわ出るわ。
鎌倉の町や店をわたり歩く時間もなく、日々奮闘してきたのだ。
下の子たちが小学校入学を機に、ようやく仕事の軌道を戻していく。
代書屋 雨宮(守景)鳩子 としてのリ・スタートだ。
子どもたちの母である自分、ミツローさんの妻である自分、そしてやっと、自分のための自分である時間を設けることができるようになった。
女性がかかえるジレンマをシーンごとに何度もぶつけてくる。
QPちゃんの反抗期はとても悩ましく、こちらまでふつふつしてくる……でも、何もできない!
親子といってもさまざまな関係がある。
血の繋がった親子、残される子どもを思う親、継母と子、義母と嫁、毒親と子ども。
関係がちかいだけに問題は複雑だったり言葉にできない感情がある。
それを一歩引いて他者が代弁してくれる、代筆での手紙というのは、なかなかな方法だと改めて思う。
そして手紙は残る。
いっしょに思いも残る。
見ればそのときの思いが蘇ってくるのだ。
ある日現れた来客から思わぬものを受け取る。
先代の書いたラブレター。
誰しも若かりし頃があり、恋心を抱くときがあった。
自分の生まれるまえの祖母の恋。
人生経験を積んできた今だからこそ、鳩子も先代の恋にも受け入れることができたのだろう。
色褪せた便箋と思いのこもった文字……
その時間があったからこそ、自分が存在して、子どもたちがいる。脈々と受け継がれていくのだ。
先代の最後の手紙に書かれた、いろは歌。
ーー
色はにほへど
散りるぬるを
我��世たれぞ
常ならむ
有為の奥山
今日越えて
浅き夢見じ
酔いもせず
(訳)
色は美しく照り映えていても
(花は)散ってしまうものである
私たち この世の誰が 永久に変わらないことがあろうか
いろいろなことがある(人生の)深い山を
今日も越えて(いくのだが)
浅い夢など見ることはしない
心を惑わされもしない
ーー
遥かむかし、いつの時代にか書かれた歌で締めくくった先代の生き様に、襟を正す思いになった。
こうして時が移り変わり、草木は移ろっていく。
各章が花で飾られて、鎌倉のツバキ文具店にも時が流れていく。
はぁ〜、一度読んだだけではまだ噛み締めたりない、、
鳩子だけでなくQPちゃんも大人になったなぁ。
【心に留めておきたいこと】
トキグスリ……
時の薬。時間というお薬。
時間が経つことで少しずつ見える景色が変わってくるから。毎日ちょっとずつ変わるから自分では気づかないけど、でもある日、あれ? 随分と目の前の景色が変わったなぁ、って気づくの。
それがトキグスリ。
そういう時こそ、思いっきり力を抜いて、流れに身を任せちゃう。そうしてればね、最後はぜーんぶ、笑い話よ。
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神奈川新聞で連載された小説です。単行本発売を待ってました。思春期のQPちゃんにハラハラさせられたいです。
連載は気づいてから読み始めたので、本を開くと「こういう始まり方だったんだ~」と喜んでます。
ポッポちゃんの世界が心地良いです。
連載時にあったしゅんしゅんさんの挿し絵が無いのが残念。別に本になってるから、買うしかないかな?
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小川糸さんの文章は読んでいて本当に心地よくて胸にしっくりはまってじんわり温かくなります。
読みながら、鎌倉の景色が鮮やかに浮かんで、出てくる風景や食べ物を一緒に味わっているような幸せな気持ちになれるのは、小川さんの表現力あってこそだと思います。
「 私の方が先に生まれて、立場上はお母さんだけど、だからと言って全ての面において私の方が優れているなんて、絶対にありえないのだ 」
鳩子さんの子供に対する考え方や接し方がとても好きです。
「 QPちゃんと出会ってからの月日が流星群のように美しい光の帯になって、私の脳裏を駆け抜ける 」
子への愛情をこんなに美しく表現できるなんて!
脱帽です。私も我が子が生まれてからのことを思い目が潤みました。
今回も濃い内容で大満足の一冊でした!
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久しぶりにポッポちゃん、QPちゃんに会えて嬉しい。
やっぱりいいなぁ。このシリーズ大好き♪
「反抗期のQPちゃん」「亡き祖母の秘めた恋」と気になるワードがたくさんの本作!
ラストは温かさに満ち溢れていてじんわりと幸せな気持ちになりました。
QPちゃんは反抗期と言ってもやっぱり可愛い。
大きくなったなぁ。
大島での母娘の会話に「あ、これ私も娘に言われたことある!」ってシーンがありました。
ツバキ文具店シリーズに漂う、優しくゆったりとし雰囲気が心地いい。シリーズを読むたびに鎌倉の町を散策したくなります。
それに毎度見事な代書に感動!
やっぱり手書きの手紙は温もりがあっていいものですね。
男爵にマダムカルピス、バーバラ婦人と懐かしい面々に心が弾む。そして新たな登場人物も、これまた個性的で魅力的。
久しぶりに会うバーバラ婦人は、やっぱり流石で素敵でした!
ラストのポッポちゃんの想いは、子どもを想う親の気持ちそのもの。
幸せな読後感にとても満たされた気分。
次作はポッポちゃんの子ども、小梅ちゃんと蓮太朗くんの話が読みたいなー。
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前作から間が空いてしまい、結構話忘れてた。代筆ってなんだか冷たいことしているんだな、子どものふりして謝罪の手紙書くのなかなか性悪だな、と読んでいてだんだん冷めていった。
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ぽっぽちゃんを取り巻く大きな変化とともに、どんどん人との繋がりが広がっていきました。
手書きのお手紙を読むのが毎回楽しみです。内容に合わせてぽっぽちゃんが代筆するお手紙の数々…素敵な切手を買って、誰かにお手紙を出したくなります。
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大好きなツバキ文具店シリーズ第3弾。
QPちゃん、大きくなっちゃって!親戚みたいな気持ちで読んでました。
懐かしい面々が元気そうで良かった!皆それぞれ自分の人生を謳歌している。
喜んだり悩んだり忙しかったけど、読んでいてホント楽しかった!この先もまだまだ登場人物の日々を知らせて欲しい。
ただ一つ、ミツローさんてあんな感じだったっけ?
生活を共にすると見えなかった頼りない部分も見えてきて、ちょっと残念。それがまた嘘くさくなくてリアルなんだよなぁ。
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大好きなツバキ文具店、の3作品目。
3人のママになったポッポちゃん。
毎日の家事育児に追われながらも、次女小梅ちゃん3人目の蓮太郎くんが小学校入学を気に代筆屋を再開。
男の子の親になるとは、鼻くそだのウンコだの単語が日常的に自然に紛れ、いつしかそれが当たり前になり、平気で言えるようになる、や、手っ取り早く外の世界へと連れ出してくれる本に無意識のうちに手が伸びる、そんな一文に激しく同意。
QPちゃんの反抗期や先代の話など、読みどころ満載だが、なんと言ってもやっぱり手書きのお手紙がどれも素敵。
手書きのよさ、温かさ、内容がどれもよき。
誰かにお手紙を書きたくなる。
大島も行ってみたいな。
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今回もとても良かった。
景色が目に浮かぶよう。
これからの守景家も気になるし、バーバラ婦人やパンティー、お隣さんもこれからどうなるのか。
鳩子さんとQPちゃんの母娘関係も大好き。
先代の恋バナも楽しかった。
続きが読みたいな。
なかなか手紙を書く機会は減ってしまったけど、久しぶりに書いてみようかな。
便箋選びも楽しいし、インクの色も悩むし。。。
悩む時間も楽しい。
ガラスペンで書いてみようかな。
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「ツバキ文具店」「キラキラ共和国」の続きのお話が読めるなんて!と楽しみに読みました。
子育てに奮闘中のぽっぽちゃんや、反抗期真っ只中のQPちゃん。
母から娘へ、娘から母へのお手紙を読んだ時には涙が止まりませんでした。
先代の過去のお話や、母と娘のショートトリップのお話も良かったです。
もっともっと続きが読みたい!
そんな素敵な作品です。
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懐かしいツバキ文具店の最新シリーズ。
ツバキ文具店は読んだのが昔過ぎて、細かいところは忘れてしまっていたのだけれど、いつ読んでもポッポちゃんの書く手紙は温かくて素敵だと思った。
反抗期真っ最中のQPちゃんからの手紙をたまたま電車の中で読んでいたら、号泣してしまった。
物語の途中までポッポちゃんとQPちゃんの関係は修復できるんだろうかとハラハラしていたので、物語の終盤はホッとした。
先代の恋の話も盛り込まれていて、今までとはまた違う展開の物語になっていると思う。
騒音トラブルのお隣さんとも和解出来てよかったなー。