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鎌倉にある代書屋さんが主人公の話。そういう店が本当にあるのかと思えてくる。素敵な話ばかりだ。手書きの何種類もの手紙が素晴らしい。私も何か頼みたい。
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設定も面白いし、登場する鎌倉を歩いてみてポッポさんの気持ち、本の余韻に浸ってみたいと思います。手紙も書きたくなりました。
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ふくふくと心に積もってくるような滋味深さを、じっくり味わいながら楽しみました。子育てや超現実的な恋のお話しもあり、今までの2作とはひと味違うかも。とはいえ周りの人との気持ちのやり取り、生活全てが愛おしく感じられることは変わらず、大切な一冊になりました。
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読書記録67.
#椿ノ恋文
家族が増え、悩みどころも変化するポッポちゃんの日々と先代の歩んできた道
新たな登場人物も魅力的かつ、この時代を生きる人らしさを描いている
身近な場所が作品の舞台だと読んでいて気持ちが弾む
子供の頃から通う本屋有隣堂さんで購入
椿ノ恋文オリジナルブックカバーも嬉しい
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ぽっぽちゃんもQPちゃんも超久しぶりなのに
すすすっと物語に入れました。
ずっと一緒にいたみたい!
あのお店のカヌレ、食べてみたいんですよー
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終わったのかと思っていた椿文具店シリーズが戻ってきた!鳩子はなんと子供を産んで立派な母親になっていた。
そして今回は先代のラブストーリー。楽しめました。
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さてさてさんの本棚から
早く読みたくて買ってしまった(笑)
カバー、表紙絵の優しい佇まいに見とれる
鳩子さんの成長にため息
優しく真剣に愛情深く生きている
あちらこちらと気をつかいながら……
それにしても挿入されている手紙
どれもいいなあ
私は友人たちから「手紙魔」と言われている
レターセットを集めるのが好き
すぐに誰かに送ってしまうのですぐになくなってしまう
ペンを選ぶなんてできないけれど季節とその人にあったレターセットを選ぶ
その人と話す気持ちで文を綴る
メールでは味わえないとても落ち着く時間
そう言えば中高生の頃「ペンパル」という外国の人とも文通していたなあ
今はアプリでできるんですって
ちょっとドキドキの場面もありましたが、しっとりとページを閉じました
小川糸さん、続編をお待ちしています
≪ 投函す 手書きの封書 愛をこめ ≫
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2023年51冊目。
大好きな、大好きなツバキ文具店。
物語はポッポちゃんの手紙から始まり、あれから家族が増えてQPちゃんが中学3年生に成長していた。時の流れは早い。
「誰かに褒めることはたくさんあっても、自分自身が褒められることはほとんどなかった」の言葉でポッポちゃんがすっかりお母さんになったんだなぁと実感。
「人のことを批判している暇があったら、自分のことを鏡に映してわが身を振り返るべきだ」の言葉にハッとして、「誰かにおんぶしてもらったら、今度は誰かをおんぶしてあげればいいんだ」にそんな風に生きていきたいと思った。
「人は笑うために生まれてくるんだ」
この物語が愛おしい過ぎて…こんなにも幸せな気持ちにしてくれる読書はやっぱりやめられない!
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すごく良かった。私も仕事と育児と家事に毎日追われているけれど、ポッポちゃんのように自分の時間を大切に地に足をつけた人生を歩みたいと思う。手紙を書くってことがほんとになくなってしまったけれど、先日、伯父さんに手紙を書く機会があり、縦書きの便箋に普段使わないような丁寧な言葉で手紙を書いたら、心がスッキリした。なんだろう。書くと言う動作のせいかもしれない。気持ちが整理されるのだ。それに、言葉をとても大切に思う自分がいて、新たな発見に驚くのだ。
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鳩子さんと似た思考をする癖があり、燃え尽き症候群や悶々と1人で悩んでエイッと出かける姿に今回の作品も共感しました。
作品に出てくる人が多くなればなるほど、エピソードを絞るのが難しいと思うのですが、きらきらと散りばめられていて輝いていました。
ツバキ文具店がきっかけとなってファンになったしゅんしゅんさんの絵に癒されます。
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ツバキ文具店の続編でやっと読めました。
独身で一人だったポッポちゃんがいつの間にかQPちゃんを含めて3人の母になっててびっくり。しかも年子なのに同学年だったら、そりゃ、文筆業はお休みですね。
本著は下の子どもが小学生になるので、文筆業を再開というところから始まります。
母になってのQPちゃんとの親子関係のもつれや夫婦問題、ご近所問題と前作とは違った環境で私生活もハラハラしながら読んだ。
仕事もいろんな問題を抱えた人を手紙でときほぐしていく様子は魔法のようだなぁと思いながら、1枚仕上げるのにこれだけの想いと時間をかけて練るんだからと祈るような気持ちで読んでいた。
ほっこりとさせられて、ホロリと泣ける。
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ヒロインが母親になって夫の娘との反抗期に悩んだり、夫との関係が微妙に塩対応だったり時間の経過が感じられた。子育てに追われて代筆の仕事出来なかった聞いていろいろ苦労多いんだなと思った。祖母の若かりし頃の意外な恋愛事情を通して、家族との関係が微妙に変化していく様子が興味深かった。
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ドラマの出来が良かったせいか鳩子を多部未華子を思い浮かべながら違和感なく読み進められた。前半は話の内容が今ひとつ盛り上がりを欠くも、後半はほのぼのと幸せな感じで読めた。またドラマ、やってくれないかなぁ。
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初めて読んだ「ツバキ文具店」の印象がとてもよくて、さらに主人公鳩子を多部未華子さんが演じられたNHKの同名ドラマも好きだったので、このシリーズは読むことにしています。
今回はQPちゃんの母親としてだけでなく、自分自身も出産を経験した鳩子が、先代の秘めた恋心を綴った手紙や葉書に触れ、改めて先代の心のうちを理解したり、代書の仕事を再開したことで、過去とこれからを見つめ直す、さらに成熟期に入った様子を読むことができます。
私も母親業をこなしましたが、血のつながった子でさえ、難しいのに血縁のない子の母親になった鳩子が、反抗期のQPちゃんに悩む姿も読みながら胸が痛みました。
このシリーズのいいところは、誰も傷つけることなく、幸せを掴んでいくところに、ホッとすることにあります。
今後このシリーズが続くのか、わかりませんが、きっと代書屋として、舞い込んでくる注文に人間性を問われるのだろうなと推測します。
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前二作品がとても好きだったので、発売を楽しみにしていました。数週間温めておいて、ついに読了。人生の幸せとは何か、鳩子ちゃんの心を通し、色々な考えを巡らせました。欲張ってしまいそうになった時、この本を開けば、自分の周りにある小さな幸せに気づけそうな気がします。