紙の本
何気ないけれど
2024/01/06 16:55
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ママさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
普通の何気ない毎日のようですが、そこにはやっぱり繋がりがあって、みんなそれぞれに事情があって…
とても読みやすく、暖かかったです。
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感想
隠したい秘密。墓場まで持っていく。でも重くなる。だから誰かに聞いてほしい。名前も素性も知らないあの人に。だからあそこにいるあの人に。
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鉄道が高架になっていてその下に人々がささやかに暮らしたり働いたりしている。都会の何処かの、ひそやかな場所ですね。ある程度年齢を重ねて、様々な思いを抱えた女性たち、何とも魅力的です。ベーコン醤油ライスが何度も登場しますが、美味しそうなこと!
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思っていた内容とは異なりましたが、おもしろかった。
どこにでもいそうな主人公の日常をのほほんと覗いてる感じ。
登場人物のキャラも良いし、とにかく読みやすかった。
作者のあとがきを読んで他の作品も読みたくなりました。
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ちょっと変わった場所に住んでいる30代女性のお話し。
主人公の美子の何気ない毎日、出会う人達…でも本当は何事もないわけではなくて誰にでも何かしらあるんだよ…というのを『確かにそうだよね』って思いながらあっという間に読めてしまいました。ところどころ笑わせてもらいながら…。
やっぱり吉田篤弘さんの世界観好きです。
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久しぶりにこういう感じの本を読んだ。雨の日に、雨の音を聞きながら読みたい感じの本。
苦ーいコーヒーが飲みたくなった。あとベーコン食べたい。
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現実的に有り得ない設定というわけでもないのに、何故かリアルに想像できず…… なんだかずっとふわふわした気分です。
でもなんだか癖になる世界観で、読み終わってすぐ、再読したくなっています。きっとまたすぐに
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鉄道の高架下商店街〈晴天通り〉で働く美子の前に、コーヒーと銭湯が好きな探偵が現れる。話を聞いた町の人たちは、それぞれの秘密を語りはじめる。
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2023年99冊目
吉田篤弘さん/なにごともなく、晴天
吉田篤弘さんの描く、「優しくゆったりとした日常」を堪能できる作品。
吉田さんの描く「ご近所」「食堂」「喫茶店」の雰囲気が大好きなのです。
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後れ馳せながら、今、読み終わりました❕良かったなぁ、私には。今年上半期の中でも、印象深い作品でした。読み終えるのが惜しい、でも次の頁へは進みたい、半ばする思いのシーソーに揺られつつ、静かに読み進んでました。吉田サンのは他にもクラフトサンの頃から数多く読んで来ていますが、その中でも、ことに何かいつまでも余韻の残る「佳品」と思えました
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高架下の物語。大きな事件は起こらないけど、日常過ごしてるさもありなんなエピソードが連なっていく。文体も軽やかで読みやすいんだけど、なぜか読み切るのに時間を要する吉田作品、今回も然り。
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どこかにありそうでどこにもない日常が広がっていて温かいようなすこし寂しいような不思議な感じ。
お饅頭をはやく食べたいのに素知らぬ顔をつくるむつ子さんがなぜかとても愛おしく思った。そういうの、あるよなあ。
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高架下で暮らす美子と周りの人たちの日常が、ゆっくりと語られていく心地よい本。
喫茶店で(カフェではない)、美味しい飲み物と、少しの甘いものと、穏やかに読みたいような本だった。
短い1話ずつにつけられたタイトルが、単純な動詞だけれど妙。
1話ずつがちょうど読みやすい長さで、すいすい読み進められるのだけれど、いつか、もっとゆっくり、じっくり味わって再読したい。
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文庫のショートケーキに惹かれて皆さんのレビューを読んで気になった本作。
読んで見て、もう一度皆さんのレビューを読んで納得。
こーゆー本だったのかと。
面白くないわけでもないし美子の恋の行方も君子さんも気になるけど、うーん。
表紙が好みじゃなかったら買わなかったかな。
残念。なにがどーのじゃないのだけど私にはイマイチだったかな
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高架下のお店の人たちを中心に、銭湯で出会った元探偵さんとのおはなし。
大きな何かがあるわけではなく、ただ日常の人間模様が描かれているのだけど、この波のない感じホント大好き。
食堂も行ってみたくなるし、いわゆる銭湯にも行きたくなる。